たこさんの秋吉台日記

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12月10日 カラスザンショウ(老木)

2008年12月10日 | Weblog

カラスザンショウ〈烏山椒/別名アコウザンショウ〉(ミカン科 サンショウ属) 
                                    花期は7~8月。
河原や崩壊地、伐採跡などに生える高さ15mになる落葉高木。雌雄別株。
枝に鋭い刺が多い。
樹皮は灰褐色で、成木になるといぼ状になった刺のあとが目立つ。
葉は互生。枝の上部に集まってつく。大形の奇数羽状複葉で小葉は7~15対、
長さ5~15cmの長楕円状被針形~被針形、
先は尾状に鋭くとがり、基部は円形、ふちには浅い鈍鋸歯がある。
枝先に13~20cmの散房花序を出し、緑白色の小さな花を密につける。
果実は3個の分果に分かれる。
分果は直径3~5mmの平たい球形、灰褐色でしわが寄る。
11~1月に熟し、裂開して直径3~4mmの光沢のある黒い種子を1個出す。

【 ①今年の開花確認はこの株でした ― 長登 】

08年12月9日 撮影
この木の高さは10m近くあります。

【 ② 枝は 】


08年12月9日 撮影
【 ③ 樹皮は灰褐色


08年12月9日 撮影
「成木になるといぼ状になった刺のあとが目立つ」

【 ④ 若い枝 ― ②の左方に写っている濃い色の枝 】


08年12月10日 撮影
「枝に鋭い刺が多い。大きな葉痕が目立つ」

【 ⑤ 葉は全て落ちて、果実がなっているのが見えます 】


08年12月9日 撮影
【 ⑥ 果実を望遠レンズで撮影 】


08年12月10日 撮影
「分果は直径3~5mmの平たい球形、灰褐色でしわが寄る」

【 上の画像を拡大しました 】


08年12月10日 撮影
「11~1月に熟し、裂開して
直径3~4mmの光沢のある黒い種子を1個出す」


* * * * *  こんな時もありました  * * * * * *
(今年初夏~秋、カメラとレンズの相性が悪かったことと、家庭の事情で、
昨年以前の画像を使用することが多いのですが、お許し下さい)

【 上の果実の株、今年開花確認の画像です 】


08年8月9日 撮影
雌株か雄株か気にしないまま撮りましたが、雌花序だったのですね。
カラスザンショウの手前にはヌルデがあって、
花の時にこの株は、高いところの枝先しか見えませんでした。

【 上とは別の株です ― 大正洞上の林道わき 】


07年7月24日 撮影
「葉は枝の上部に集まってつく。大形の奇数羽状複葉」

【 上の画像を拡大しました 】


07年7月24日 撮影
過去の花序の画像も全て(高いところでしか咲かないこともありますが)
雄花か雌花か分からない画像ばかりです。来年は必ず望遠レンズで撮ります。


日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。

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