たこさんの秋吉台日記

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12月11日 カラスザンショウ(若木)

2008年12月11日 | Weblog

カラスザンショウ〈烏山椒/別名アコウザンショウ〉(ミカン科 サンショウ属) 
                                    花期は7~8月。
河原や崩壊地、伐採跡などに生える高さ15mになる落葉高木。雌雄別株。
枝に鋭い刺が多い。
樹皮は灰褐色で、成木になるといぼ状になった刺のあとが目立つ。
葉は互生。枝の上部に集まってつく。大形の奇数羽状複葉で小葉は7~15対、
長さ5~15cmの長楕円状被針形~被針形、
先は尾状に鋭くとがり、基部は円形、ふちには浅い鈍鋸歯がある。
枝先に13~20cmの散房花序を出し、緑白色の小さな花を密につける。
果実は3個の分果に分かれる。
分果は直径3~5mmの平たい球形、灰褐色でしわが寄る。
11~1月に熟し、裂開して直径3~4mmの光沢のある黒い種子を1個出す。

実は、カラスザンショウを12月4日のフユザンショウに続いて書こうとしたのです
が、開花確認をした老木のその後を見ていないことに気づき、雌株と分かった
ら果実を望遠で撮りたくなって、結局2カ所のカラスザンショウを観察しました。
そこで、できて10年ほどになる作業道に入り込んでいる若木も書くことにしました。

【 ① まだ葉がしっかりついている株も ― 青景で 】

08年12月10日 撮影
【 上の画像を拡大しました 】


08年12月10日 撮影
果実が見えないので、この株は雄株ですね。

【 ② こっちは雌株 ― 青景で 】


08年12月10日 撮影
【 ②の樹皮は 】


08年12月8日 撮影
【 ②を望遠レンズで 】


08年12月10日 撮影
【 上の画像を拡大しました 】


08年12月10日 撮影
5mくらいの近くなので、昨日の老木より鮮明に撮れました。

* * * * *  こんな時もありました  * * * * * *

【 ③ 】


08年8月24日 撮影
【 上の画像を拡大しました 】


08年8月24日 撮影
ここ青景には、同じ若い株がたくさん生えているので、これがどの株のものか
覚えていないのです。来年は、雄花序・雌花序をしっかりと撮ろうと思います。

日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。

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