ササバラン〈笹葉蘭〉(ラン科 クモキリソウ属) 花期は6~7月。
日当たりのよい草原に生える多年草。
葉は狭長楕円形で、長さ8~16cm、縦縞が顕著で鋭尖頭。
花茎は高さ20~30cmで直立し、
汚紫色、ときに黄緑色の花をまばらに多数つける。
ササバランの開花確認は7月2日で、画像の株でした。
今は草原のあちこちで姿を現し始めたので、
間もなく、昨年同様にたくさん見られるようになると思います。
06年7月9日 撮影
一番右の花茎の高さは20cm弱。
【上の画像の一番右の花序です】
06年7月9日 撮影
この花の色は、黒みがかった赤茶色で、えび茶色でしょうか。
「苞は3角状被針形。萼片は被針形でやや鈍頭、長さ6mm。
側花弁は線形で、萼片より少し長い。
唇弁は倒卵状くさび形で反曲し、中央に浅い溝があり、長さが萼片と同長。
蕊柱は長さ4mm、上縁に浅い翼がある」
ラン科の花の作りは難しいですね。
図鑑の記述と照らし合わせながらの勉強でした。
【近くの別の株です】
06年7月9日 撮影
高さが同じくらいのササに混じり合って咲くので、こんな調子になります。
【上の画像を拡大しました】
06年7月9日 撮影
こちらは、黄色がかった赤茶色。
もっと紫色に近いのから黄緑色まで、花の色は少しずつ違い、
濃い色や淡い色までいろいろあって、楽しめます。
きょうは青空が広がって、真夏の日差しでした。
小さな花をかがんで撮ると目に汗がしみて痛く、「あら、もう夏!」と。
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