たこさんの秋吉台日記

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7月10日 ネムノキ

2006年07月10日 | Weblog

ネムノキ〈合歓木〉(マメ科 ネムノキ属) 花期は6~7月。
夕方になると葉が閉じて垂れ下がり、眠ったようになるのでこの名がある。
川岸や原野に多い高さ10mになる落葉高木。
葉は互生。
長さ20~30cmの2回偶数羽状複葉で、7~12対の羽片がほぼ対生する。
羽片には小葉が15~30対対生する。
枝先に淡紅色の花が10~20個頭状に集まって咲く。
花弁は中ほどまで合着し、長さ約8mmの漏斗状。


夜になると小葉は閉じて眠るネムノキ。
花は、葉の動きと逆らうように夕方咲き始め、
朝、太陽が出てきて葉が起き始めるとしぼみ始めます。
ですから、“一番きれいな時”を撮るのが難しい花なのです。


06年7月3日 撮影
【曇り空の昼間の花】


06年7月7日 15:30 撮影
【上の画像のつぼみにピントを合わせました】


06年7月7日 15:30 撮影
もうここまで開いています。
24時間後には、上の画像の後ろの花と同じような姿になっているはず。

【夕方、開花途中の花】

06年7月7日 17:30 撮影
「雄しべは多数あり、長さ3~4cm、花の外に長く突き出てよく目立つ」
この日は1日中曇りでした。夕方5時半、ここまで開いていました。
雄しべが伸びきっていない花と、眠り始めた葉。

今、ネムノキが目立っていますが、今年は特にきれいに感じます。
きょうは、台風の影響で風が強く、開花確認のためだけの画像しかなく、
これまで撮ってきていたネムノキを書きました。


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