たこさんの秋吉台日記

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11月26日 ナキリスゲ

2006年11月26日 | Weblog

秋吉台で見つけているスゲのうち、秋に開花し熟すのは、ナキリスゲ・コゴメスゲ・
センダイスゲ・フサナキリスゲの4種。これを画像整理を兼ねて書くことにしました。

ナキリスゲ〈菜切菅〉(カヤツリグサ科 スゲ属) 花期は8~10月。
葉のふちがざらつき、菜も切れるという意味。
平地から山地の疎林に生える高さ40~80cmの常緑の多年草。
茎や葉は密に叢生して大きな株を作る。 葉は暗緑色でかたく、
幅2~3mmの線形。茎の上部から長い柄を1~3個出し小穂を多数つける。
小穂は長さ1~3cm、幅3~4mmで、上部に短く雄花を、下部に雌花をつける。
果胞は鱗片より長く、長さ3~3.5mmの扁平な広卵形で、刺状の毛が密生する。
柱頭は2個。

茎や葉は密に叢生して大きな株を作る

06年8月31日撮影
茎の上部から長い柄を1~3個出し、小穂を多数つける


06年8月31日撮影
【上の画像を拡大しました】


06年8月31日撮影
「上部に短く雄花をつけ、下部に雌花をつける」

【ナキリスゲ(上)とコゴメスゲ(下)の小穂】


06年9月11日撮影
コゴメスゲを見つけるためにナキリスゲを持って歩き、確認後に撮った画像です。

【ナキリスゲにピントを合わせた画像を拡大しました】


06年9月11日撮影
「果苞は鱗片より長く、長さ3~3.5mmの扁平な広卵形。刺状の毛が密生する」

【10月29日、真崎博先生に確認していただきました】


06年10月30日撮影

* * * * *
きょうは、山口市徳地で「森の案内人養成講座」を10時~15時受講しました。
今回は4回目で、テーマは、「健康増進―歩くことから始めよう」
自分にとって50%の運動強度に相当する脈拍数を計算したら、私は115。
これに到達するまで歩く速度を段階的に上げて行き、段階ごとに脈拍を数えます。
「あ、ペースにのってきたぞ」と思ったら終わるので、とうとう最後まで汗もかかず、
脈も乱れず・・・、普通の人が「きつい」と言っても、私にはまだ序の口状態でした。
秋吉台を歩きながら、見るものがない時には時間が惜しくて速歩きしているのが、
苦労もせずに、結構健康増進に役に立っているのだということが分かりました。


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