キヨスミヒメワラビ〈別名シラガシダ〉(オシダ科 カツモウイノデ属) 常緑性。
葉柄は長さ20~50cm、鱗片を密生する。
葉柄基部の鱗片は開出し、卵形、薄く、葉が若い間は白色半透明、
のち次第に褐色となる。
葉身は広卵状長楕円形、鋭頭~鋭尖頭、基部は円形、長さ35~55cm、
3回羽状中~深裂し、羽片は10~15対、中軸にほぼ直角につき、
線状長楕円形、鈍頭、短い柄があり、羽状に中~深裂する。
裂片は線状長楕円形、ほとんど全縁か微鋸歯縁。
胞子嚢群は裂片の辺縁近くにつき、円形、包膜は円腎形で辺縁は不斉。
本州(関東地方以西)・四国・九州の各地に分布し、
暖地の山中でやや陰湿な林下に生じる。
陰湿な林中を歩くと、葉柄や中軸に白い鱗片が目立つ葉が、横に広がように生
えているキヨスミヒメワラビによく出くわし、「なるほどシラガシダ」と納得します。
【この葉身は50cmほど】
08年1月3日 撮影
【葉柄・中軸に「しらが状」の鱗片】
08年1月3日 撮影
【羽片は10~15対、中軸にほぼ直角につく】
07年12月5日 撮影
【線状長楕円形、鈍頭、短い柄があり、羽状に中~深裂する。】
07年12月5日 撮影
「裂片は線状長楕円形、ほとんど全縁か微鋸歯縁」
【上の画像を拡大しました】
07年12月5日 撮影
「胞子嚢群は裂片の辺縁近くにつき、円形」
【上の画像を拡大しました】
07年12月5日 撮影
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