たこさんの秋吉台日記

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12月27日 ヌルデ

2008年12月27日 | Weblog

ヌルデ〈白膠木/別名フシノキ〉(ウルシ科 ウルシ属) 花期は8~9月。
幹を傷つけるとしみ出す白色の樹液を器具などに塗ったことによる。
林縁に普通に生える高さ5~10mになる落葉小高木。雌雄別株。
葉は互生。長さ30~60cmの奇数羽状複葉で、葉軸に翼があるのが特徴。
小葉は3~6対、長さ5~12cmの長楕円形または卵状長楕円形で、
先は鋭くとがり、基部はくさび形または円形。ふちには粗い鈍鋸歯がある。
白色の小さな花を円錐状に多数つける。
花序は長さ15~30cm、花序の軸には淡褐色の毛が密生する。
果実は核果。直径約4mmの扁球形で、10~11月に黄赤色に熟す。


【 今年はヌルデの果実も目立ちました 】

08年12月27日 撮影

08年12月10日 撮影
【 樹皮は褐灰色で赤褐色の皮目が目立つ 】

08年12月10日 撮影
【 目の近くの果序を 】

08年12月3日 撮影
核果は直径約4mmの扁球形  】

08年12月3日 撮影
【 上の画像を拡大しました ― 外果皮には茶褐色の細毛が密生 】


08年12月3日 撮影
「花序の軸には淡褐色の毛が密生する」

* * * * *  こんな時もありました  * * * * * *
(今年初夏~秋、カメラとレンズの相性が悪かったことと、家庭の事情で、
昨年以前の画像を使用することが多いのですが、お許し下さい)

【 花は真夏から晩夏にかけての厳しい暑さの中で咲く 】


08年8月7日 撮影
「白色の小さな花を円錐状に多数つける」
「葉軸に翼があるのが特徴」

【 過去の花の画像は全て雄花でした ― 深く反省 】


07年9月2日 撮影
「花弁は5個、長さ約2mmの楕円形。
雄花の花弁は反り返り、雌花の花弁は反り返らない」

日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。

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