たこさんの秋吉台日記

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9月7日 ミズマツバ

2007年09月07日 | Weblog

ミズマツバ〈水松葉〉(ミソハギ科 キカシグサ属) 花期は8~10月。
3~4個ずつ輪生した葉を松の葉に例えたもの。
水田や湿地に生える高さ3~10cmの1年草。
葉は長さ0.6~1cm、幅1~2mmの狭被針形。先は切形でわずかに2裂する。
花は淡紅色でごく小さく、花弁はない。雄しべは2~3個。
果はほぼ球形で、長さは萼の2倍ほどあり、熟すと3裂する。

昨日、ホシクサのそばで生えていました。昨年までも目に入っていましたが、
小さくて、水に浸かっているので撮りにくく、調べる気がしなかったのです。
辺りを注意して見たら、大きいものでも4cm弱ですが、たくさん生えています。

今日同行の友人は湿地の植物やイネ科・カヤツリグサに関心があり、
「こんな小さな植物に、ミズマツバがあります」。もらった情報はこれだけでしたが、
これを手がかりに手持ちの全ての図鑑でミズマツバを調べ、同定できました。

【一番大きい株を ― 高さ4cm足らずです】

07年9月6日 撮影
【上の画像を拡大しました】


07年9月6日 撮影
「葉腋にある直径1mmほどの粒は、花かもしれない」と撮ったのです。

【今日、撮り直しました ― 昨日とは別の株】

07年9月7日 撮影
肉眼では分からなかったのですが、雨で植物全体が水に覆われていました。
左上に写っているのはまだ刈られていないイネなので、
早く撮りに行かないと稲刈りで消えてしまいます。

【上の画像を拡大しました】

07年9月7日 撮影
「葉は3~4個ずつ輪生。長さ0.6~1cmの狭被針形。
先は切形でわずかに2裂する」

上の方のは花?下方のは果実?


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