たこさんの秋吉台日記

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4月2日 オトメスミレ・アカネスミレ

2007年04月02日 | Weblog

オトメスミレ〈乙女菫〉(スミレ科 スミレ属) 花期は4~5月。
タチツボスミレの白花品で、唇弁の距に紫色が残っているもの。
牧野富太郎が箱根の乙女峠で発見したもので、各地で見つかっている。

【日当たりのよい林道の斜面で、数株が咲いていました】


07年4月2日 撮影
一昨年、ここで見つけた白花のタチツボスミレはオトメスミレだったのだと、今、思うようになりました。 昨年ここでは、葉は見られましたが花が咲きませんでした。

【上の画像を拡大しました】


07年4月2日 撮影

07年4月2日 撮影
【葉と托葉を】


07年4月2日 撮影

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アカネスミレ〈茜菫〉 花期は4月。
日当たりのよい山野に生える高さ10cmほどのスミレ。
葉、花柄、萼などのほか、子房や果、唇弁の距に短毛が生える。
葉は束生し、花期には長さ2~4cm、幅2~3cmの狭卵形~卵形。
花は淡紅紫色~紅紫色で紫色のすじが入る。花弁は長さ1~1.3cm。
距はやや細くて長さ6~8mm。

【草原の日当たりのよい平坦な場所で、10数株がかたまって咲いていました】 


07年4月2日 撮影
遠くから見えた時、赤みが強いニオイタチツボスミレと思いました。


07年4月2日 撮影
近づいたらすぐにアカネスミレと分かるほどの色合いでした。
ここでアカネスミレを見たのは初めてで、ニオイタチツボスミレが咲く所なのです。

【茜色のスミレです】


07年4月2日 撮影
「側弁の基部には毛が密生する」

【毛が多いスミレ】


07年4月2日 撮影
「全体に毛が多く、特に距や子房、果実などに毛があるのが大きな特徴」

【葉は】


07年4月2日 撮影
「ふつう微毛が生え、両面とも明るい緑色」

今はスミレがきれいにたくさん咲いているので、目に入るたびに名前を唱え
ながら歩いていますが、一番色々違った姿を見せて悩むのがコスミレです。
スミレの同定は難しいけど、楽しんでいます。


※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。


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