スズサイコ〈鈴柴胡〉(ガガイモ科 カモメヅル属) 花期は6~9月。
つぼみが鈴のようで、全体の感じがミシマサイコに似ていることによる。
日当たりのよいやや乾いた草地に生える高さ40~100cmの多年草。
葉は対生。細長く、やや厚い。
茎の先や上部の葉のつけ根に黄褐色の小さな花をまばらにつける。
花は直径1cmほど。花は早朝に開き、日が当たると閉じる。
朝から雨の今日、草原のあちこちでスズサイコがパッチリと開いていました。
【①花が黄緑色に近いスズサイコ】
07年6月22日 撮影
【①の花】
07年6月22日 撮影
【②花が褐色に近いスズサイコ】
07年6月22日 撮影
【②の花】
07年6月22日 撮影
「花は早朝に開き、日が当たると閉じる」
ですが、秋吉台では今の時期、17時半ごろには開き始めます。
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コカモメヅル〈小鴎蔓〉(ガガイモ科 オオカモメヅル属) 花期は6~8月。
山野の草地に生えるつる性の多年草。茎は細くて長く伸びる。
葉は対生し、三角状卵形~卵状被針形で、先はとがり、基部は浅い心形。
花序はよく分枝し、大きくまばらに散開して普通その付け根の葉よりも長い。
花は直径4~5mmで暗紫色。
細いつるでほかのものにしっかりと巻きついて伸びるコカモメヅルの花も、
スズサイコ同様、日が当たると閉じ始めますが、きょうは朝から雨なので、
この林縁には午後2時ごろに来たのに、パッチリと開いていました。
【①細いつるでほかのものにしっかりと巻きついて】
07年6月22日 撮影
【②薄暗くてピントは合っていませんが・・・】
07年6月22日 撮影
【②の花序】
07年6月22日 撮影
花序はよく分枝し、大きくまばらに散開し、花は直径4~5mmで暗紫色」
【昨年の画像です】
06年8月17日 撮影
【上の画像、右上の花序】
06年8月17日 撮影
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日差しがある昼には開いた花が見られない、ガガイモ科の花を2つ書きましたが、
日が当たってきても、コカモメヅルの方が、花の閉じるスピードは緩やかです。
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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