たこさんの秋吉台日記

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7月4日 イガホオズキ

2006年07月04日 | Weblog

イガホオズキ〈毬酸漿〉(ナス科 イガホオズキ属) 花期は7~10月。
山地の林内に生える高さ50~70㎝の多年草。
葉は長さ2~4㎝の柄があり、卵形~広卵形。
花は葉腋から下がってつき、花冠は淡黄白色。広鐘形で直径5㎜ほど。
液果は球形で直径約1cm。

昨年10月にイガホオズキの大株を見つけた場所に来てみたら、
なんと、もう私の肩近くまでの高さになっていました。

06年7月4日 撮影
これが1株で、下の方は茂ったクズの葉に隠れていました。
ここは遊歩道のすぐそばなので、毎年夏休み前に草が刈られます。
昨年10月に見たのは、刈られた後にまた出てきた株だったのでしょう。
こんなに強い生命力の持ち主なのに、
なぜ絶滅危惧種に指定されるまでに減ってしまったのでしょうか。
【1枝を】


06年7月4日 撮影
花が咲き始めたばかりです。
【花を】


06年7月4日 撮影
「萼は花のあと先の開いた球形となって液果を包み、
緑色でまばらに刺状の突起がある」
たぶん、間もなく今年も草刈が行われますから、
この花が実になった姿は見られないと思います。

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【おまけ---スズサイコの果実】

06年7月4日 撮影
6月26日の日記の画像、①の一番下の咲き終わっていた花序に、
果実が1つついていました。 長さは2cmほどです。

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今日開花確認した花
アオビユ・イガホオズキ・ヤブマオ・ヤブカンゾウ・ニガクサ・
コカモメヅル・タカサブロウ・ダイコンソウ・アメリカスズメノヒエ

今年開花確認した花:632種。

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慣れない借り物のパソコンで四苦八苦しながらですが、
とにかく日記を書くことができました。