★茶道資料館 「鵬雲斎千玄室の茶」 サイト
※9月19日(月)まで
↑今回は会期が長いデス。が、6/27~6/30は展示入替のため休館なので、展示品がガラッと変わるかも。
どうのこうの云っても、流派のお茶会で一番接するのはこの御方の好みの道具であり、掛け軸のことが多い。
茶杓もよくお見かけするしね。
(少し離れた清昌堂さんや淡交社に行けば値札つきで拝見もできる)
なので、いつもの茶道具展鑑賞とはちょっと違う手応え。
まず家元を襲名された昭和41年前後に絡むお道具が印象に残った。
点数は多く出てなかったけれど、わりと伝統的なマジメ(?)な感じ。
南錫の皆具(11代浄益)、ツボツボ紋竹平棗(12代黒田正玄)など。
(襲名茶会?のパネルに写っていらっしゃったお姿がやはりカッコイイ)
次に、印象の残ったのが平成二年。
利休四百回忌に絡んで、たくさん道具が出たようで。
利休好の大阿弥陀堂釜。浄心作でさらに「三千家家元好」とあるから、阿弥陀堂釜の平成バージョン?
利休梅紋とツボツボ紋も三千家家元好みで黒楽茶碗、赤楽茶碗、棗に帛紗といっぱい。
三千家といえば、蒔絵茶杓「古今」も。(13代正玄作)
その次は平成9年の文化勲章受章にちなんだお道具。
受章の際にいただいたお菓子をデザインした香合。「菊御紋入菓子型香合」
花びら餅みたいな形。
それと受章を記念したと思われる橘絵の茶碗(即全作)
ほかは先代の宗哲さんの最晩年の作品。「鳳凰桐蒔絵胴張茶器」。
この前見た玄々斎展でも同じような茶器を見た。写しかな?とても、力強い茶器。
ちょっと変わったところでは、特別出品のヨハネパウロ2世の色紙。
1993年に書いてもらったもので「peace」。小さい字。でも、ちゃんと表装されていて。
もちろん、他もたくさん印象に残った道具あるけれど、書ききれないのでこの辺で。
尚、展覧会図録もあったけど、たぶん展示品の写真は全部掲載されていないと思う。
(後半は年譜だったし)
裏千家の茶道をやられている方は一見された方がよろしいかと。
展覧会は京都入り初日に見た。
2日後、雨が降って「そういえば宗家研修の時も~」と思って、また兜門あたりをぶらついた。
後から気が付いたのだけど、奇しくも同じ5月10日だった
表千家は立派です。
表さんと裏さんの間に何が建っていたか、今となっては覚えがない。
更地になっていて、宗旦銀杏がよく見えた。この場所には茶室が建つらしい。
やましたさんのところ(店舗のトナリ)も、表だけ残して内部はリニューアル中。
3月に三越でお会いした方の~、あ、ホントにあった
兜門前から北へと続く小川通も、懐かしい思い出の道。
北村美術館で京都の茶道具展のポスターが並べて掲示されてあった。
(大西さんだけ、ない)
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※備忘録 当ブログにおける茶道資料館訪問記
2011年2月「近代茶道の先駆者 玄々斎と又日庵 」
2010年11月「東京国立博物館蔵 広田不孤斎コレクション 茶の湯の名品」
2010年9月「千家茶道の継承 裏千家十三代 圓能斎鉄中宗室」
2010年5月「茶書にみる茶の湯の歴史」
2009年11月「わび茶の誕生-珠光から利休まで-」
2009年3月「春に笑む」
2008年10月「鎌倉時代の喫茶文化」
2008年8月「涼を求めて 染付磁器の魅力」
2007年11月「千宗旦」
※9月19日(月)まで
↑今回は会期が長いデス。が、6/27~6/30は展示入替のため休館なので、展示品がガラッと変わるかも。
どうのこうの云っても、流派のお茶会で一番接するのはこの御方の好みの道具であり、掛け軸のことが多い。
茶杓もよくお見かけするしね。
(少し離れた清昌堂さんや淡交社に行けば値札つきで拝見もできる)
なので、いつもの茶道具展鑑賞とはちょっと違う手応え。
まず家元を襲名された昭和41年前後に絡むお道具が印象に残った。
点数は多く出てなかったけれど、わりと伝統的なマジメ(?)な感じ。
南錫の皆具(11代浄益)、ツボツボ紋竹平棗(12代黒田正玄)など。
(襲名茶会?のパネルに写っていらっしゃったお姿がやはりカッコイイ)
次に、印象の残ったのが平成二年。
利休四百回忌に絡んで、たくさん道具が出たようで。
利休好の大阿弥陀堂釜。浄心作でさらに「三千家家元好」とあるから、阿弥陀堂釜の平成バージョン?
利休梅紋とツボツボ紋も三千家家元好みで黒楽茶碗、赤楽茶碗、棗に帛紗といっぱい。
三千家といえば、蒔絵茶杓「古今」も。(13代正玄作)
その次は平成9年の文化勲章受章にちなんだお道具。
受章の際にいただいたお菓子をデザインした香合。「菊御紋入菓子型香合」
花びら餅みたいな形。
それと受章を記念したと思われる橘絵の茶碗(即全作)
ほかは先代の宗哲さんの最晩年の作品。「鳳凰桐蒔絵胴張茶器」。
この前見た玄々斎展でも同じような茶器を見た。写しかな?とても、力強い茶器。
ちょっと変わったところでは、特別出品のヨハネパウロ2世の色紙。
1993年に書いてもらったもので「peace」。小さい字。でも、ちゃんと表装されていて。
もちろん、他もたくさん印象に残った道具あるけれど、書ききれないのでこの辺で。
尚、展覧会図録もあったけど、たぶん展示品の写真は全部掲載されていないと思う。
(後半は年譜だったし)
裏千家の茶道をやられている方は一見された方がよろしいかと。
展覧会は京都入り初日に見た。
2日後、雨が降って「そういえば宗家研修の時も~」と思って、また兜門あたりをぶらついた。
後から気が付いたのだけど、奇しくも同じ5月10日だった
表千家は立派です。
表さんと裏さんの間に何が建っていたか、今となっては覚えがない。
更地になっていて、宗旦銀杏がよく見えた。この場所には茶室が建つらしい。
やましたさんのところ(店舗のトナリ)も、表だけ残して内部はリニューアル中。
3月に三越でお会いした方の~、あ、ホントにあった
兜門前から北へと続く小川通も、懐かしい思い出の道。
北村美術館で京都の茶道具展のポスターが並べて掲示されてあった。
(大西さんだけ、ない)
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※備忘録 当ブログにおける茶道資料館訪問記
2011年2月「近代茶道の先駆者 玄々斎と又日庵 」
2010年11月「東京国立博物館蔵 広田不孤斎コレクション 茶の湯の名品」
2010年9月「千家茶道の継承 裏千家十三代 圓能斎鉄中宗室」
2010年5月「茶書にみる茶の湯の歴史」
2009年11月「わび茶の誕生-珠光から利休まで-」
2009年3月「春に笑む」
2008年10月「鎌倉時代の喫茶文化」
2008年8月「涼を求めて 染付磁器の魅力」
2007年11月「千宗旦」
さすが、観察眼がスルドくていらっしゃいますねぇ
裏千家の敷地だったのですねぇ。
どんなお茶室かなぁ。
見学できる施設だったらいいですね。