isというテロリスト集団はメディア戦略に長けている。そういう点ではナチスと同じである
こういう偏向したことをわざとメディアを使って報じていく事をプロパガンダという。
isがネットに上げる動画を一切黙殺する事がひとつの手段ではないかと思うのだ。動画の存在は
見つける人は見つけるのだが、その事を各国のメディアが律儀に動画の存在を報じるために、
結果的にはisの思う壺となっているのが現状だ。画像があるものと、ないもの、つまり言葉だけで
伝えるのとでは雲泥の差があるのだ。彼らは最終的には、内部抗争で自滅するのではないかと私は
思っているのだが、その願いが届くまでにはまだ時間がかかりそうだ。
日本だって過去の戦争では、プロパガンダが多用されていたのだ。これも前に書いたが、例えば
飛行機の編隊、爆撃機の製造工場など実写は数機なのだが、これを見事な修正を駆使して、その
何十倍のものがあるように写真を加工していたのである。戦後アメリカの進駐軍が血眼になってその場所の
特定を急いだというのは有名な話なのである。こうした方法をもつことは、飛行機を作るより容易いことだが
対費用効果という点では立派な武器と同じかそれ以上のものがあるのである。
さらにisは電波ジャックなども行ったようだが、これは日本で左翼が過激化していく過程でも
同じことが起きている。白ヘルと呼ばれる中核派が、東京タワーの傍から強力な電波をだして
数分間番組が乗っ取られたのと同じなのだろう。isには強力な指導者がいないと思うし、傭兵が
多いことなどから、いつ崩壊してもおかしくはないはずだ。しかも、主力部隊が支配しているという
地域はどんどん減少している。あと少しで、崩壊させることができるのではないか?というのは
その部分である。ただ、怖いのはテロリストが市井の市民に混じってしまったときである。
という意味では、各国がその包囲網を縮めていき、isの戦闘員を、全員拘束するか死刑にするか
そこまでやってしまう必要がありそうだ残虐な行為を。現状ではisの犯行だから仕方がないと
諦めてしまう傾向があるのが、よろしくないし相手の権謀術数にいつのまにか引き込まれている
証左なのである。