正論ちゃう?正論webBlogトップページです。  嶌田法海華(Simada.Norika)

常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

私 失敗しないので の幻想

2016年08月27日 19時10分07秒 | 写真夜話

ドクターXの決め台詞で天才外科医のドラマは爽快でした。

でも あれはドラマであり フリーランスの外科医ではなくてフォトグラファーを

長い期間していた私は思った。「アーそういえばカッコよかったかな」

失敗したら次はない世界にいたので、それは当たり前の話であり、そう考えた

事もないし何十年も写真を仕事にしたのであり得ない話で、さらに言えば

クライアントに満足するものを提供するのも当然の事なのだ。

もし 打ち合わせで「私失敗しないので」なんて言った日には仕事は来なくなる

ただ、自分であがり(仕上がり)に満足できないものはあった。

アナログフィルムの特性で実は緑色は 正確に再現するのは無理と言われていた。

富士フィルムの制服は昔は緑で プロ部の人が「制服が緑なのに再現できない」

とぼやいていたことがあった。これ最終的にはクリアしたのだが、私には

師匠もいないので、フィルター(角型のゼラチン)の再現資料を読み漁り

フィルムのスロープ資料などから 再現に成功した。

ドクターXでも描いていないが オペは成功してもその後に看護師などが

投薬を勘違いしたりすることはある。もし患者の家族の視点に立てば、

「オペは成功したけど、後が」なんて考えないと思う。

結果論を言えば 失敗 でしょ。となるに違いない。私もドキッとしたことが

あった。2Bブーロニーフィルムは釣り現像といってラックに1本ずつ

フィルムを入れて現像する。おおむね一度に一つのタンクで5本位。

そのフィルムを 落とされたことがある。その連絡が来て経緯がどうのこうの

と、あーだーこーだいう前に早く現物を持ってこい!プロラボの所長以下

真っ青な顔で私が戻るのを待っていた。人間だからなぁーと同じく釣り現を

していたので面倒なのはわかっていたが、まさかの事態だった。

実は 別におさえ(予備)を写してあった。「でフィルムは?」

ドキドキしながら見たら 幸いなことに 影響のない部分に傷がついていた。

「良かったぁー」と言ったら「実はあと4本あります」「なにそれ」

で全部見たけど 影響はなかったので助かった。「僕に恨みがあるの」やっと

気分が落ち着いて嫌味を言ってみた。もしこれで致命的な部分に傷があったら

私の責任で取り直しとなる。だから撮影(オペ)は失敗しなくても、

こういうこともあるのだ。ラボ(現像とプリント)には専属のプリンターが

いたけど 現像作業を疑わなかったので、それからは専属の現像する人を

決めた。ちなみにラックに落とした人は ぶきちょなのかいつも気持ち長い

現像になる。個人的には 指定時間より15秒ぐらい早めにフィルムの現像を

してくれる人がいてその人に担当を変わってもらった。

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。