きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

やっと形になったよ。

2017-05-09 18:27:03 | 洋裁
なんでも初めては大変だね

和裁の経験もないズブの素人が、
洋服と違って、直線が多いから簡単だろうとか…
本を見れば縫えるだろうとか…

自分を過信しすぎて、
安易に初めてのものに手を出すのは、考えものだと
痛感したよ。

今年高2になった長男の孫が、6〜7歳の頃、
初孫の女の子が嬉しくて、浴衣を染めてやった。

和裁が出来ないため、それは浴衣にならず、タンスにしまわれたまま、
もう10年が過ぎてしまっていた。

その10年間
浴衣を縫おうと思う気持ちは途絶えることがなかったが、
取り立てて、勉強する訳でも無かったのに

今なら縫えそうな気がして…

次男の孫の8歳のお誕生日に縫って、プレゼントをしようと
急に思い立った。

そんな安易な考えが、私をアップアップさせる始まりに…

案の定、
本をを読めば読むほどわからなくなり、
出口の見つからない深い迷路に落ち込んだ。

親戚のおばさんに、助け舟を出したら
「もう忘れたわ!縫わずに買ったほうがいいで‼︎」…って言われ
(ホンマや)凹んだ。

孫にも嫁にも、縫ってあげるって、偉そうに宣言した手前、やめられないし…

仕方ない、本を片手に縫うしかない…

モタモタしてたら、2週間が過ぎ、
図書館で借りた本の返却日が来てしまい、
今日、また借り直して来たよ。

夕方、なんとか、袖がつき、
着物の形になった。
まだ袖口のくけや、縫い代の耳ぐけができてないけど…

肩上げと腰上げをして紐を付ければ、こんな感じになるだろう


やったね‼️…なんて感動は、湧いてこない。
目も頭も身体も…疲労困憊だよ。

ホッとして、
熱々のコーヒーがやっと美味しく飲めるようになったのに…

先日、長男の高2の孫に、新しい浴衣縫ってあげると約束しちゃったよ

こんなに苦労したのに、また苦労するつもり…

私って、バカだね。






コメント
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