Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン11 トップ24 男性

2012-03-21 10:30:25 | アメリカンアイドル
アメリカンアイドル シーズン11、全米から集まった10万人の候補者が、
とうとう24名に絞られた。
また男性は脱落者4人の中から一人が呼び戻される予定とのこと。
今回は各自が自分の好きな曲を選択。
故郷での生活振りも紹介映像がある。

リード・グリム、姉の子供たちのベビーシッターをする日々から、
一気に環境が変わった。曲は"Moves Like Jaguar"
シーラEばりにパーカッションの演奏を歌いながら挟む。
声も良いし申し分ないがステージの動きに多少ぎこちなさが残る。

アダム・ブロック「ホワイトチョコを目指す」の言葉通り、
アレサ・フランクリン"Think"
エリックべネイファンの皆さんはご存知かと思うが、
エリックの曲で"Chocolate Legs"という歌がある。
アフリカ系女性に対してだけの曲ではないかという質問に、
「チョコレートでもいろいろある。モカ、ビター、ホワイト、
わさび入りなんてのもあるかもしれない」と答えているが、
アダムはアレサの原曲の持ち味を大切に自分の歌へと仕上げた。

デアンドレ、高校生の少年がアース・ウィンド&ファイアー"Reasons"
若者がこういいう曲に目をつけてくれるのは嬉しい。
エリックべネイも今年初めの"Soul Train Award"で歌ったが、
デアンドレはフィリップ・ベイリーのファルセットの冴える曲を、
甘く優しく歌った。
かつてトップ24を逃した人がこんなにも成長して戻ってきた。

コルトン、テネシー出身の20歳。
この人も2度目の挑戦だ。
一緒にハリウッドまで来た妹はすでに脱落している。
パラモア"Decode"

ジェレミー・ロサド、クリニックに務める19歳。
他の候補者たちにいつも大きな声援を送っている姿が、
番組のスタッフや審査員の目にも届いていた。
"Gravity"、深みのある美しい声だ。
ジェニファー・ロペスもうっとりと聴いている。

今回の男性のレベルの高さはシーズン中でも群を抜いている。

アーロン、ダンスも習いながらボーカルコーチをする27歳。
ジャクソン5"Never Can Say Good-bye"
歌唱力も充分だし、ステージの立ち居振る舞いも慣れている。
しかしスターとしてのカリスマが弱いのが残念だ。

チェイス、21歳。演劇科の学生。
ちょっと見には地味だったが、ハンター・ヘイズ"Storm Warning"
歌い出すと観客をひきつける力強さに驚かされる。

クレイトン、ニューヨークのアーティスト。
シンディー・ローパー"True Colors"
この人は声も綺麗で歌のアレンジも巧い。
オーディションではエッジがきいていたが、トップ24の中では、
生き残っていけるか。

フィリップ・フィリップス、21歳。
家族で経営する質店を手伝っている。
オーディションからずっと注目を集めてきた。
"In The Air"
この曲で良かったのだろうか。
時々音程を外したり、声が聴きづらいところがある。
それでも最後はしっかりときめた。

エーベン、15歳。
天才少年という印象があるが、グループ審査の時は、
周りと合わせながら一生懸命努力していた姿が印象的だった。
"Set Fire To The Rain"

ヒージュン、韓国系の学生。障害者の施設で歌を教えている。
"Angels"
ここに来て歌い方に韓国の歌手のような要素が強くなる。
後半にぐっと盛り上がりを持ってきた。
なぜか憎めないキャラクターで人気がある。

ジョシュア、19歳。大人に見える。
"You Pulled Me Through"
歌唱力、ステージの落ち着いた態度にスターの風格がある。
この人のライヴを観にビルボード東京へ行く日が来るのでは
と思わせるものがある。

脱落した4人の中から戻ってきたのは
お母さんを大切にする優しい大男、ジャーメイン。
オーディションから人気があったデビッドか彼かどちらかと思っていた。
"Dance With My Father"ルーサー・ヴァンドレスの曲を低音を生かして歌った。
選ばれた12人の中にいないタイプとして彼に決まったのだろうか。

さてこの中から6人が一気に脱落する。
どの人もそれぞれ実力がありレベルが高いだけに、
いったい誰が残ることになるのかとても予想できない。