マヤ神官の日記、マルデクの預言

『マヤ神官の日記』、2008年4月30日完結!
『太陽系第5惑星マルデクの預言』2009年2月15日連載開始!

過去世パズル その2

2007-07-13 23:59:07 | 本編
 さて、あるご縁で受けることになった「クラニオセイクラル」の初めての回で、いきなり、宇宙に飛んだ。宇宙から、薄い雲と地表が赤い星が見える。
 それは一瞬だった。
 突然、足元から振動ともに身体を突き抜ける衝撃波。目の前で、一つの惑星が中心から粉々に爆発した。
「私の住んでいた星だ。私が全てを預けていた星が、今、粉々に散っていく・・」
 でも、その時の私・・・老年に差しかかった男性だ・・・は、眉一つ動かさず、足元の光景を淡々と眺めていた。この時の感情は、全て、細胞に押し込める。私は、その感情に浸っていることは許されないから。

 爆発を予見し、次に行く星も決めていた。自分の部族を説き伏せ、この星からの脱出をマカバを作ってここまで誘導した。一人一人飛ぶためのマカバは、意識レベルをある一定のところから落とす訳には行かない。それは、宇宙空間では死を意味することになる。泣き崩れる仲間の命を守らなければならない。たった600人とはいえ、マカバでの旅に出ることになった。
 
私は、その人たちの命をできる限り守るために、全ての感情を捨てて、星の最後の姿を見ていた。

 そこで、その映像は終わって、私は、オイオイ泣き出した。その時、細胞に押し込めた身を引き裂くような悲しみが全身の細胞から噴出し、悲しみの波動で包まれた。10分以上泣いていた。療法士のりゅーさんも心配したほど・・・でも、私の体の訳の分からない不調の原因がこの悲しみにあるとよく分かった。泣いて泣いて、すっきりした。

 でも、今でも、この瞬間を思い出すと、やはり、涙が出る。
 愛していた星は、人為的に爆発した。それを、阻止することが結局できなかったのだ。もう2度と、同じ過ちは侵したくない・・・

 その星は、太陽系の第5惑星だと思った。13の月の暦では、マルデクと呼ばれている星だ。でも、私が呼んでいた名前は、「セレヴェスタ」だった・・・では、最初に見た、あの赤い星が爆発前の私の住んでいた星だったのだろうか?

 帰ってきてから、インターネットで「マルデクの爆発」について、調べた。すると、13の月の暦のユーザーのブログサイトにヒットして、丁度、会合を開くというニュースが載っていた。参加する事にする。

 姉から『13の月の暦』について紹介されてから、いろいろ講演会に出たり、家で講師を招いて会を開いたりしていた。時間のゲーム「テレクトノン」も使い始めていた。クラニオセイクラルを紹介してくれた友人が、私は、この暦に詳しいと思う・・・というので、また、ハアブ暦を確かによく使っていたことを思い出したので、使うことは使っていた。が、どう勉強したらいいのか、分からないでいた。

 マルデク爆発の瞬間を思い出してから、丁度2ヶ月後、「チーム時遊」という『13の月の暦』に関する情報交換会のような会合に参加した。ここでは、「テレクトノン」の使い方をいろいろ教えてもらい、最後の数セットという『20の銘板』という銀河の贈り物と呼ばれる時間のゲームを手に入れることができた。

 そして、『石の神秘』の日本語版を作りたいので、翻訳チームに入ってくれる人という誘いに、これを受けるために来たような気がしたので、ほぼ1番に手を上げた一人だ。
 この『石の神秘』チームに参加するメンバーが、後になって、私のマヤ時代の知人や家族であることを思い出すのである。

 今日もここまで。次回は、マルデクの爆発原因と、記述との比較などについて。
次回も明日。赤い磁気の月の年、宇宙のカメの月18日、(白い宇宙の犬の月、KIN130)白い電気の風の日、KIN42。
9エブの年、6ベン、1シュル、12.19.14.8.13、G暦7月14日。を予定。