この話の最初、途中を知りたい方は、本編でソートをかけると続けて読めるそうです!
長い話となっています。すみません・・・
その27の9 仮の姿
ヘロン老師の頭の中の怒涛のごとくの『危険』サインは、島にいる人々を怖れさせた。一部パニックが起こり、地下へと人々が殺到し始めた。悲鳴が上がる。
老師はやっと橋が見え始めた時、目を疑った。思わず、頭を振った。あり得ない光景が目に入って来たのだ。
子どもがいる!
それも幼児だ。しかもオク族の子どもではない!そして、その恐ろしく後方の街と空の切れ目から、1機の戦闘機が真正面に向かって来るのを感じた。
幼児なので歩行が危うい。親はどこにいるのだろう?見る見るうちに近づいてくる戦闘機から小型爆弾の銃砲が降ろされるのが見える。撃つ気か?
戦闘機では、こんなやり取りがあった。前部席にパイロット、後部席にレーダー火器管制者が乗っている。レーダーが報告する。
「前方、オク族の橋を確認!爆破許可願います。」
「本部了解。爆破せよ!」
パイロットが声をあげた。
「待てっ!何か小さな動く者を発見!子どもだ!」
レーダーがめんどくさそうに言う。
「オク族には、橋にいる者はテロリストとみなし殺すことを告げているから、発射していいだろう?」
「待て!本当に小さいんだ!テロリストなわけない!」
「フン!めったに実弾を撃つ機会もないんだぜ!撃たしてくれよ!」
「もう1回旋回するから・・・」
「面倒なことを言うな!撃つぞ!」
「チチャン側を撃つなよ!やめろ!」
飛行機は低空飛行していたが、急に機首をあげた。その途端、銃砲から煙が出た!
その間、老師は走りに走った。橋の真ん中あたりでヨチヨチしている子どもを身体を低くし走り込んで抱え込むと斜めに川に飛び込む!水面に子どもの体を打ち付ける訳にはいかないから、空中で前方に1回転して仰向けになりながら落ちていく。
間一髪!
オク族側の橋のつけ根に爆弾が炸裂した!
老師は反射的に体を丸めて子どもに破片が当たらないようにかばう。そのまま、水の中に落ちた。落ちていく間に、爆破によって砕けた橋の破片が弾のような鋭さで老師の背中に刺さる。水に落ちた時気を失いそうになった。が、生きている!
戦闘機が帰って来た。
今日もここまで。
「エネルギーの学校」というのに、今行ってて、現実化の練習をしている。第1回の課題は、楽しくてしようがなかったのに、
2回目の課題は、心に抵抗がある。もともと卒業するために1度捨てたものが、イメージの中に出てきてしまったからだ。
卒業できていなかった証拠なのだが、現実化したくない。どうしたモノだろう・・・
今日の暦は、G暦2012年5月27日(日)、白い律動の魔法使いの年、赤いスペクトルの空歩く者の月26日、青い水晶の嵐、KIN259
明日はツオルキンの大晦日!(13の月の暦より)
GATE#135 本質が見える日! 喧騒の中にいるほど、自分の内側は静まって行く。静まり、冴えていく。円の中の八芒星。
(スターゲートカレンダーより)

長い話となっています。すみません・・・
その27の9 仮の姿
ヘロン老師の頭の中の怒涛のごとくの『危険』サインは、島にいる人々を怖れさせた。一部パニックが起こり、地下へと人々が殺到し始めた。悲鳴が上がる。
老師はやっと橋が見え始めた時、目を疑った。思わず、頭を振った。あり得ない光景が目に入って来たのだ。
子どもがいる!
それも幼児だ。しかもオク族の子どもではない!そして、その恐ろしく後方の街と空の切れ目から、1機の戦闘機が真正面に向かって来るのを感じた。
幼児なので歩行が危うい。親はどこにいるのだろう?見る見るうちに近づいてくる戦闘機から小型爆弾の銃砲が降ろされるのが見える。撃つ気か?
戦闘機では、こんなやり取りがあった。前部席にパイロット、後部席にレーダー火器管制者が乗っている。レーダーが報告する。
「前方、オク族の橋を確認!爆破許可願います。」
「本部了解。爆破せよ!」
パイロットが声をあげた。
「待てっ!何か小さな動く者を発見!子どもだ!」
レーダーがめんどくさそうに言う。
「オク族には、橋にいる者はテロリストとみなし殺すことを告げているから、発射していいだろう?」
「待て!本当に小さいんだ!テロリストなわけない!」
「フン!めったに実弾を撃つ機会もないんだぜ!撃たしてくれよ!」
「もう1回旋回するから・・・」
「面倒なことを言うな!撃つぞ!」
「チチャン側を撃つなよ!やめろ!」
飛行機は低空飛行していたが、急に機首をあげた。その途端、銃砲から煙が出た!
その間、老師は走りに走った。橋の真ん中あたりでヨチヨチしている子どもを身体を低くし走り込んで抱え込むと斜めに川に飛び込む!水面に子どもの体を打ち付ける訳にはいかないから、空中で前方に1回転して仰向けになりながら落ちていく。
間一髪!
オク族側の橋のつけ根に爆弾が炸裂した!
老師は反射的に体を丸めて子どもに破片が当たらないようにかばう。そのまま、水の中に落ちた。落ちていく間に、爆破によって砕けた橋の破片が弾のような鋭さで老師の背中に刺さる。水に落ちた時気を失いそうになった。が、生きている!
戦闘機が帰って来た。
今日もここまで。
「エネルギーの学校」というのに、今行ってて、現実化の練習をしている。第1回の課題は、楽しくてしようがなかったのに、
2回目の課題は、心に抵抗がある。もともと卒業するために1度捨てたものが、イメージの中に出てきてしまったからだ。
卒業できていなかった証拠なのだが、現実化したくない。どうしたモノだろう・・・
今日の暦は、G暦2012年5月27日(日)、白い律動の魔法使いの年、赤いスペクトルの空歩く者の月26日、青い水晶の嵐、KIN259
明日はツオルキンの大晦日!(13の月の暦より)
GATE#135 本質が見える日! 喧騒の中にいるほど、自分の内側は静まって行く。静まり、冴えていく。円の中の八芒星。
(スターゲートカレンダーより)