特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

紀宝町7回 新しい季節へ

2012年04月11日 23時27分39秒 | [平成23年(2011年)台風12号]三重県紀宝町ボランティア


全国の坊主頭ファンの皆さんこんにちは

武内です。



先週に引き続き、第7回目となる

紀宝町浅里地区での活動報告です。


今回はナント55名!

初めて参加する方も多くいました!








朝のミーティングを終えると、
女性や若手男性が中心の第7小枝処理部隊(以下、小枝部隊)
剛腕男性が中心の第7丸太撤去部隊(以下、丸太部隊)

それぞれに別れて活動を行いました。





まずは、【小枝部隊】から。

前回同様、畑や田んぼに残った細かい枝を
片付けていく作業です。



草むらの中も分け入って流木を集めます。







そして今回も、焼却処理





広いひろい田んぼが土で埋もれてしまい、掘ればほるほどたくさんの小枝が出てきます。





片付けていくと、たった一輪の花が咲いていました。




「みんな、がんばれよー」



まだ眠い蛙が出てきました。



土に埋まった流木も掘りおこして処理します。






流木がなくなると、
次は滞積した土を掘り、道を造り直します。









小枝部隊

処理した枝を何ヵ所にも分けて燃やしているため、
あちらこちらから煙が上っています。





処理前


処理後



処理前


処理後



処理前


処理後






つづいて【丸太部隊】

足場が悪く、大変危険な作業でした。
丸太に足をかけると木が転がり
転んでしまいます。



バケツリレーで運び出します。










丸太部隊長の久世


しかし、彼が指示するまでもなく、撤去はどんどん進みます。










もはや、林業
終始チェンソーの音が響いていました。





クレーンで丸太をつり上げ、
ダンプに積んでいきます。





上に電線が通っているため、
ぎりぎりのところをクレーン操作しています。
匠による技です。





丸太を並べて線路にして、その上を丸太を転がして運んでいきます。
人間の知恵とはすばらしい。






がれき置き場





撤去した木等をダンプと軽トラで
何往復もかけて運びました。





作業場が高い場所にあり、
まわりを十分に注意しながらの作業です。






途中何度か、積んだ木材が転がり落ちたりする
あぶない場面もありました。

しかし、危険を伴う作業であることを全員がしっかりと認識し、
最後まで集中を切らすことなく、進めることが出来ました。



指示する声や注意を促す声が自然と飛び交い
全員が一体となって活動することが出来ました。

そして今回はけが人はゼロ。


もっとも、地元の方々の協力がなくては決して出来ない作業でした。






撤去前(先週の写真)


撤去後



撤去前(先週の写真)


撤去後



撤去前(先週の写真)


撤去後



すべて撤去することは出来ませんでしたが、見える景色は大きく変わったと思います。
流木の下から現れたのは、こちらも稲刈りの跡が残ったまま土に埋もれた田んぼでした。






お昼休みの様子
戦士の休息です。





地元の方から、差し入れをいただきました。
ありがとうございました。


高菜が最高にうまい!



湧き水の流れる音と、鳥のさえずりが眠気を誘います。



そしてなんと!スズランを見つけました。








今回は、1日すごくハードでしたが
最後はみんな笑顔





最後は
いつも夕日がまぶしい集合写真



次回の紀宝町活動は5月になりますが、
今後も出来ることを精一杯続けていきます。



 



 


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