goo blog サービス終了のお知らせ 

進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

中国の高速鉄道事故に関する報道について

2011-07-24 14:00:15 | 社会
イエモンのJAMを引用して「乗客に日本人は いませんでした」を指摘する人がいるが、おかしい。
JAMには「嬉しそうに」がつく。
日本人がいるかどうかは中国に家族や知人がいる視聴者に求められている情報の一つだ。

価値基準について考えてみる。
日本と中国では人命の値段が違う。
費用対効果で考えたら安全性のコストが相対的に高まる。
資本主義が浸透していないと、費用対効果の発想も薄く、社会に埋め込まれた文化や倫理観の重要度が増す。
中国といえば文化が破壊されたのだったな。

共産党の一党独裁が続く限り、こういった事故は続く。
いくら中央政府が管理しようとして口うるさく指導したとしても、末端の一人ひとりの考え方まで統率できないからだ。
それが簡単にできるなら、どの組織も苦労しない。
今の体制下で「規律」を創生・維持したいのであれば、民衆みんなに共産党の理念を心のそこから理解してもらう必要があるが、難しいだろう。

日本にも当てはまる部分が多いにあるのだが、この状況を変えたければ、国民一人ひとりが自分で社会的安定性を向上・維持するためには何が重要なのか、考える必要がある。
それが一番得意なのは民主主義だ。
共産党中央政府にしてみれば、難しい二律背反の問題だろう。
事故や不正が続けば、中央政府への不満が高まる。
しかし、事故や不正を減らそうとすれば、自己否定をして共産党から距離を置かねばならない。

さて、時代はどう流れていくのか。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。