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進化する魂

フリートーク
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相対性の悪魔 再び

2010-08-20 00:38:31 | スピリチュアル
お金が人を幸福にしない理由:心理学実験から(WIRED VISION)
http://wiredvision.jp/news/201008/2010081823.html


お金と幸福が単純に比例しないということは、「お金はなぜ人を幸福にしないのだろうか?」という興味深い問いを生む。この問いに対して、先ごろ『Psychological Science』誌に発表された研究が、1つの回答を出した。

ベルギーのリエージュ大学の心理学チームが行なったこの研究は、[ハーバード大学の]心理学者Daniel Gilbert(ダニエル・ギルバート)氏が提唱した「実際の経験によって幸せの尺度が拡張される」という説(experience-stretching hypothesis)を検証したものだ。[未来を予想しているときは幸せだが、実際に経験すると簡単には満足できなくなるという説。ダニエル・ギルバート氏の邦訳書は、『幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学』(早川書房)]

お金は人が最高に贅沢な喜びを味わうことを可能にする(贅沢なホテルに泊まり、高級な寿司を食べ、素晴らしいガジェットを買える)が、それゆえに、日常のありふれた喜び(天気の良さや冷えたビール、チョコレートなど)を味わう能力を低下させると考えている。そして、われわれが遭遇する喜びのほとんどはありふれたものであるため、贅沢をする能力を得ることは、喜びを味わう能力にとっては、かえって逆効果になるのだという。

[中略]

楽しいことを経験できるという認識を持つことは、それだけで、日常の楽しみを損なうのに十分な効果があると考えられる。言い換えれば、人間の楽しむ能力を低下させるために、実際にエジプトのピラミッドを訪れたり、有名なカナダのバンフの温泉に1週間滞在したりする必要はないということだ。そのような最高に楽しいことはたやすく経験できるという認識を持つだけで、日々の小さな喜びは、あって当然のことと捉える気持ちが強まる可能性がある。




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