オンナノイッショウ

読んだり書いたりお腹空かせたり酔っ払ったり観たり憧れたり、咥えたり交渉したり惚れこんだり憤ったり失笑したり。要は徒然。

ちっちゃい大ショック

2007-11-25 21:07:21 | Weblog
ここでも書きました。9月に禁煙したんです。
ちゃんとやめてます
4人住まいの我が家。父・母・あたしがヘビースモーカーでした。
弟は家族の中で唯一まったく吸わず、それだけが救いでした。
父は肺ガンにかかって去年やめ、
あたしは気が向いたので今年やめ、
で、母もどうにかこうにかがんばって、最近やめられました。
彼女は苦しそうでした。でもがんばったの!

実のところ、だんだん煙草の匂いが嫌いになってきた(笑)あたし。
わがままだとお思いでしょうが、そんなもんです。
やっと我が家から煙草の匂いが消えると喜んでいた昨今。
ごみ袋の中が透けて見えたのは、煙草の空き箱

【ママったらやめたなんて嘘つかなきゃいいのに。。。】

そしたら通りがかったお父さんが、
「あいつはこんな強いの吸ってるんだな」
「・・・? あいつって・・?」
「あれ!? お前知らないの? △△(弟氏)、吸いはじめたんだよ」
「はあ??!!」
ちょっとちょっと、なんて時代に逆行した行為。。。
しかも、もう25だよ。。(泣笑)。

吸わない人にはわかんない、禁煙の辛さ。
やっとやめたのにさ。
なんでわざわざこのご時世に吸いはじめるんだよ~

もともと浮世離れした感のある彼。
そこが面白い人材(笑)でもあったんだけど、
これじゃただのあまのじゃくじゃん
と、若干笑えもするけどショックを受けたお休みでした。
みなさんも、今から吸いはじめるなんていう馬鹿なことはやめましょうね。
やめられないのはわかるけど、
白い目で見られる(あたしからだけどね)こと請け合いです。

お口直しに、日光の風景。

    

  今月はやたらいろんなとこに行きました。
  現実逃避しすぎて戻れなくなりそうなので、
  当分家(ちょっと煙草の匂いがするけど)から出ないぞ!

長崎、その続き。

2007-11-24 22:31:20 | 行ったところ
さて、明日になりました(笑)ので、長崎探訪の続き。

ぶらぶら歩いて写真を撮っていたあたしに、
タクシーの運転手さんが話しかけてきた。

  
  ※ここがその現場です!

【最初に謝りますが、こっから出てくる方言は適当です。ごめんなさい】
「ここはオランダ坂とは違うけんね」
「そうなんですか」
(真面目に読まないでください)「違うと。本物のオランダ坂ゆうのはこっからちょっといって“ち”ゆう赤い看板があるけん、それば目印にしてやね、2本の棒が立っとっとるけんその下の数メートルたい。お姉さんどこ行くと? 今日やったら天気がいいけん絶対稲佐山にのぼったらよか。タクシーの運転手が言うたらいかんのやけど一番安くてよか方法教えたるけんね。こっから下降りて××方面の路面電車に乗ってやね、○○で降りて100円運賃箱に入れて乗りつぎ券もろてやね、△△で降りてタクシーに乗ってロープウェー乗り場に行くね。タクシーで750円くらいで行けるけん。ロープウェーは往復2400円。で、#$●&*&%~=‘@{」;▼∴・・」

何時にホテルに戻ればいいのかどれだけ時間があるのか聞かれ、
できる限り答えました。
その勢いとスピードにだんだんくらくらしてきたあたし。
最初に立ち返って。
「すみません、ところでその本物のオランダ坂はどう行ったら・・・?」
「ああもう、よかよか。どうせヒマやけん、乗ったらよか。
お金はいらんけん。ほんとはいかんのやけど、乗って乗って。ヒマやけん」
とまあ、のぞまれない観光案内をしてくれた運転手さん。
ほんとにメーター倒さずぴゅーっと乗せてくれました
その間も。
「今だけやけん、なんでも聞いたらよか。なんか欲しかもんなかと?」
「、、あ、じゃあ、鼈甲(べっこう)のアクセサリー、、、」
「アクセ、、、ああ、鼈甲ね。鼈甲やったら$△&*&%▽▲◎・・」

とまあ、安くてメンテもしてくれるお店から始まり、
ヤクザがらみだからやめた方がいいお店(どっかの角にあるらしい)、
人間国宝の名前が入ってるけどもう関係ないからやめた方がいいお店を教えてくれました。
そして降りる間際になって自分が仕事中なのを思い出したらしく、
なんだか申し訳なさそうな顔で、
「そうそう、おねえさんがよかったら4,000円(異常な破格)でつーっと回ってもよかけど、どうすると?」

お金がどうこうより、
このおしゃべり銃撃に耐えられない(笑)ことを悟ったあたしは、
ありがとう、でも今日はお散歩したいからいいです、
と言っておじさんと別れました。
その間、約10分。見事

         
         これはオランダ坂へ向かう途中の、
         活水学院事務局(だったと思う)。

なんかね、長崎のひとって商売っ気がない気がします。
いい鼈甲屋さんのおばさんも、高いのと安いので迷ってたあたしに、
「お姉さんにはこっちが似合うと」
って、安い方を勧めてくれたし。
(↑ここでは、安い方が似合うことを問題にしないことにします)
んでもって、人をほめる!
おねえさんきれいかね、かわいかね
っておばちゃんたちが惜しげもなく褒め言葉を口にしてくれるの。
癒されます。そんなこと言ってもらうの久しぶり(泣笑)。
きっと、全体が豊かなんだろうな。

あと、混んでる電車内で男(少なくとも働ける男性)は座ってないの。
東京の男たち、見習ってくれ。

     大浦天主堂です。   

       活水学院の資料館内部。

さてさて、放浪記は長くなるのでごめんなさいです。

でも楽しかった
長崎、ありがとう

西日本縦断の旅

2007-11-18 22:10:06 | 行ったところ
事務もたまには出張します。
しかもめちゃくちゃなハードスケジュール。
名古屋で仕事して、大阪で仕事して、福岡で飲んで眠りました。
自分で組んだ予定なので、変な充実感あり
してやったり(?)な感じ。

福岡の友達にゆっくり会いたかったからってのもあるんだけど、
早めに終わらせて、わが愛しの長崎へ行きたい! ってのがメイン。
行ってよかった。癒されたよ

くだらないといえばくだらないことで、
なんとなくウツウツとしてた今日この頃。
長崎駅で降りた瞬間、ほっとしました

夕方に着いたのでホテルでぼんやりして、
前に行ったことのある、おじやがおいしくって和むお店で晩ごはん。

  
 
  胡麻とおねぎが絶妙なの。 

       

微妙にけちくさいあたしは、
本当に好きなお店はあんまり言いたくない(笑)んだけど、
長崎に行ったら是非寄ってほしいです。一二三亭。
飲んだ後におじやだけ食べに行っても、
おねえさんたちがきっと優しく迎えてくれるよ。
ガイドブックにも載ってるから、
観光でおじやだけ食べに来る人も多いんだろうけど、
ちゃんと飲めるし、地元の人も多い。
で、「お茶でよかですか? それともなにか飲まれますか?」
って、お茶だけでもオッケーな懐の大きさ。みんなやさしいのよ。
そんな客単価3,000円弱で充分満足できるところで、
6,500円も飲み食い(つーか、飲み)しちゃいました
で、路面電車で寝過ごしました。そこは、なんと川越
、、、な訳はないけど、終点でした。

翌日はよく晴れて、いい気持ち。
オランダ坂をぶらぶら歩いて大浦天主堂まで行こう、なんて
歩きはじめたら。

   
 
    ※これは、孔子廟です。
    外観しか知りませんが、鮮やかなうえに屋根の鳥獣類が面白いのよ。

タクシーの運ちゃんが話しかけてきました。
この運ちゃんがなんと・・・

・・・こっからが長いので、また明日。
おやすみなさい

   

   とにかく好きです、大浦天主堂のマリアさま。     

おかえりなさい☆岡村ちゃん

2007-11-11 23:44:01 | 観たもの
ヤツが帰ってきました
んでもって木曜にゼップ東京のライブに行ってきました。
実はライブで見るの初めてなのよね。
ナマ岡村は思ったよりずっとおっきくって、
なのになのに動きがすっごく軽くって、
不惑も越えた(!)というのに、やっぱり少年のようでした。
エンターテイナーだな~とか、これぞアーチストだよな~とか、
感動したよ
「カルアミルク」とか「友人のふり」とかさ、
きゅんとして泣きそうだよ。
そして、ファンの熱いことと言ったら。
ほんとにみんなに愛されてるなと思いました。
だからいい子で頑張ってね

      
家庭教師
岡村靖幸
エピックレコードジャパン

このアイテムの詳細を見る

 このアルバムが一番好きかも。
 学生時代にエンドレスで聞いてたな。

珍しく、ちょっといろんなことでぐったりしてるこの頃。。
岡村ちゃん見て元気出そう!
と思ったんだけど、
現実に戻るとギャップでよけいにぐったり(笑)。
とほほ。

かくなる上はH嬢と痛飲だ!
というつもりではなかったけど、
気つけばがっつり飲んじゃって辿り着いたのはまたも川越・・・
そんなに好きかよ(笑)。←意図せずに着いたのが過去にもあります。
なんかもう、結局笑い話になってしまうのでした

どうしたかって? 
もちろんさくっとホテルをキープし、
広いベッドでゆっくり眠って、
行方不明になった定期入れもJR渋谷駅にあることを突き止め、
小江戸号で無事に(?)帰ってきました。
転んでも、たいして痛くないのかもね

ロクサーヌ、私はあなたを泣かせてしまった。。!

2007-11-04 18:51:58 | 観たもの
今年の観劇の〆になりそうな、
緒形拳のひとり芝居「白野」、観てきました。
沁みちゃった。。。
もともと「シラノ・ド・ベルジュラック」が大好きで、
さらには緒形拳も大好きで、
さらにさらには1年くらい前にテレビでこの「白野」を見ていて再演を待ち望んでて、
なので今回はあたしのための舞台
くらい、楽しみにしていました。
素敵だったよ! 緒形拳。
70近い(んだよね? たしか)男性が、
女の子にも恋する青年にも変わって、目を離させないの。
俳優ってこういうものなんだ、と改めて感じさせられました。

シラノのやせ我慢と心意気(っていう言葉はあんまり好きじゃないけど)、
かっこいいけど、かっこ悪い。
最初から好きだと言えていれば、
シラノ(白野)もロクサーヌ(千種)も幸せだったかもしれないのにね。
シラノにはモデルがいて、実在の彼は36歳で死んだそうな。
太く短く、幸せな一生だったのかしら、それとももう少し生きたかった?
なんだかじんわり考えてしまう。

帰る道々、一緒に観ていた相方が、
「実はね」
「なに?」
「シラノ・と・ベルジュラックだと思ってたんだよね」
「・・・シラノ&ベルジュラックだと・・?」
「うん」
「・・・ド"は貴族につける。。。」
「だよね」
てなわけで、やっぱりしんみりした余韻に浸らせてはもらえないのでした。

  

  これは違う日の代官山だけど、こんな舞台があったらきれいだろうな。

しかしまあ、挨拶の時のチャーミングなことと言ったら。
それにまたぐっときた、いい夜でした