今脳科学者の茂木健一郎の本を読んでいる。
「脳をやる気にさせるたった1つの習慣」という本だ。
茂木さんの本は何冊か読んだが、この本は一番わかりやすい。
脳は「偶有性」の状態でいるのだそうだ。
偶有性とは「確実性」と「不確実性」が混ざりあった状態なのだそうだ?
昔学生の頃、芝居をやっていた時、
同じ三畳の下宿に住んでいた先輩が、
「お前は何で演技してるんだ?」
という命題を出してきたことがある。
ハテナ?ぼくは絶句してしまう。
ぼくの中の「確実性」が「不確実性」になってしまう!
そして一週間、そのことばかりを考えた。
先輩に、
「そこに芝居があるから」
と答えたと思う?
これも「不確実性」いい加減な答えだと思う。
先輩は大笑いして
「そこに山があるからさじゃねえよ。もう少し考えろよ馬鹿!」
としたり顔でいた。
ぼくはおもわず赤面してしまう。
それから一ヶ月ばかりたって、
ぼくは先輩に、
「芝居はぼくの自己表現の媒体であって、媒体自体が目指すものではなく、
それは何でもいいんだと思う」
と答えた。
先輩は、
「おぅ、少しは考えてきたな?自己表現や自己実現が大事であって
芝居することそのものが目的ではないと思うよ」
先輩は笑ってぼくの肩を叩いた。
日常の中の非日常を演出すること。
そしていい意味で人を裏切ること。
そういうテーマがぼくのなかにある。
茂木さんが言うには、
「確実性」と「不確実性」のバランスが取れた状態を脳は喜ぶのだそうだ?
「脳をやる気にさせるたった1つの習慣」という本だ。
茂木さんの本は何冊か読んだが、この本は一番わかりやすい。
脳は「偶有性」の状態でいるのだそうだ。
偶有性とは「確実性」と「不確実性」が混ざりあった状態なのだそうだ?
昔学生の頃、芝居をやっていた時、
同じ三畳の下宿に住んでいた先輩が、
「お前は何で演技してるんだ?」
という命題を出してきたことがある。
ハテナ?ぼくは絶句してしまう。
ぼくの中の「確実性」が「不確実性」になってしまう!
そして一週間、そのことばかりを考えた。
先輩に、
「そこに芝居があるから」
と答えたと思う?
これも「不確実性」いい加減な答えだと思う。
先輩は大笑いして
「そこに山があるからさじゃねえよ。もう少し考えろよ馬鹿!」
としたり顔でいた。
ぼくはおもわず赤面してしまう。
それから一ヶ月ばかりたって、
ぼくは先輩に、
「芝居はぼくの自己表現の媒体であって、媒体自体が目指すものではなく、
それは何でもいいんだと思う」
と答えた。
先輩は、
「おぅ、少しは考えてきたな?自己表現や自己実現が大事であって
芝居することそのものが目的ではないと思うよ」
先輩は笑ってぼくの肩を叩いた。
日常の中の非日常を演出すること。
そしていい意味で人を裏切ること。
そういうテーマがぼくのなかにある。
茂木さんが言うには、
「確実性」と「不確実性」のバランスが取れた状態を脳は喜ぶのだそうだ?