山 時々里遊び

山三昧の日々とたまぁ~に里でのお話・・・

兎和野高原&十石山でスノーシュー

2017-02-18 18:14:42 | 山登り
氷ノ山の翌日はスノーシューハイク♪
ドカ雪の後の好天。
雪は重たいけど、ちょっとしまって歩きやすくなったかも。

やってきたのは兎和野高原。

木の殿堂の入り口ですが・・・
がっつり積もってます。

お向かいの駐車場。

道路からは完全に雪壁にしか見えません。

十石山の登山口と思しき所。

いやぁ~埋まってますねぇ~

木の殿堂の脇から登れるようになっていました。


屋根の上では雪かき。


初スノーシューのnaoさん。


はしゃいで・・・


戯れる。。。


まだ歩き始めた所ではありますが・・・


ランチタイム♪


今日のメニューはすいとん入りのキノコ汁。


その後、何やらバターを溶かしてグラニュー糖をふりふり。


何が出来上がるか?


おもむろにミカンを絞り・・・


フレンチトーストオレンジ仕立て♪


粉糖をまぶして完成!

めっちゃ美味い!
山でこんな本格的なデザートがいただけるだなんて。

naoさんの特技「人を太らせること」とのこと。

さぁ、しっかり食べたらしっかり登りましょう。




景色も良くテンション↑↑↑


スタートが遅かったし、積雪量も多かったので山頂は無理だろうなぁ~
と思ってはいましたが・・・
やはりトラバース箇所でちと雪崩れてたので引き返します。

スノーシューでずっぽりはまるキトキチくん。


木の殿堂のドーナツ屋根を目指して・・・

駆け下りるは楽し。

さっくりと木の殿堂まで戻ってきました。


アプローチの道が雪の回廊状態です。


高原の方にも寄り道。


ここでテント張りたいなぁ~


まったり楽しんだ帰り道。
naoさんから「晩ご飯食べていかない?」のお誘い。
まぢで?やったぁ〜♪

パーキングでGETしたサンチェと椎茸使ってサムギョプサル。

自宅に専用鍋があるなんて…

大量のお肉。

油はほとんど鍋からカップに流れ落ちます。

同じくパーキングでGETした岩津ネギを添えて。


めっちゃ美味かったです。
やっぱ、人を太らせるのが特技ですね〜

鵜縄から目指す氷ノ山

2017-02-18 00:29:04 | 山登り
隊長が過去にトライしたものの、谷が埋まりきらず引き返したと言うルート。
今回のドカ雪のタイミング「これを逃すと生きてる間にチャンスは来ない」との思いでチャレンジすると・・・

今回のルート

山スキーの記録は検索するもなし。
山スキーに向かない谷かなと想像できる。
標高差1100m。往復約14km。
ハードな1日になりそうな予感。

林道を出来るだけ奥までと車を走らせると…

倒木に進路を阻まれる。
引き返して空きスペースに駐車。

スキーで突破。

この先幅も狭く、どの道引き返さないといけなかった様子。
かえって倒木に助けられたかな。

除雪終了点。

左側に雪が崩れると川に落ちる。
恐る恐る…

除雪されていない林道は雪崩に埋れてます。

林道の端っこも雪庇。
くわばらくわばら…

振り返って。

帰りの滑降もちとビビり気味に通過しました。

小さな橋の所で林道を離れ、谷を詰めます。


すぐに難所。


落ちたら川へ。

やっぱりなぁ〜のシチュエーション。

嫌らしい所をクリアしたら開けた所に。

一本立てましょう。

7:35林道に出ました。

いい感じのもふもふロード。

更に谷を詰めると棚田の様な所に出ました。


見晴らしいいです。


キノコさん、雪の下で頑張っています。


8:45大段が平からの林道とクロスして更に詰あがります。


谷は埋まり切っておらず、水音が聞こえます。

ここから先は氷ノ山をほぼ滑り尽くしている隊長も未知の世界とのこと。
さて何が出て来るか。

滝出現!

やっぱり出たか。

切れ落ちて前には進めないので、右の斜面を登ります。

この斜面がまた急で、木も密で、枝が邪魔をする…

このあたりの区間、私にトップが勤まるレベルでは無く…
2番手、3番手で引っ張って頂きました。
帰りも然りですが、メンバーに感謝。

っで、二つ目の滝です!

左岸は険悪になり進めないので、滝の前で右岸に渡ります。

結構な落差。


微妙な場所ですがジグを切りながら登ります。


滝の上部に出ると穏やかな谷に。


たこつぼは深いですが・・・

この谷が完全に埋まることはあるんだろうか。

谷は優しくなりましたが・・・

ラッセルラッセル・・・

隣に東尾根が見えました。

夏道ともうすぐ合流。

高度が上がって鵜縄の集落が眼下に見えます。

あんなところから登ってきたんだなぁ~
11:25.スタートしてから6時間近く経ってるわ。
いろいろ変化があったので、あまり時間の経過を感じなかった。。。

見上げると、ラッセル特攻隊。

難所、急斜面、いや~な所をほとんどラッセル頑張ってくれました。
ありがたや。

頂上台地の端部に乗り上げました。

ここからは頂上まで緩やかなハイク。

東尾根からのスノーシューのトレースと合流しました。


霧氷の花が綺麗に咲いてます♪


モンスター街道♪


さらに白く。


小屋が見えた♪


モンスターが埋まってる・・・

シュカブラが綺麗です♪

振り返ると・・・


13:25山頂到着!

小屋の前の雪壁にビックリ。
風が強いから山頂って大抵吹き飛ばされて薄くしか雪が付いてないんですけど・・・
こんなに雪たっぷりの山頂、初めて見た。

ひとまず小屋に入って一服。
流石に8時間近く登ってると疲労感が・・・
普段の山スキーではほとんど食べないけど、シャリバテ気味でばかばか食べてしまいました。

しかし避難小屋ってほんとありがたいですね。
強風を避けられるし、チトシートが飛ばされる心配もなくセットアップが出来る。

山頂からの気持ちのいい滑降。

パラダイスです♪

ただ、冷えて指先の感覚がなくなりカメラの操作が出来ず写真が・・・
標高が下がると暖かくはなったけど、写真を撮る余裕がなくなる。。。

苦労した滝まで降りてきました。


左岸に渡って滑降モードのまま進みます。

登りはだいぶ高いラインで来ましたが、出来るだけ登り返しのないラインを選びます。
あ、私がではなく隊長が。

ルート工作中。

写真じゃ分かりにくいですがかなりの急斜面。
右下は滝の上部、沢が流れてます。
落ちたらタダではすみません。

一番の難所をクリアして無事、林道に出ました~


この先も登りでは多少アップダウンしましたが・・・
登り返さずにすむルートを選んで帰ります。

15:40除雪終了点の養魚場に戻ってきました。

ココから7時間かかった登りが下りは1時間40分。
あっという間ですねぇ~

林道は除雪され雪が切れていたのでスキーを脱いで帰ります。

倒木も切られて邪魔にならなくなっていました。

16:10無事に帰って来ました~

林道の雪が残ってたらもっと早かったのになぁ~

しかし、久々にガッツリ達成感満載の1日でした。
また来たいとは思わないルートではありますが。。。