あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

緊急の議員全員協議会を開催しました

2015-01-08 | 国際・政治
“衆議院選挙と最高裁裁判官の国民審査における不適切な集計について”
10時開会

冒頭で、今回の経緯について青葉区選挙管理委員会事務局長(青葉区区民部長)より資料に基づき説明があり。

投票所ごとの投票結果を記録する投票録に記載した数字を集計表に記入する際、読み間違えたことがそもそもの原因。
(不在者投票の票数を集計する青葉区第一投票所の投票数において不在者投票を外して第一投票所の投票総数としたことにより、数が合わなくなり、その事実を隠す為に担当係長と課長が相談して票数の集計操作をしたもの。但し国民審査の不正についてはその操作者が不明)

第一会派から順次、質問持ち時間制により質疑(以下に質問内容を紹介します)

・区の選管と市の選管の業務の関係性はどうなっているのか
・二つの投票の集計ともどう今回の問題が分かったのか?
・内部調査では限界がある。告発して捜査すべきでないか。
・第三者を入れた検証委員会を設置すべきでないか。
・選挙制度の根幹を揺るがす重大な今回の事案であるという認識が薄いのでないか。
・今回の事案は市役所内の組織的体質的な緩みの反映ではないか。市民は市役所をそう見る。
・今回の事案についての説明を受けるに責任の所在が不明である。誰が一体責任者なのか。
・一票の重みを市ではどう認識しているのか。
・市役所組織体質の改善を今回の事案により市は真剣に行うことを求める。
・会派としても刑事告発して捜査すべきと指摘する。
・第三者委員会の設置を求める。
・公正な選挙の破壊行為である今回。
・白票の不正操作を行ったという重大性の認識がないことが問題である。
・過去の国民審査においても区ごとの白票数に開きが大きいものがある。今回同様の票数の操作があったのではと疑義がある。
・集計表の読み上げミスが発端でありダブルチェック体制に改めるべきである。
・昨今、開票作業の迅速性が求められていることによる開票事務者に切迫性が事案の遠因でないか。
・今回は外部からの指摘により発覚したことになったが、実は内部では分かっていた事実ではなかったのか。
・組織的な隠蔽体質があるということを示した事案と受け止める。
・そもそものの小さなミスを糊塗したことにより重大な事案になった今回の件は、過去の職員の不祥事と全く同じ繰り返しでないか。
・この協議会の場に、何故、市選挙管理委員会委員長と青葉区選挙管理委員長が出席していないのか。このような重大事案に対する場に2者の出席がないこと自体に市の体質があると指摘。

以上、本日の質疑を受けた市からの対応を見て、今後、議会として常任委員会なり調査委員会または再度の全員協議会を行うなどを判断して行くことを確認して、本日は閉会。

以上、11時58分閉会。


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