あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

2月28日 櫻井充参議院議員新年会

2009-02-28 | 国際・政治

毎年恒例の、2月最終日曜日開催の櫻井充参議院議員後援会の新年会

Cimg4399 参加者数は直前まで増えて400人を超えた。勝山館の一番大きな広間でも着席テーブルの限界になるまで、多くの方々に参加いただいた。かく言う私は、桜井チューデュレンの一人であり、桜井後援会副会長の役を仰せつかっている。

会の第一部は、浅尾参議院議員(神奈川)犬塚参議院議員(長崎)をお迎えして、「総合安全保障の確立に向けて」のディスカッション。食糧や環境を含めて自立した国となるための安全保障について話し合われた。

そして新年会へ。なんと桜井議員ご夫婦は和服姿で登場。事前の役員会でも全く知らされていなかったこと。「日本人」を敢えて意識したいとの思い。

会場には、今年も県内各地から桜井議員の後援会の方々からの地場産品が提供されて、皆さんで舌鼓をうった。桜井議員が国会の合間を縫って常に宮城県内を歩いているからこそできることであり、議員がいかに歩いているかを証明する機会ともなっている。

Cimg4405 政権交代前夜、宮城一区から四区までの候補予定者も一同紹介された。新年会の司会進行役は、桜井議員が選対本部長を務める四区の農学博士・石山けいきさんが担当した。

中締めの挨拶は私から「桜井さんの夢の実現には一番に皆様の御支援の力であり、政権交代を皆さん私たちの力で果たし、桜井さんの夢を実現してみんなで幸せになりましょう」と申し上げ、三本締めにて終宴。桜井議員事務所スタッフの頑張りには、今回もエールを送ります。


2月24日 一般質問

2009-02-24 | 国際・政治

一般質問の初日。なんと7人が質問。私は2番目で質問に立った。

私の質問要旨を以下に紹介します。

・仙台市内には75歳以上の高齢者が1万2000人も一人暮らしされている。また高齢者の半数は夫婦のみ世帯か一人暮らし世帯であり、高齢者世帯の生活支援施策の充実が必要である。

・郊外に広がっている住宅団地の高齢化は進み、市内中心部までの移動の足の確保は行政サービスである。公共交通機関を利用するPRもおこなっているが、路線バスの本数も減り、公共交通を利用しにくくなっている。交通弱者に配慮した公共交通政策が必要である。

・高齢者の健康づくり支援に、屋内プールなど体育施設の利用誘導策を。元気で自立した高齢者が多いまちは幸せなまちである。

・敬老祝い金の廃止と減額には、丁寧な説明と十分な周知を。廃止した財源は高齢者福祉施策に有効に活用を。

認知症は高齢社会では誰しも可能性ある病。その対策は今後ますます新たな行政課題になる。

・4月から新たな介護保険事業計画が3年間始まる。老人ホーム500床の整備には個室に限らず、複数人部屋の整備も認めよ。

・地域包括支援センターは市内に44ヶ所体制になる。委託契約期間は3年に延ばすべきである。

・介護報酬は今回初めて3%の増額改定となった。しかし増額目的の介護現場職員の処遇(給与)の改善に反映されるか疑問。市は保険者の立場で調査し国に実態を報告すべき。

・伊達家ゆかりの歴史姉妹都市、宇和島市の伊達博物館と仙台市博物館の交流展示を提案。仙台市博物館は今秋、改修工事に入るが改修後の記念イベントとして実現できないか。

・四国の西南の地、宇和島市の地域経済も深刻である。仙台市の物産展などで、姉妹都市宇和島の物産も紹介してみてはどうか。

定額給付金は経済効果は無く、支給の手間暇ばかりかかる政府の施策。160億円ものお金が使えたなら、来年度予算はどんなに助かったか。市への寄付を市民に求めて市の施策に有効に利用すべきでないか。

・県の教育委員に対する市長の行動は教育の独立性からも許されない。行動をとる根拠になった共学化反対のアンケートは、一高の反対派が都合のいい結果が出るように仕組んだものである。市長は個人的な思いの実現のために仙台市長の肩書を利用したのではないか。

以上の内容を約35分質問し、答弁と再質問は再々質問までおこない、計70分となった。質問の内容は、市議会の「中継録」でご覧になれます。


2月23日 代表質疑二日目

2009-02-23 | 国際・政治

代表質疑二日目

公明党・共産党・社民党の三会派による質疑。印象的な主なものを以下に紹介します。

公明・施政方針には潤いが感じられない。定額給付金は市民が待望している速やかに支給を。普通建設事業費が年々萎んでいるがこれからどうする。外郭団体への市役所OB天下りを見直せ。中国を中心にした留学生を積極的に本市に招致して。新しい市立病院にドクターヘリコプターの配備を。ガス局民営化は仕切り直して再び

共産・小泉改革を推進してきた仙台市長。東北セミコンの大量解雇は看過できない。生活保護と路上生活者支援を充分な人員体制で。役所の行革断行によって非正規雇用職員を増やしている。定額給付金2兆円の財源は国民の食料品非課税にまわすべき。県教育長宅へ乗り込んだ市長の行動を批判。

社民・県教育委員に謝罪すべき。定額給付金を批判。保育所は民間まかせでなく。市長の男女共同参画への姿勢。市立青陵中はエリート養成校になるのか。敬老祝い金の廃止は市民の声を聞いたか。地下駐輪場の稼働率が低すぎる。動物園をより魅力ある施設に。

3年半前の応援団だった公明党も、市長に辛い内容だった。同党は定額給付金を礼讃する質問。共産は、市長がアポなしで県教育長宅へ公用車で乗り込み3時間も自宅前で待機していた事実を暴露した。社民の質疑は訊くことそのものに意義があるようだ。今年は市政施行120年であり、次期「仙台市基本計画」策定の年である。

提出議案に対する質疑はこれで終わり、明日からは一般質問が始まる。16人の予定。私の番は2人目。


2月20日 代表質疑

2009-02-20 | 国際・政治

各会派を代表して議案に対して質疑する代表質疑が始まった。

我が会派は第二勢力会派なので、2番目に村上一彦議員が行った。以下に本日三会派の主な質疑項目を紹介します。

改革ネット・中小企業融資183億円の浸透。観光キャンペーン後の交流人口の拡大策。水族館の立地を支援。子供たちが待っている保育所の整備。敬老祝い金制度見直しと敬老精神。確かな学力と知徳体のバランス

都市計画道路の見直しと工事財源。ガス事業民営化失敗は失政。下水道料金の制度見直しと経営。市長の市政運営の姿勢と職員との関係。市政運営への市民からの評価と自意識

民主クラブ仙台・村上議員

市長の交渉力と経済活力の実績。基金の廃止と将来の財政不安。

財団法人への天下り役員。生活保護費の急増。知的クラスター創生事業への補填と市の責任。救急車の病院搬送。携帯電話裏サイトと学校の対応体制。

保育所の整備と幼稚園。緊急雇用対策は人手不足の現場に。ガス民営化失敗と市長の責任。歴史的町名変更は市の住所を率先してみれば。県立高校共学化反対と市長の政治介入

きぼう・市長の選挙での公約と達成度。魅力に欠けた施政方針。敬老祝い金の趣旨。定額給付金は地域商品券に。公共建築物の維持管理方法介護報酬3%アップと人材確保。活動的な市長の錯覚と首長の立場。地場産業の経営基盤の強化策を。財政健全化にむけた具体的な取り組み方針。

梅原市長の今任期最後の施政方針と当初予算提案に対し三会派が代表質疑。第一会派の改革ネットも第三会派のきぼうも、3年半前は梅原候補者の応援団長を自任する議員が大半だったのに、今日の質疑はいずれも、梅原市政への不満と批判の内容になっていた。神輿の担ぎ手がみんな神輿から離れてしまったようだ。


2月16日 定例議会開会日

2009-02-16 | 国際・政治

梅原市長の任期中最後になる、次年度施政方針と予算審査がおこなわれる、第一回定例議会が開会した。

本日は、議案提案者である市長から「施政方針要旨」と「予算案提案理由」の説明があり、条例案と予算案が提案された。

施政方針の具体は、市役所のホームページですべて確認できます。ここでは特徴的な文言をピックアップしてご紹介します。

Wok1077100年に一度の危機を国民の勤勉さと底力で打開すると信じる、地域の総合力で立ち向かう、経済活性化策を展開していく。市政120周年の年、子供たちは都市づくりの可能性であり宝、3ヵ年で保育所待機児童ゼロを目指す。教育の充実こそが地域づくりの要。都市ビジョンとコミュニティビジョンを軌道に乗せ、本格化すべき年度。

平成22年度の基本計画策定に向け準備を進め、希望ある未来の仙台の青写真を描く。就任以来の3年半を振り返り、虚心坦懐に初心に返り、一日一日全力で取り組む。

財政規律を堅持し、社会的に弱い立場の生活に最大限配慮し、メリハリある予算編成に努めた。5つの柱として「創造と交流の推進」「未来への貢献」「未来を拓く都市基盤の形成」「安全・安心の確保」「豊かで幸せな生活」を柱にした内容抜粋は以下に。

Pro1032付加価値の創造、交流の拡大、就業支援の拡充、制度融資枠の十分な確保、中小企業支援と商店街の活性化、産学連携や販路開拓、人材育成支援。農業の担い手支援、多様な農産物の生産振興、有害鳥獣対策、魅力ある動物園づくり、水族館の立地支援。

3歳未満児の需要に対応、妊婦診査助成を14回に拡充、公教育の充実、全ての子供達により学びの提供、市立高校の教育体制の充実。

資源循環型社会の構築、杜の都環境プランの策定に向けて、小学校に太陽光発電システム設置、低炭素社会の形成、

Trp1033人口減少と環境規制の強まり、地下鉄東西線は全線の土木工事に着手、バスの運行体系のあり方、IC乗車券の導入検討、利便性高い公共交通軸を中心にした機能集約型都市づくりを進める、路線バス乗降場の集約化、あすと長町の街づくり、富沢駅周辺/荒井駅周辺の整備、風格ある景観づくり、緑の基本計画策定に向けて。

新型インフルエンザ対策、救急搬送時間を短縮するシステム整備、自主防災組織の人材育成、東部地区の浸水対策、食品安全性の確保、新市立病院の基本設計。

コミュニティづくりのモデル事業の展開、宮城野区文化センターの整備、南部発達相談支援センターの設計、高齢者生活支援の拡充、社会保障関係費の増加、都市経営基盤の確立、果断な行財政運営が不可避、区役所窓口サービスの向上、新たな行財政改革の策定。

予算提案理由説明で目立つ項目は、以下列記します

緊急雇用対策、ものづくり関連ビジネス参入支援、地域産業金融支援、ポストDC事業、農林業振興、保育サービス緊急整備、確かな学力育成事業、ごみ減量・リサイクル推進、東西線建設、緑の回廊づくり、仙台港インターチェンジ接続道路、危機管理対策、児童生徒の安全確保、障害者等社会参加の促進、高齢者の介護予防・健康づくり推進など。

3日間の議案審査のための休会後、20日金曜日から再会、代表質疑が始まる。