あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

予算審査委員会7日目

2015-02-27 | 国際・政治
【消防費】途中から
・地域防災リーダー(現在357人)と自助について
・‘隣所’と‘近所’を、自助・共助に加えて防災計画に盛り込みを。
・消防団の装備品の拡充について
・団員の加入促進、団員の処遇改善について
・国連防災会議の場でも消防団のアピール機会を
・消防団強化五カ年計画と新たな地域防災力の向上について
・杜の都防災メールについて(現在13670名余の登録)
・アクセス集中時の情報伝達のための対策
以上、消防費は終了。

次に【教育費】に入り、我が会派からは2名予定。

・いじめ不登校対策、いじめ対応支援チームによる学校巡回とは
・いじめ防止「きずな」キャンペーン
・いじめ防止「学校・家庭連携シート」とは
・確かな学力育成のための環境整備について
・小中学びの連携モデル事業について
・教員の多忙感の解消のための校務支援システムの導入について
・確かな学力育成 教科書採択における留意事項
・大津、川崎市の子どもの悲劇を範として
・社会科歴史授業での不適切な使用資料の開示請求
・新教育長と市長との関係性について及び大綱作成への市長所見

加藤けんいち議員
・教育予算が本市予算について占める割合は、政令市中8位の水準だが、
・本市の教育の目指すもの、施策の重点化について
・服務規律の研修制度の充実を
・教員の授業外業務負担の軽減策について OECD国の担当時間数の比較
・教職員定数の見直しは、どっちの方向にあるか
・土日の部活動指導における特殊勤務手当ては3000円に増額なるが
・部活動指導の外部委託化は大阪市で初導入、本市では複数配置化を。
・教育振興基本計画が計画期間中でありそれに基づく「大綱」の策定
・4年毎の教科書の採択のスケジュールとは
・採択審査の専門委員は公募が可能か、採択の透明性の確保を

渡辺敬信議員
・教育振興費と学校管理費の各校配当費について
・体育館の暖房器具はPTA備品になり修理負担も大きい、ジェットヒーター等大型暖房器具の配備を求める
・自分づくり教育 職場体験学習の受け入れ事業者数は市内2800余の協力
・受け入れ事業者との十分な事前協議が必要。一方で教員負担に配慮も
・本市児童生徒の体力調査は低下傾向にあり体力向上策は
・宮城県のジュニアスポーツpower up事業に市内児童が44名参加中
・土曜日授業の導入に、杉並区の取り組みを事例に
・道徳教育の充実について

以上、教育費の途中で4時45分閉会。

市民との協働に係わる条例案取り下げ

2015-02-27 | 国際・政治
奥山市長の施策の柱である“市民との協働に係わる条例案”を取り下げ。
市長与党5会派の代表が集められ、市長、副市長3名、総務局長、市民局長が並び、市長から議案を取り下げたいとの申し出がありました。

奥山市長が任期2期目の半ばに入り、復興計画の最終年度にも入る平成27年度の市長市政方針でも敢えて述べている第45号議案でありました。
しかしながら、本会議での質疑並びに付託常任委員会では審査継続のままとなっている状況の中、修正提案にも及ばずに、敢え無く取り下げとなりました。
我が会派としては、条例案の重さを受け止めて、市民の定義等について若干の調整が図られれば、議案に賛成する立場でおりましたが、我が会派への相談は、委員会審査以降一切ないまま突然今朝に、取り下げと聞かされました。

本議案は、奥山市政カラーの根幹を成す部分であると受け止めて、会派としても十分に対応するつもりであっただけに、拍子抜けするとともに大変残念な結果となりました。

この先は市長は、改めて6月議会に提案したいとのことですが、今回の経過からも次回提案は決して容易でないものと想像します。そしてもしも、第2回定例会でも条例が決定出来なかったとしたならば、市政の注目点は、一気に復興計画後の市役所トップ人事に移るものと思います。
さあ、どうする仙台市役所!

予算審査委員会6日目

2015-02-26 | 国際・政治
10日間の予定も折り返しに入りました。
各議員の質問内容を紹介します。詳しくは市議会ホームページも御覧ください。

【土木費】の途中から

・東部津波被災地区の復興工事について
  →答:県道塩釜亘理線の嵩上げ道路工事の進捗は27年度末に3割強(事業予算ベース)の予定。用地取得は8割だが平成30年度内の完工を目指す。避難道路の整備は嵩上げ道路の防潮機能の関係から限定される。
・嵩上げ道路土台の開口部からの越流対策と安全の確保策
・排水機場、ポンプ機能の津波対策について
・駐輪場対策 元鍛治町公園地下駐輪場の稼働率35%程度の向上策を
・百年の杜事業 青葉山公園のテニスコート22面を残す方向に転換を
・街路樹の伐採要望件数は72件260本、26年度の伐採実施は55件286本、その大半は泉区となっているが
  →答:22年4月策定した市の街路樹マニュアルに基づいて実施している。
・高砂公園内の整備計画は?
  →答:野球場2面は平成30年予定、テニスコート、パークゴルフ場も整備し、「うみの杜水族館」は7月に開館する。
・蒲生海岸公園に野球場の数の増設検討を
・国際センターの向かい博物館前の五色沼に金メダリストの銅像設置を

佐藤わか子議員
・道路新設の整備、震災後の道路計画の策定について
  →答:維持管理も含む道路事業全体に関わる総合道路計画の策定が必要、既存道路の適正な維持管理が必要であり、優先順位を定めていきたい。

木村勝好議員
・地下鉄東西線の開業と沿線のまちづくり進捗について
  →答:荒井地区において新しいまちが生まれる。都市計画提案制度により開業後も開発行為が高まるよう進めていく
・市内の軌道系交通軸の整備は東西線以降もまだあるか?
  →答:これ以上の地下鉄整備は時代背景的にも相当に困難と考える
富谷町新町長の公約である地下鉄泉中央駅からの軌道交通線LRTの整備について。新町長から仙台市に相談あったか?
  →答:当選後に市長に挨拶には来たがLRTについては何も無かった。
・今後、具体に町長から相談があったらどう対応するか?
  →答:本市ではLRTの知見を持っていないので勉強しておきたい。
・区画整理事業のあり方、蒲生干潟(国指定の特別干潟に認定)を残す市民要望について
・住民が納得していない事業に190億円も公金を使用することに反対。
・井戸浦地区の防潮堤整備における国のシュミレーションについて
  →答:被災家屋課税免除制度は27年度からは解除になり課税となる。
・道路維持費 除雪対策について抜本的な見直しを
・自動車経営改善計画の見直しと公共交通の役割りについて、交通事業者側からの視点と都市整備局(公共交通政策本部)側からの視点
・公共交通機関としての市民の足の確保について
・地下鉄東西線開業後の市バスの運営環境と行政サービス

以上、総括質疑を除き、土木費は終了

次に【消防費】に入り4名予定(我が会派はなし)
・消防活動強化地域は昭和62年11カ所から現在は北山一区域のみに。
・消防団の加入強化に向けた取り組み
  →答:団員数は2141人で充足率88%

午後4時38分に閉会。
明日は、引き続き消防費から。

予算審査委員会5日目

2015-02-25 | 国際・政治
以下に各議員からの質問項目を紹介します。詳細は市議会ホームページで御覧ください。

【経済費】続き
・事業復興型雇用創出事業は一人3ヵ年で225万円を支給し、約800人余の雇用創出になる予定、正規雇用への繋ぎはどうか。
・農業園芸センターの再整備と再委託先の公募状況
・市民農園の設置と運営状況について
・地元中小企業の復興のための販路の拡大策 展示会や商談会等への取り組み
・農商工連携事業は商品開発等マッチング機会創出を行う青葉餃子等
・国際センター展示棟の敷地とホールの利活用範囲について
・サブカルチャー、萌えキャラクターによる本市観光振興への取り組み
・「仙台経済デザイン」と冬季五輪の招致提案
・大手門の復元への考え方、川内旗立線道路整備との兼ね合い
・市内売上げ総額20%減の現況に対し資産価値の向上策こそ地方創生だ
・観光交流人口2700万人目標に向けた取り組み。
・仙台城址にプロジェクションマッピングの研究を
・国内フイギュアスケート発祥地、五色沼に金メダリストのパネル設置を
・東京での「仙台の夕べ」場と機会の積極活用を
・青葉まつりの山車(11基)を祭以外に展示して活用を
  →答:展示場所、警備費、搬送コスト等検討すべき課題は少なくない
・年間を通して何時でも仙台の各種大型イベントが観られる施設を

佐藤わか子議員
・東北復興交流パーク事業は仙台ナビックとの統合により復興支援をより促進するもの
・外郭団体仙台ソフトウェアセンターNAVISの今時の役割りの再検討を
・フィンランドプロジェクトで新たに目指すもの、全国への発信
・観光協会への補助金と、統合した仙台国際観光協会のあり方
・秋保作並観光振興事業とラ・サンタの低迷、磊々峡ライトアップの評価
・農業園芸センターの委託先の再選定と東部農業の振興

渡辺公一議員
・中小企業振興策、景気喚起について主張を展開
・経済は人であり人次第である等々の論

以上【経済費】は、総括質疑を残し終了。

次に【土木費】に入り
・自転車利用マナーの向上について
  →答:事故状況を直接見せるスケアード教室は効果あり、新年度12校で予定
・コミュニティーサイクル「伊達バイク」は15000人登録数に増加、利用回数も増加中
・国連防災会議時には海外来仙者にも伊達バイク等の利用を促して

5時6分に閉会。

予算審査委員会4日目

2015-02-24 | 国際・政治
以下に、各質問項目を紹介します。
市の一般会計予算の4割近くを占める健康福祉と子ども子育てに関わる予算だけに、増え続ける内容に対応するための財源確保と事業の優先順位が課題です。
なお答弁内容等は、市議会ホームページでご覧になれます。

【健康福祉費】残り5人中、最後は我が会派から2人

・児童館等要支援児受入れ事業の全市展開について
・児童虐待について、不明児童の居住実態の把握、増加傾向にあると思われる児童虐待への市の対応。
  →答:被虐待要保護児童数は347名
・地域包括支援センターの機能の強化について
  →答:市内25ヵ所のセンターに専任職員の人員増をはかる。
・認知症へのセンターの対応については
  →答:地域支援推進員として対策を強化する
・各区の保健センターに機関型包括の設置を希望する
・医療との連携について市立病院の場合は、地域連携推進室の役割り
・在宅介護医療連携センターの始動に向けて

・応急仮設住宅の居住状況
・被災学校施設の現況と津波被災地区の課題について
津波被災
・復興事業の仕上げに向けた津波被災地区への考え方

渡辺敬信議員
・危険薬物の乱用防止への啓発について 対策費予算は20万円
・仙台市薬剤師会と連携した防止啓発キャンペーンは好事例でないか。
  →答:危険薬物予防対策プランを作成し県と連携し取り組む

岡本あき子議員
・母体保護のための産後ケアについて→答:助産師との連携も図る
・助産所における産後ケア事業に対する利用者負担への助成
・母乳育児の推進と「のびすく仙台」の全区整備
・助産所での先天性代謝異常検査の実施を宮城県に求める
  →答:現在、宮城県と検査の実施に向けて調整を始めている
・全国的にも低い子ども医療費助成制度の補助の拡大も県に求めよ!

【環境費】1人のみ
・有害鳥獣対策について
・イノシシ被害が増えているが高齢化している猟友会への負担も大きい
・有害鳥獣捕獲隊の隊員の確保と維持について
・専門機関への調査委託とは日本猿に発信器を取付け行動を観察する等
・小型家電リサイクルモデル事業について、富山市に先進事例あり

【経済費】
・津波被災東部地区の圃場整備事業と大区画化による農家への影響
・安倍政権下での、農協改革はじめ農業改革への市の所見
・農業委員会の今後の役割りと公選制の維持
・仙台ナビックと東北六県パークの統合について
・伊達武将隊の存続と真田幸村の加入について
・東北六魂祭の各都市での開催と効果について
・仙台城石垣の修復後の活用について
・大念寺山のトイレの設置を求める

4時54分、7人(内2名は我が会派)を残して本日閉会。