阿部ブログ

日々思うこと

トランプ大統領の三大宗教の策源地を訪問

2017年05月09日 | 雑感
トランプ大統領が、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の一神教の策源地を訪問する。大統領上級顧問であるユダヤ教徒クシュナー(中東担当でもある)を引き連れて、大統領一行は、5月19日にアメリカを出発。最初にイエス・キリストを預言者と位置づけるイスラム教のメッカがあるサウジアラビアを5月20から21日訪問、次いでイスラエル@エルサレムを22日から23日に訪問する。トランプ大統領は、エルサレム滞在中にネタニヤフ首相と面談し、イエスが誕生したベツレヘムではアッバス議長に面談する。問題は、翌5月24日は、第三次中東戦争によるエルサレム統一50周年記念日で、旧市街を含め右派シオニストを中心にパレードなど一大イベントの日である点。トランプ大統領滞在中からエルサレム市内にはイベント準備等で、多数が市内に流入する為、テロなどが警戒される。イスラエル当局は、日程の変更を提案したが米国に拒否されている。安全確保に万全を期せない可能性があるからの提案なのだが、果たして大丈夫か?
トランプ大統領一行は、エルサレム統一50周年記念日の24日には、大淫婦バチカンのローマ教皇庁を訪問し、フランシスコ教皇と面会する。トランプ政権の首席戦略官スティーブン・バノンは、リベラルなフランシスコ教皇に異を唱えるマルタ騎士団に肩入れし、バチカンに宣戦布告している状況だ。面白い面会になりそうだ。
さて、翌25日には、ブリュッセルでNATO首脳会議が行われ、EUのトゥスク大統領と、ユンケル欧州委員長に面会する。翌26日は、イタリア、シシリー島で開催のG7に出席する。

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