写真は某所で見かけた事務所。
ものすごく近代的なお店をつくってくれそうな会社だ!!
ちなみに電話番号は「TLE」と書かれていた。
誰か教えてやれよ・・・。
こういう誤字は笑えるのだが、最近の本の誤植の多さには食傷気味。
最近読んでいる限りでは、誤植が全くない本か、ものすごくある本に分かれる気がする。
ひとつでもある本は、かみまくりの新人アナウンサーのごとく、大量に見つかります。
最近話題になったWebビジネス関係の新書はすごかった。
「ログイン中に聴くいた曲のプレイリスト」
「ついつい聴くきそびれてしまう」
この著者のパソコンは、いちど「聴く」と入力しなければ「聴」の字が出てこないのだなきっと(笑)
内容はとても面白いのだが、こんなおそまつな誤植があると、説得力は半減デス。
ある医薬品開発に関する本もすごかった。こちらはハードカバー。
さっきまで酵素「ペクチナーゼ」が製造されていたはずの工場で、ところどころ「ペプチナーゼ」が製造され、おそろしいことに、「酵素」は、ときどき「酸素」に変身していた。
化学の書籍で、こんなことをされてはかなわない。ややこしいったらない。
おそらく、本の書き手は皆、パソコンで書いているのだろうが・・・
プロの校正者はちゃんと介在しているのでしょうか???
もちろん、きちんとプロとしての仕事をされている校正者はいまでもいるのだろうが、
こう誤植が多いと、出版点数が多すぎて、粗製乱造??と疑われてもしかたない。
そうかと思えば、著者の領域まで侵食してくる校正者に怒っている作家もいる。
私の愛してやまないよしもとばなな女史の日記「愛しの陽子さん」にはこんな記述が。以下、引用:
ここ数年、校正の人がものすごいクリエイティビティを発揮したがることが多くなってきた。
「じゃああなたが全部書きなさいよ」と思うような文章の直しがたくさんしてある。
これでは、この人、人の作品に自分の足跡を残したいのでは?とかんぐられてもしかたがない。私はたいてい丁寧に怒ってすごい手間をかけて文句を書き、つきかえすことにしている。
当然です(怒)
これはもう、校正の仕事の領域を明らかに超えている。
もうひとつ、今日きたメルマガに載ってたこの文章も面白かったので、誤字つながりということでこっそり転載:
先日、高齢の母から父のことでメールが来た。
「高血統ですが、毎日出来る抱け頑張ってます、ちゃんと血圧も墓っています、
ただ朝の血圧が他界」。
元気なのか危ないのか心配になった。
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