
今年のGWはド真ん中に休日出勤(しかも徹夜勤務)を控えていますし、各地の渋滞発生が予想されていることを考慮すると、松本へ帰るのは自粛して東京でゆっくり過ごそうとは思っていたのですが、思わぬ事態で「ゆっくり」とは言えない状況となりました。
と言うのも、出稼ぎ拠点でのメインマシンとなっていたモバイルノート(Let's Note CF-W2B)のハードディスクが不調のようで、昨日朝から急にブルースクリーンやフリーズが連発したり OS(WindowsXP)が起動できなくなったのです。既に液晶画面が半分ほど逝ってしまっており、液晶TVをモニタ替わりに使う状態となっていたのですが、どうとうディスクも寿命を迎えたのでしょうか…
モバイルノートは2003年11月下旬の購入ですから既に6年半ほど経過していますし、ブログ更新が滞っているこのタイミングで出稼ぎ拠点のPC環境を失う(あるいは不安定になる)のは痛いので、ヨドバシへ走って緊急避難のための代替機を物色。迷いに迷って購入したのが、大型ネットブック(ネットノート)の東芝dynabook MX34Lのヨドバシ限定モデルです。

基本スペック( <== モバイルノートとの比較、☆はヨドバシ限定モデルの強化点)は、以下の通りです。
■ CPU:Intel Celeron 743(1.30GHz) <== Intel Pentium M(1GHz)
■ RAM:4GB(2GB×2)☆ <== 512MB(256MB×2)
■ HDD:500GB SerialATA☆ <== 40 GB UltraATA100
■ 光学ドライブ:なし <== DVD-ROM&CD-R/RWドライブ内蔵
■ ディスプレイ:11.6型ワイド(1,366×768ドット) <== 12.1型XGA(1,024×768ドット)
■ その他:Webカメラ搭載、HDMIインタフェース装備、ステレオスピーカー等
■ サイズ:幅286.0×奥行211.0×高さ24.9~34.2 mm <== 幅268.0×奥行209.2×高さ27.5~41.5 mm
■ 重量:約1.58kg <== 約1.29kg
■ OS:Windows7 Home Premium(32ビット版) <== WindowsXP Professional
サイズ的には厚さは概ね同等ながら、面積(特に横幅)は僅かながら後継のネットノートの方が大きく、重量も300gほど重い感じ。逆に言えば旧モバイルノートは6年半も昔にこのサイズ・重量で光学ドライブまで搭載して堅牢ボディを実現しているワケですから、さすがですよねぇ
本来なら同じモバイルノートの後継機種が欲しいところですが、さすがにコスト差が3倍近くあるので、そんな銭力を緊急で捻出できる余裕はありません。

まずは新しいネットノートの環境構築からスタートしたのですが、旧モバイルノートや松本の本拠地のPC、それに仕事で使うPCも OS は基本的に WindowsXP だったので、実は Windows7 に触れるのは殆ど初めて。Vista だって大して触ってないので、そもそも操作性の違いから戸惑ってしまいます。でも、早いとこ環境構築を進めないと後の作業に入れません。
と言うのは、データのバックアップは基本的に松本の本拠地で実施しているので、バックアップから復元する必要があるとなると、渋滞を回避(もしくは突破)しつつトンボ返りで松本の本拠地までダッシュする必要が出てしまうのです。バックアップデータの落とし込みだけのために松本までトンボ返りするのも非効率ですし、そもそもバックアップデータは先週末時点のものですし、それ以降のデータを失ってしまうことになるので、何とか瀕死の旧モバイルノートからデータを救出したいところ。
ところが、当初は通常モードでは上がらないもののセーフモード+ネットワークだと何とかなりそうだった旧モバイルノートですが、徐々に症状が悪化。遂に立ち上がらなくなってしまいました。どうも旧モバイルノートの症状から察するに、起動は出来ないもののディスクが丸ごと壊れたとかインタフェース故障ではなさそうなのでブートブロックあたりがエラーになっておるのかもしれません。
この症状であれば、何とかディスクにアクセスできれば中身のデータは(全ては無理かもしれませんが)救出できる可能性があります。そこで、昨日に続いてヨドバシへ急行し、救出部隊を調達編成することにしました。
ここで立案したのは、以下の2つの作戦です。
■ 第1案:データ復元ソフトによる救出作戦
旧モバイルノートはCDブートに対応している世代の機種なので、ブータブルCDから起動できるデータ復元ソフトで起動できれば、USBメモリなりUSB接続HDDにデータを書き出すことが出来る可能性があります。
ということで、データ復元ソフト「ファイナルデータ 9.0」と、大容量USBメモリ「SONY POCKET BIT 16GB」(高速タイプ・Windows Ready Boost対応)を購入しました。
■ 第2案:CDブートの Linux による救出作戦
これは以前、職場でも同様の手段で救出した経験があるのですが、CDブートが可能なLinux(例えば今回のケースでは「KNOPPIX」を採用)でモバイルノートを起動できれば、USBメモリなりUSB接続HDDにデータを書き出すことが出来る可能性があります。ただ、そのブータブルCDを作成するための光学ドライブが後継ネットノートには装備されていません。
そこで、USB外付けポータブルDVDドライブのBUFFALO「DVSM-PS58U2-BK」とブランクCD(ついでにブランクDVD)メディアを購入(USBメモリについては第1段階の作戦用で購入したもので共用)しました。
ちなみにUSBメモリやブランクDVDメディアは、後刻ネットノートのリカバリーメディアにも転用できる容量であることも考慮しています。

その結果、意外とあっさり第1案の作戦だけで、問題なく必要なファイルを救出することが出来ました。ちなみに第2案の作戦も後刻試行しみましたが、こちらでも対処できたようです。
これらの作戦も失敗した場合には、モバイルノートのHDDを外して直接読み出せるようチャレンジするか、直近のデータは諦めて松本にあるバックアップを活用するしかないなぁと思っていたのですが、それは実施せずに済んでホッとしました。
データは何とか戻ってきたのでこれからは更に環境を整備して、遅れているブログ更新などを進めなくては、というところです。いやぁ、想定外のバタバタなGWですよ…
関連記事:
旧モバイルノートのデータ救出作戦を追加発動(2010-05-02:別館)
モバイルノートのクラッシュにより代替機を緊急購入(2010-05-01:別館)
出稼ぎ拠点のTVを地デジ対応液晶TVに更新(2008-07-16)
Operation 環境改善、第3弾(2008-01-03)
出稼ぎ拠点に ADSL(タイプ2)を導入しました(2007-04-24)
12倍速!?(2007-02-10)
Operation 環境改善、第2弾(2006-07-23)
Operation 環境改善、発動?(2006-06-17)
ようやく、バックアップ(2005-06-12)
寿命が来ましたか? (追記あり)(2005-02-12)
と言うのも、出稼ぎ拠点でのメインマシンとなっていたモバイルノート(Let's Note CF-W2B)のハードディスクが不調のようで、昨日朝から急にブルースクリーンやフリーズが連発したり OS(WindowsXP)が起動できなくなったのです。既に液晶画面が半分ほど逝ってしまっており、液晶TVをモニタ替わりに使う状態となっていたのですが、どうとうディスクも寿命を迎えたのでしょうか…
モバイルノートは2003年11月下旬の購入ですから既に6年半ほど経過していますし、ブログ更新が滞っているこのタイミングで出稼ぎ拠点のPC環境を失う(あるいは不安定になる)のは痛いので、ヨドバシへ走って緊急避難のための代替機を物色。迷いに迷って購入したのが、大型ネットブック(ネットノート)の東芝dynabook MX34Lのヨドバシ限定モデルです。

基本スペック( <== モバイルノートとの比較、☆はヨドバシ限定モデルの強化点)は、以下の通りです。
■ CPU:Intel Celeron 743(1.30GHz) <== Intel Pentium M(1GHz)
■ RAM:4GB(2GB×2)☆ <== 512MB(256MB×2)
■ HDD:500GB SerialATA☆ <== 40 GB UltraATA100
■ 光学ドライブ:なし <== DVD-ROM&CD-R/RWドライブ内蔵
■ ディスプレイ:11.6型ワイド(1,366×768ドット) <== 12.1型XGA(1,024×768ドット)
■ その他:Webカメラ搭載、HDMIインタフェース装備、ステレオスピーカー等
■ サイズ:幅286.0×奥行211.0×高さ24.9~34.2 mm <== 幅268.0×奥行209.2×高さ27.5~41.5 mm
■ 重量:約1.58kg <== 約1.29kg
■ OS:Windows7 Home Premium(32ビット版) <== WindowsXP Professional
サイズ的には厚さは概ね同等ながら、面積(特に横幅)は僅かながら後継のネットノートの方が大きく、重量も300gほど重い感じ。逆に言えば旧モバイルノートは6年半も昔にこのサイズ・重量で光学ドライブまで搭載して堅牢ボディを実現しているワケですから、さすがですよねぇ
本来なら同じモバイルノートの後継機種が欲しいところですが、さすがにコスト差が3倍近くあるので、そんな銭力を緊急で捻出できる余裕はありません。

まずは新しいネットノートの環境構築からスタートしたのですが、旧モバイルノートや松本の本拠地のPC、それに仕事で使うPCも OS は基本的に WindowsXP だったので、実は Windows7 に触れるのは殆ど初めて。Vista だって大して触ってないので、そもそも操作性の違いから戸惑ってしまいます。でも、早いとこ環境構築を進めないと後の作業に入れません。
と言うのは、データのバックアップは基本的に松本の本拠地で実施しているので、バックアップから復元する必要があるとなると、渋滞を回避(もしくは突破)しつつトンボ返りで松本の本拠地までダッシュする必要が出てしまうのです。バックアップデータの落とし込みだけのために松本までトンボ返りするのも非効率ですし、そもそもバックアップデータは先週末時点のものですし、それ以降のデータを失ってしまうことになるので、何とか瀕死の旧モバイルノートからデータを救出したいところ。
ところが、当初は通常モードでは上がらないもののセーフモード+ネットワークだと何とかなりそうだった旧モバイルノートですが、徐々に症状が悪化。遂に立ち上がらなくなってしまいました。どうも旧モバイルノートの症状から察するに、起動は出来ないもののディスクが丸ごと壊れたとかインタフェース故障ではなさそうなのでブートブロックあたりがエラーになっておるのかもしれません。
この症状であれば、何とかディスクにアクセスできれば中身のデータは(全ては無理かもしれませんが)救出できる可能性があります。そこで、昨日に続いてヨドバシへ急行し、救出部隊を調達編成することにしました。
ここで立案したのは、以下の2つの作戦です。
■ 第1案:データ復元ソフトによる救出作戦
旧モバイルノートはCDブートに対応している世代の機種なので、ブータブルCDから起動できるデータ復元ソフトで起動できれば、USBメモリなりUSB接続HDDにデータを書き出すことが出来る可能性があります。
ということで、データ復元ソフト「ファイナルデータ 9.0」と、大容量USBメモリ「SONY POCKET BIT 16GB」(高速タイプ・Windows Ready Boost対応)を購入しました。
■ 第2案:CDブートの Linux による救出作戦
これは以前、職場でも同様の手段で救出した経験があるのですが、CDブートが可能なLinux(例えば今回のケースでは「KNOPPIX」を採用)でモバイルノートを起動できれば、USBメモリなりUSB接続HDDにデータを書き出すことが出来る可能性があります。ただ、そのブータブルCDを作成するための光学ドライブが後継ネットノートには装備されていません。
そこで、USB外付けポータブルDVDドライブのBUFFALO「DVSM-PS58U2-BK」とブランクCD(ついでにブランクDVD)メディアを購入(USBメモリについては第1段階の作戦用で購入したもので共用)しました。
ちなみにUSBメモリやブランクDVDメディアは、後刻ネットノートのリカバリーメディアにも転用できる容量であることも考慮しています。

その結果、意外とあっさり第1案の作戦だけで、問題なく必要なファイルを救出することが出来ました。ちなみに第2案の作戦も後刻試行しみましたが、こちらでも対処できたようです。
これらの作戦も失敗した場合には、モバイルノートのHDDを外して直接読み出せるようチャレンジするか、直近のデータは諦めて松本にあるバックアップを活用するしかないなぁと思っていたのですが、それは実施せずに済んでホッとしました。
データは何とか戻ってきたのでこれからは更に環境を整備して、遅れているブログ更新などを進めなくては、というところです。いやぁ、想定外のバタバタなGWですよ…
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ようやく、バックアップ(2005-06-12)
寿命が来ましたか? (追記あり)(2005-02-12)
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