中央線沿線で思う

昨日（９/２）は仕事で国分寺と吉祥寺に行ってきたでやんす。会社もバラバラの４人のビジネスマンが東京駅に集合。中央線にゆられること４０分くらいかな。国分寺に着く。改札をでて、ユニクロの看板がある方の出口に進む。「ふーん、ここが国分寺かぁ」と思う。駅前に降り立つのははじめてかもね。やっぱ「武蔵野」を感じるよね。いいと思った。

「秋がきてるな」って思ったのはビジネスマンの比率が低いからかな。街ゆく人たちの服装のカラーリングのせいかもしれない。商談の方は「バッチリ」。今度、提案書だす。これから楽しみ。

その後吉祥寺まで戻る。こちらは超懐かしい。高校卒業してはじめて東京にでてきた最初の３年間。浪人、大学１年、２年の３年間 この街に住んだ。はじめて親元を離れ、自活を始めたのが吉祥寺だ。あの頃、ちょうどＴＶドラマで「俺たちの旅」（主演 中村雅俊さん）がはやってて、よく井の頭公園がでた。あのドラマ、大好きだった。「東京の学校に行くなら下宿（← もう死語か）は井の頭公園のそばがいい」、それだけの理由で吉祥寺に下宿を決めた。ま、大学じゃなくて予備校に通うことになってしまったが、今思えばそれもいい経験だった。

よく「第２のふるさと」とか言うよね。自分の場合 それ聞かれたら「吉祥寺」と答えたい。「東京」じゃ広すぎるし、「武蔵野市」っていうのもなんかピンとこない。やっぱ「吉祥寺」なんだよね。

浪人の頃はキャンディーズってアイドルグループのファンだったんだけど、東中野にやはりキャンディーズファンの浪人 Ｄ君がいて、よく二人で予備校も行かずにコンサートに行ったものだった。Ｄ君はよく吉祥寺に遊びにきたけど、今でも交流がある。以下、けっこう最近、喫茶店で一緒にランチしたときの会話。

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自　「キャンディーズの頂点の曲ってなんだと思う？」
Ｄ　「やっぱし『やさしい悪魔』だろ」
自　「そうだな。『やさしい悪魔』か『アン・ドゥ・トロワ』だな。『やさしい悪魔』のＢ面知ってるか？」
Ｄ　「たしか『あなたのイエスタディ』だろ」
自　「あれは名曲だよな」
Ｄ　「おう、あれは名曲だ。あの曲の中で『今でもあなたの２階の部屋は 銀色電車が見えるでしょうか』ってフレーズがでてくるだろ」
自　「おう」
Ｄ　「あの『銀色電車』ってぜってぇ東西線だと思わねぇ？」
自　「おう、あれは東西線に決まってる。西荻あたりの下宿だな」
Ｄ　「だよなぁー！！（と言ってテーブルをバシバシたたく）　あれを東横線だって言ってるヤツがいるんだよ」
自　「それは違う。あの電車は東西線だよ」

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ぼくが住んでた吉祥寺の下宿っていうのが、西荻との間の２階屋で、まどから東西線の銀の電車がよく見えた。そのイメージなんだなぁ。ま、いいけど。
４０いくつになってこんな会話ができるなんて、素敵というかアホというか。ま、いいか。

吉祥寺の仕事の方は・・。こちらもバッチリ。今日はすごくいい日だった。今度Ｔ社さんと共同で提案書、作って提出しないと。