経営者オフサイトミーティング 東京場所！

「社内風土改革」と言えばスコラ・コンサルトさん。全国から「会社をよくしたい」という思いの強い経営者が集まります。 名古屋での経営者オフサイトもあるので、『東京日記』での紹介の都合上、スコラさんでの会は『東京場所』と呼ぶことに（『磯輪日記』に誘発されて）決めました。 ということで今年最後の『経営者オフサイト東京場所』は２０名を越える大盛況。写真は、美しい駒ヶ根の写真とともに「いい会社ってどんなだろう」とチャレンジし続けるａｃｂさんのブログからいただいたものです（ａｃｂさん、事後承諾ですいませんって、まだ事後承諾もしてなかったりして (^^;) ）。

今回のテーマは「指示・命令の限界とそれを”超えるもの”は何か？」

まずはスコラさんから、テーマに則って問題提起のプレゼンがあります。

それに続いてＡ社のＳ社長から、自社の風土改革の取り組みを紹介していただきました。キーワードは「わんぱく」。会社の中に様々な問題がおきたとき、自分の得意分野の土俵にもちこんで解決をはかろうする手法は、長所伸展的でいいと思いました。Ｓ社長の場合は、それが「わんぱく」と「遊び」だったわけで、「仕事を遊ぼう」と言い切っていくところに、子どものようなピュアな視線を感じました。「わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい」ってコピーで人気を博した丸大ハムの昔のテレビＣＭを思い出しました。Ｓ社長、どうもありがとうございます。



さて、２０数人のメンバーを４つのグループに分けてのディスカッション。今回も熱く、深く語り合いましたし、ヒント満載でした。今回、自分の中で印象深かったのは、「若手社員が中堅社員を、『いっしょにやりましょう』と突き上げる風土作り」ということ。様々なヒントや指示を与えたときに、アクションにつながりやすいのは、やはり若手。中堅社員は、そんな若手社員から「いっしょにやりましょう」と突き上げられた方が、上から「これをやりなさい」と言われるより、アクションを起こしやすいのではないか。ということ。指示・命令を超えて、自立的に動ける風土ができていれば その方がいいけど、その前段階の組織には有効な考え方だと思うし、最初はやらせでもアクションを起こしていくことが、まずは大事だと思いました。

それから「社長直轄プロジェクトを作ろう」ということ。採用プロジェクトだったり、発表会実施プロジェクトだったり、どんなテーマでもいいんだけど、それを成し遂げる過程で、社員とよく話すことになり、結果として、思いや価値観の共有につながっていく。いろいろなプロジェクトを行っていきながら、価値観を共有できた社員が増えていく。価値観の共有できた人が 自立的に動いてくれたら、これは強い経営ができそうです。う～ん、これもぜひ実施してみたいです。



オフサイトミーティングの後は、恒例の「泡オフ」。今回は今年最後ということで、立食パーティー忘年会だったようなのですが、そこに柴田さんも参加され、その場で各社が「今年取り組んだ改革」を発表したようなのです（自分は どうしても別の忘年会に参加しなければならず、今回はオフサイトミーティングまでの参加でした）。で、サンロフトからは見崎部長が発表してくれたのですが、その発表がなんと「スコラ賞」に輝いたとのことなのです。いや～、見崎君、何を話したのか知りませんが (^^;) 、あのメンバーの中での受賞はたいへんなものです。おめでとう！ 素晴らしい！！

ぼくが発表していたら、「受賞はできなかっただろう」という意見があるようなのですが、ふっ、ふっ、ふっ、「ここ一番！」での私のトークの強さをご存知ないようで。って、ウソですよ。もともとひかえめで、トークは苦手な性格ですから。自分がこちらの忘年会に参加していたとしても、サンロフトの取り組みは 見崎君に発表させたと思うし、だから賞はいただいていたと思いますが (^^;) 。この日、見崎君と携帯で話しができたのは２３時過ぎ。弾んだ声で「賞がいただけたんですよ」って報告してくれて、自分のことのようにうれしかったです。上の写真は「磯輪日記」からいただいたものです。磯輪さん、どうもありがとうございます（いつも事後承諾ですいません）。

今年は東京と名古屋で取り組んだオフサイト。本当に楽しくて、有意義な時間になりました。そして実は自社内、つまり静岡でも、社員とオフサイトを始めています。サンロフトの風土も、さらによくなっていく気がします。

スコラの皆様、今年１年、どうもありがとうございました。また経営者オフサイト参加者の皆様も、どうもありがとうございます。来年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。