Queen Ann's Garden

お庭のバラと草花の日記です。

ハニーのこと

2020-05-30 01:26:53 | 日記
愛猫ハニーが虹の橋に向かいました。
たぶん5月の初め生まれなので、17歳になったところでした。

昨年の話になりますが・・・。
以前から、左の眼球のメラノーマが疑われていました。
猫のメラノーマは悪性の確立が高いこと、他の臓器(肺や肝臓)へ転移しやすいこと等を理由に、眼科の獣医さんから早めの眼球摘出を進められていましたが・・・
まだ見える目を摘出することを、私はどうして決断できませんでした。
眼科の先生にも、他の先生にもいろんな相談をしましたが、
最終的には私が「正常に機能している眼球を摘出したくない」という結論を出しました。
それまでの経過がとてもゆっくりだったことや、この時点で15歳という年齢から、
このままゆっくりの進行であれば、病気をかかえつつも(=転移があっても)寿命まで生きられるのではないか?という意見もあり、それに納得した・・・というか、そうなって欲しかったんだと思います。
その後、眼科の先生が以前から指摘していた通り、緑内障になってしまい・・・それはどんどん進んでしまうものでした。
夏頃には視力はなくなり、その後、眼球もどんどん大きくなってしまい、頻回の点眼などもしていましたが、痛みも強くなってきたようでした。ハニーの苦痛を考慮すると眼球を残すのはこれが限界と思い、眼球摘出をしたのが11月初めでした。
手術も無事に乗り切り、傷口も体調も順調に回復しました。
ただし、病理検査の結果は、やはり悪性のメラノーマ。そして、他に転移しているだろうという内容の説明を先生から受けました。
抗がん剤や放射線治療の選択肢もありましたが、効果とハニーの負担を考えると、やらないことに決めました。
その後、しばらくはとても元気で、年寄り猫らしい生活をしていたように思います。
「甘やかしモードで生活させてあげて!」と先生方にも言われていたので、おやつも欲しがるだけあげていました。

今年になって・・・。
4月初め頃だったか・・・左顎の下のリンパ節が腫れはじめ、どんどん大きくなりだしました。体重も減っていることが気になっていましたが、ハニーは元気に見えました。
5月になって、食欲が落ちはじめました。左側の顔が気になるようで、前足でゴシゴシするのが増えてきました。先週くらいから、ほとんど食べなくなり数日でどんどん弱ってきてしまいました。その間、皮下補液に病院に通いましたが、カゴに入って移動するのもハニーにはしんどいことだったかもしれません。

2020年5月28日、午後7時すぎ。ハニーは、2回ため息のような呼吸をしたあと、グイッと体に力が入って・・・呼吸が止まってしまいました。たぶん、きっと、苦しかったよね。
今思えば、「よしっ、行くぞっ!」と、ハニーがここから離れる決断をした瞬間のため息2回・・・だったのかな・・・と、思いたい。

たらればを言えば、いっぱいあります。
選択肢があったのに、「ハニーは高齢だから」と、私は積極的な治療を選びませんでした。ハニーは頑張れたかもしれないのにね。
ハニーの寿命は、私が決めてしまったのかもしれないとも思います。
ビビりのママで、ごめんな・・・ハニー。

ハニーを可愛がってくださった皆様、ありがとうございました。
お世話になった獣医の先生方、病院のスタッフの皆様、ありがとうございました。






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