日々“RYO”好

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今時のクラブセッティング 1

2009年05月19日 | Ryo log
片山晋呉プロは、今年から使用クラブがナイキからオノフに変わり、マスターズ 日本人史上最高位4位という輝かしい成績をのこしました。一昔前ですと、プロモデルのクラブはとても難しいという印象があったのですが、昨今のクラブ事情もだいぶ様変わりしてきたようです。

シーズンオフからもっとも注目を浴びてきたのがクラブの契約だった。片山がクラブに求めるもの、それは「易しいクラブ」だった。アマチュアとプロの違いはシャフトの硬さだけと普段から発言する片山。純国産のメーカーでアマチュア向けのクラブを主に製造するダイワ精工と契約したのは、その考えがあってからこそ。

「最終的な決め手は、自分以外に男子プロと契約していないことかな。工場も都内にあるし、対応が非常に早いですね。ほかのプロがいないから、僕の希望がすんなり通るのがうれしいですね。最初は実際にクラブを使用するのはシーズンが始まってからになると思いました。でも、仕上がり具合がすごく良くて、今週マスターズに向けて出発しますが、新しいクラブも持っていきますよ。向こうで練習して決めますが、新しいクラブを10本入れてマスターズを戦う可能性もあります」。

話は今年2月に遡る。宮崎県のフェニックスリゾートで合宿中の片山の元に、数本のクラブを抱え、ダイワ精工株式会社スポーツ営業部の担当者が訪れた。そのクラブはいわゆるアマチュア向けの市販クラブに従来片山が使用しているシャフトを装着したもの。

早速ショートアイアンから手にした片山は、実際にボールを打ち感触を確かめた。従来使用していたアイアンは、ここ3年間変更しないほど片山の手に馴染んだものだったので、違和感は隠しきれなかった。

ヘッドの形状では、全体的に大きく、安心感が欲しい。バックフェイスのヒール側は、もっと厚みが欲しいなど、ボールが捕まりやすい、優しさを追求したものを求めている。さらにミドルアイアンを手にした片山は、構えただけで「これはライ角が違うでしょ」と指摘。片山の目はその0.5度の違いを瞬時に感じ取った。

それから約2ヶ月。ダイワとしては根本的にヘッド形状の改良なども余儀なくされたが、この日の会見で片山がはっきりと語った「僕の期待に答えてくれるメーカーです」。ダイワとしては第一関門を突破したと言えよう。
(ゴルフダイジェスト・オンライン)

片山晋呉のクラブ

ドライバー
ダイワ オノフ ドライバー(ロフト:9度/シャフト:RODDIO PROTOTYPE(R)/46.75インチ/272.7cpm/310.3g)
FW&UT
プロギア eggスプーン PX-03(15度)
ダイワ オノフ フェアウェイアームズプラス(5番18度)
ナイキ サスクワッチ2 フェアウェイウッド(7番21度)
クリーブランド ハイボアハイブリッド(4番)
アイアン
ダイワ オノフ アイアン プラス(5番-9番)
ウェッジ
ダイワ オノフウェッジ(53度、59度)
パター
ロッサ モンザ スパイダー AGSI+

※取材/2009年「つるやオープン」練習日
プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアセッティングとは異なることがあります。



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