新・エンゲル係数

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2015年05月08日 | 気になるネタ

4月12日投開票の静岡市長選で複数の運動員に対し、選挙運動をする見返りに日当を支払ったとして、静岡中央、静岡南、清水の3署と県警捜査2課は6日、公選法違反(日当買収・事前運動)の疑いで、落選したドラッグストアチェーン役員陣営幹部の静岡市議(36)=静岡市駿河区大谷=ら男3人を逮捕した。

静岡県警は7日、同容疑で容疑者が所属する市議会会派控室など関係先を家宅捜索した。
 他に逮捕したのは広告代理業の会社社長(30)=葵区城北2丁目=、同社員(26)=清水区緑が丘町=の両容疑者。3人の逮捕容疑は共謀し、告示前の3月下旬ごろ、運動員二十数人に対し、ビラ配りなどの選挙運動をさせた報酬として、現金計十数万円を支払った疑い。捜査関係者によると、3人とも容疑を認めている。

関係者によると、市議が会社にビラ配りを依頼し、会社が用意したアルバイトが3月中旬に静岡駅前や市内の繁華街でビラを配った。支払いは銀行振り込みだったという。捜査2課によると、時給は1200円だった。

県警は今後、金の出どころや、陣営として組織的な関与がなかったかを慎重に調べる。
 市議は駿河区選出の市議で当選2回。
 同市長選は3人が立候補し、ドラッグストアチェーン役員は6万9千票余りを獲得したが、次点で落選した。

 

 

 

静岡市長選から約1カ月。県警は公選法違反容疑で、落選したドラッグストアチェーン役員陣営の幹部らを逮捕した。告示前から同市葵区の中心街で大量のビラを配ったり、ポスターを掲示した車を走らせたりと目立つ選挙戦を展開していた陣営。捜査関係者によると、事前運動に当たるとして県警の警告を受けた後も同様の行為を繰り返していたという。県警は陣営幹部らが関与しているとみて内偵を進め、強制捜査に踏み切った。

捜査関係者によると、陣営は3月中旬、市内で候補者名を連呼しながらビラを配布した事前運動で県警から警告を受けたが、その後もビラの配布は繰り返された。地元関係者の話では、ビラ配りに動員されたアルバイトの中には、選挙運動を禁止されている未成年者もいた。事前に作業内容を知らされておらず、家族が陣営の事務所に怒鳴り込むケースもあったという。

選対関係者らによると、公選法違反容疑で逮捕された陣営幹部の静岡市議(36)はドラッグストアチェーン役員の市長選擁立に関与した1人。同容疑で逮捕された会社社長の広告代理店には、自ら電話して有償でのビラ配りを依頼したという。市議は、県外から選挙の指南役として陣営に加わった人物から「都内の選挙ではこれくらい普通だ」と言われ、業者を使うよう助言されたと、周囲に説明していたという。

 

 

静岡市葵区のドラッグストアチェーン役員の自宅周辺には7日朝、報道陣が集まった。本人は姿を見せず、インターホン越しに応対して、「突然のことで動揺している。内容をよく把握していないので何も話すことはできない。捜査には協力していく」と答えた。

 

 

四月十二日投開票の静岡市長選で、落選した薬局チェーン役員高田都子(ともこ)氏(62)陣営の運動員に告示前に選挙運動をさせ、報酬として現金を渡したとして、静岡県警は公選法違反(日当買収、事前運動)の疑いで、静岡市議の宮沢圭輔容疑者(36)=同市駿河区大谷=ら三人を逮捕した。宮沢容疑者は、ともに逮捕された業者二人を「選挙違反ではない」と説得し、チラシ配布を依頼していたことが、捜査関係者らへの取材で分かった。県警は七日、宮沢容疑者が所属する市役所の市議会会派控室を家宅捜索するとともに三人を送検し、現金の出どころなどを調べる。

 業者二人は、同市葵区城北二、ポスティング会社「静岡プロフィットサービス」社長井上有樹(30)と同市清水区緑が丘町、同社員大石翼(26)の両容疑者。

 捜査関係者や会社関係者によると、宮沢容疑者は三月初旬から告示日の同二十九日にかけ、同社にチラシ配りを複数回依頼。チラシに高田氏が立候補する旨が記載されており「公選法に違反する事前運動ではないか」と不審に思った井上容疑者らを「高田氏ではなく別団体が発行したチラシなので選挙運動には当たらず違反ではない」と説得していた。同社幹部は七日の取材に「宮沢さんに問題ないと言われ信じたが、認識不足だった」と説明した。

 三人の逮捕容疑は告示前の三月下旬、共謀して高田氏への投票を呼び掛ける内容のチラシを運動員二十数人に配らせ、時給千二百円のアルバイト代計十数万円を渡したとされる。

 宮沢容疑者は逮捕前の本紙の取材に「選挙違反は何もしていない。弁護士に相談しながら活動していた」と話していた。

 捜査関係者によると、井上、大石両容疑者は容疑を認めている。

◆告示前からポスター 陣頭指揮も警告数回

静岡市長選で高田都子氏(左端)の選挙応援をする宮沢容疑者=3月29日、静岡市清水区で

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 静岡市長選では市議の大半が現職田辺信宏氏(53)の支援に回り、高田氏を応援したのは二人だけだった。宮沢容疑者は選挙運動全般を率いる中心的立場の一人として県外の選挙プランナーらと政策や戦略を助言。選挙知識がない組織の陣頭に立ち、遊説でマイクを握った。

 陣営は、告示前からポスターやのぼりを繁華街や自社店舗などに掲示し、大量のチラシを配布。市選管は、高田氏の名前を挙げ「よろしくお願いします」と呼び掛けた行為が事前運動の投票依頼に当たると指摘する。市民からも「女性市長を連想させる車で活動している」などと問い合わせがあり、県警が複数回警告したが、陣営は政治活動の範囲内で違法ではないと主張していた。市選管担当者は「公正な選挙を呼び掛けてきたので残念」と話す。

 無所属の宮沢容疑者は民主党とともに五人でつくる会派・静翔会の政調会長を務めている。会派の白鳥実代表は七日に控室が県警の家宅捜索を受け「選挙の違反行為も重々承知していたはず。誠に遺憾」と述べた。

 宮沢容疑者の支援者の一人は「市を変えよう、無投票はいけないと、一生懸命やった。いずれは市長にと思っていたが、悔しい」と残念がった。

 高田氏の兄で選対本部長だった隆右(りゅうすけ)氏(66)は「宮沢さんは清廉潔白な人だと信じている。全貌がつかめず、(容疑が)何のことか分からない」と話した。