蒼穹のぺうげおっと

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ガンダムSEED DESTINY 第48話 「新世界へ」 感想

2005-09-18 08:01:58 | ガンダムSEED DESTINY
今週は全てを通り越してレイ・ザ・バレルというキャラに集約された、そんな切ない感じの第48話「新世界へ」。
#ゆえに今回を受けての次回タイトルが「レイ」というのもある意味納得かもです。

全体テーマ部分については既に明らかになっているということと、終局はMSバトルがメインになるであろうということ、それに伴う悲劇もある程度あるはず、と予想されることから既に先週あたりから正直感想として書くのが辛くなってきていますが、残っているポイントとしては個人レベルの物語の帰結なんで、やはり今回レイという個人に焦点が当てられたように、今作キャラを中心にSEEDで描ききれなかった側面を個人レベルで問う、そういう帰結があれば僕個人としては満足かな。

■救いの対象となるのか?レイ・ザ・バレル
僕がこの感想でよく前の感想を引き合いに出すことがありますが、大体引き合いに出す話数は決まっていて、今回終盤に入るにあたりその回数がかなり多いのが第29話「FATES」です。

半分くらいは総集編だったのですが、個人的にこの総集編は秀逸だったと思っています。
なぜならそこには議長の行動の原理が描かれていて、全てにおいて今の議長の原点になっているからだと思うんですね。

議長のデスティニー・プランやその中での「役割論」については、既に本編でも、またこのブログでも感想・コメント欄を通じて大分意見が出尽くした感じがあるので、今回はそこにはスポットは当てずに、第29話の中でもう一つポイントになった部分からレイ、クルーゼ、議長を見てみたいなと。

前作ではクルーゼの一人勝ちみたいなところがあったんですが、基本的に彼のスタンスは人類(ナチュラル・コーディネータ含めて)に絶望した虚無論者でした。
それが「FATES」においては、そんな彼も自分の生まれてきた意味を問うために仕掛けていたようにも取れるわけで、そこが何気に熱かったわけです。

議長もまたデスティニー・プランを唱えつつも、本人は運命に抗う、そういう人なわけでそこが熱かったわけです。

で、それを受けて登場するのがレイ。
クローンということを今回カミングアウトしたレイですが、そのレイが議長絶対のスタンスを崩さないのは、やはりクルーゼと議長が行った禅問答のような質疑の延長に自分の答えを見つけたからなのかもなぁなんて思いました。

自分が何のために生み出されたのか、そしてその(失敗作としての)結果ゆえに自分の寿命も短い。
じゃあ、何故自分は生み出されたのか?生まれてきた意味はあったのか?

恐らくここまではクルーゼと同じ想いだったのかもしれないけれど、クルーゼが虚無論に走ったのに対して、レイは議長のデスティニー・プランを知ることで、自分の役割を見つけた、自分の生きる意味を見つけたんじゃないですかね。
だからこその議長絶対、議長の思いを実現することこそが自分が生きてきた証、それが自分が生まれてきた意味、そういう解釈をしているのかも。

ということは、レイ自身は自分で自分の役割を見つけたことになるんじゃないかな。
つまり、それって(与えられた役割に諾々と従うことを要求される)デスティニー・プランとは対極を成す考え方なんじゃないだろうか?
と思うと意外とレイという存在も熱いなと。

第30話「刹那の夢」でレイがシンに「どんな命でも、生きられるのなら生きたいだろう」と語っているシーンもやはり熱いですね。
#そのときの感想でも終盤はレイとシンの関係性に焦点があたるんじゃないか?と言っているので、やはりラストは個人レベルの帰結を描いて欲しいですね。

となると、やはりレイという存在が生きるか死ぬか?ということになるとやはり寿命の問題もあるので結局は死しか残されていないんだろうけれども、ステラたんがシンの腕の中で死んだことに意味があったように、レイという存在にも何らかの救いを描いて欲しいなと思ってしまいますね。

レイがどう考えて今に至ったか?と言う上記部分は僕の全くの妄想ですが、レイという個人にそれなりの救いが描かれると良いなというのは本心です。
#議長のプランの成功を祈って満足しながら逝くというのもあるかもしれませんが、それはそれで彼にとっては幸せなのかも。

■集結する艦隊
DESTINY放映当初からの感想というか個人的希望として、前作では仲間が終盤に集まってくるところが熱かった、けれども結局3隻しか集まらなかった、だから今作では是非ともそれよりももっと多くの同志が集まってくる、そういうラスト展開を是非とも見てみたい、とずっと書いてきたので、今回その片鱗が見えて個人的には少し満足です。

そういう意味でメイリンたんがザフトの制服を着ているというのは混在という意味合いも持たせているのかもしれないですね。
願わくば、プラント・オーブからだけでなく、(ブルコス以外の)連合諸国、または旧中立国あたりからも増援が来る、そういう展開があると燃えるかなと。

■正直、困ります(レイ・ザ・バレル)
ここまでテーマ的な部分についてや、エンタメ作品としてかなり楽しませて頂いたDESTINY。
#アバンタイトル見ながらやっぱり面白かったなぁなんて思ってました。
しかしながらやっぱりデスティニー・プランの導入・実行部分からラストバトルまでの流れは急ぎすぎではないかなぁ。
個人的にはテーマ部分については第47話「ミーア」で終結した感じがあるので、やはり最後はシンを含めた今作キャラの個人視点での帰結へ持っていって欲しいなぁ。
ということで、ひとつよろしくお願いします(って誰に言ってるんだか)。

残り2話、もう見守るしかないわけですが、コニールが瓦礫の中から小さな花を見つけたように、そういう小さな救いが描かれることを祈っております。

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31 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Strike Dagger)
2005-09-18 11:54:01
うわあ、一番乗り(感動、笑)?



先週は以上に忙しく、先週半ばからのコメントを、全然見てません(謝)。今朝も、客をホテルに連れていって朝を会食して、帰ってきたばかりで、サンプロ見ながら、書いてます。



管理人さん、レイは日本人ですな、それも古手の親父、circa昭和40年代の(笑)。今、大事な話をしているから後にしろ? ははは、なんかその昔、私の死んだ親父が、私が小さい頃、二人で話ている時に、御袋が部屋へ入ってこようとすると、同じ口ぶりで話してましたね(笑)。ルナもルナ。また出直してきて、もうよろしいですか?だって。ルナとレイが夫婦で、シンは二人の息子か(笑)?



それはさておき、先週に続き、ラクスの怖い顔、でも今週その意味が良く判りましたね。議長が、先々週、レクイエムの歪曲用コロニーを月軌道辺りに置いておけと指示した時、何か有るとは思ってましたが、まさかあれをそのまま修理して使うとは(驚愕)。それも、どうせ一度は打たねばならない? もう少なくとも、オーブはあれで確実にあれで消滅させる、つもりだったんですね? それも理由が、自らの人類防衛作を認めぬなら人類の敵だ、とは。

凄い割り切り様。



管理人さんが、レイが自らの余命幾ばくも無い命を、議長の計画の為に、という生きがいを見つけたというのは、DPで与えられた、運命では無く、自らで辿り付いた、生きる目的なんだから、それこそがDPの主旨に反するんでは、という様な表現をされてましたが、或いは、少なくとも、私には、そう取れたんですが(謎)。確かにそうなんですが、レイ自信、自分を何者(或いは、何物)と考えているのか、という点が、気になりますね。ギルというDPの発案者であり、DPその物とも言えるギル本人から、今の役目を受けた事で、既にDPに組み込まれている存在と、考えているんでは? 勿論、シンも。ただ、自分は与えられている役割に、生きがいも、やりがいも見出している物の、中には、そう思わない連中もいる(人は無知で傲慢だから、笑)し、そうスムーズには行かない、と自ら言っている所に、管理人さんも指摘する、クルーゼの様な人間という種に対する不信感が伺えますね。だからこそ、自分が逝ってからでも、シンがその意思を確実に引き継ぐべく、更に「刷り込み」を強化しようとしてる焦燥感が、私には切なく移りましたね。次は奴らが来る、AAが、と言ってましたが、逆シャアのアムロじゃありませんが、アスランとキラめぇ、奴らを殺らなきゃ、死んでも死にきれない、と思っているんでは? 管理人さんの言うレイにとっての救いは、私が思うには、やはりあの二人を刺し違えてでも殺す事でしょうね。



またギルからすれば、シンとレイは、まさにレイがシンに説いた様に、DPを、そしてDPにより造られた社会とその秩序を守る「番人」としての役割を、すでにDPの主旨に乗っとって「適任」した人事なんでしょう。それが、真のFaithの意味なんでは? 自分や自分の計画に、絶対盲従し、持てる高い戦闘能力を総て使って、それに反する力を確実に排除する為の。だから、AAとの決戦を見越した彼は、わざわざ、あの二人(だけ)を、機体と共によこせととう指示を、出したんでしょう。



先週のコメントをさらりと見たら、どなたかが、ギルは混乱が酷ければ酷い程、DPを世界に売るのがたやすくなるという事を目論でいたんでは、というのが有ったと思うんですが。私も完全に同意見で、そういう時にこそ、藁をも掴む思いで、民衆は強いリーダーを求めるものです。ただ、今週、ロゴスの魔女狩りで、各国の政府が麻痺状態にあるという様な話がチラリ。まあ、この話書いた人は良くキチンと考えてるなあと思いましたねぇ。既存の政府関係者は大なり小なり、地球側の兵器に頼る形で大西洋連邦とロゴスにその調達を頼らざるを得ない状態に有ったんですから、ロゴスとの繋がりを否定できる訳が無い。それが理由で、やはりそれぞれの国は民衆の政府否認状態や、最悪、無政府や内乱状態にあるんでしょう。ウマイ(納得)!! ただ、スカンジナビア王国のみが、オーブと近いという事は、連中は、現在の永世中立を保ちつつCE世界にも至り、国防関連や、兵器開発も、今の様に、独自で進めて来てたんでしょうね?



あと、今回のオーブ側の戦力ですが、数話前の、第二宇宙艦隊という表現が、ずっと気がかりだったんですが、なんだ、御嬢ちゃんも、可也クサナギ級の戦艦持ってたんだ?

じゃあ、あのシリーズ冒頭で、ギルに、力は戦争と災いの元だ、みたいな、あの話はなんだったの(笑)?った感じですね? ただ、今回は本人は戦闘には参加しない様で(判断としては、大変、懸命です、笑)、また逆シャアで、すいませんが、シャアよろしく、自分はシンの様に、MSのパイロットだけしてたらいいんじゃ無い、といった所でしょうか(笑)? あと、歌姫も、かなり船を揃えてましたねぇ? またその辺で、ゲイツRさんが、どんな見解、コメントをして下さるか、楽しみです(笑)。



ところで、Great Mechanicsの最新刊を読んでたんですが、色々ドムトルーパーの事で、面白い裏話が。で、あれはどうやら、三機しかない、高価なスペシャル機の様ですよ。あと、暁には、予告編でもチラリと見せてたドラグーンの様な移動砲台が付いているとか。ムウ君よかったね?

ひょっとすると、レイの救いは、同じ血を分けたムウに、似た様な機体であるレジェンドごと、引導を渡して貰う事だったりして(笑)。サザビー対vガンダムのファンネル対決(また、つくづく逆シャア、笑)。で、デスティニーと、レジェンドなんですが、どうやら、核とデュ―トリオンのハイブリッドだとか、書いてましたねえ。で、従来の核動力より、更に凄いパワー出力だとか。で、新しいフリーダムとジャスティスはどうなんでしょう(笑)?



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Unknown (H&K)
2005-09-18 12:05:32
レクイエム(鎮魂歌)がコーディネイターのとっての鎮魂歌になるはずが逆にナチュナルの鎮魂歌になるとは・・・



レイはクルーゼと比べてまだ幸せかもしれません、クルーゼは欲望の果てに生まれた存在で生まれたきた意味すら知らず、自分を生み出した世界に復讐しようとして様々な暗躍を続けましたが・・・レイは燕さんと同じ意見ですが議長の目標であるDプランのためならという目標で生きてるわけで、まだレイの方が自分が生きてる実感があるものです(ただ他人から見れば空しいと思えるものかも)

しかしレイもクルーゼに劣らずマキャベリストなので(笑)人を扱うのには慣れてる存在です。

シンは純粋な人物でありまして、人一倍心の痛みが解る人間でもあります。それによって怒りや憎しみも人と比較にならないほど強大です、そこにレイが「その力を世界にしめせ」と誘導するわけで(その道がDプラン実行への道)彼はただそれに沿って歩いてる存在、シンとレイの対比も考えてみると面白いですな。

ただレイの誤算はシンがルナとくっ付いてしまったことでしょう。ルナの存在がシンの心を不安定にさせる要因で、なるべくルナを遠避けようとしているような。



まったくの余談ですがMIAストライクダガーはシンプルで良いですね。他のダガーも期待してます、特にロングダガー
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ペースダウン (LibertaModifica48)
2005-09-18 12:21:10
ここに来て急にペースダウンしているような気がしているような気がしています。やはり夏休みが・・・(まだ言ってる)ここ3話ぐらいの内容が予想通りに行き過ぎているのもそう感じる所以なのかもしれません・・・あと2話なので厳しいMS戦で死人が誰になるかぐらいしか語ることがないのですが、メイリンたんだけ残ってくれていれば、どうなってもいいです(笑)



※なんか別人のように怖いラクスの顔のカットが・・・夢にでてきそう・・・(怖)

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運命を切り開け! ディスティニー! (ケイタロウ)
2005-09-18 16:36:10
今回のアバンタイトルでのDESTINY本編総まとめと前回の三石さんの予告で、シンの着地(願わくば再出撃も)は必ず来るなと思っていたので一人ニヤニヤしていました。本編総まとめに関しては、これからの残り三話でDESTINYの物語をまとめるという意図でやったのではないかなと深読みしております。まあ、ミーアの半総集編エピをやった後なのでタイミングが悪いといえば悪いんですが(苦笑)。



レイがクルーゼと同じという事で、これまでのSEEDシリーズの描かれ方でいけば何か対比があったりするのかなと考えてます。次回キラとぶつかるみたいなんで、そこら辺も楽しみですね。何よりタイトルが「レイ」ですよ。これはきっちりレイのキャラを掘り下げてくれるのではと密かに期待しております。



艦隊終結は壮観でしたね~。DESTINYが始まった当初から希望していた一人としては満足ですよ。



次回は前作でも多くの犠牲を生んだ第四十九話という事で、冷や冷やしながら放送を見守っていると思います。何だかんだ言って、ストーリーを引っ張ってきた名前の付いたキャラ達が散っていくのは辛いです。
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抱きしめてた運命のあなたは 季節に咲くまるで儚い花 (ドミニア)
2005-09-18 22:01:45
■最初の4分

びっくりしました。

ま、まさか・・・2週連続総集編!? と。

総集編のギネス記録更新!?2度も3度も4度もミーアが撃たれるシーンを出す必要性は説明するまでも無く低いし、明らかに悪質な時間稼ぎが見え見え、最初の4分の9割が既出映像&音声ときた。前回説明とツナギの高価ならここまで引っ張る必要は勿論ないし、通常25分のアニメで4分がどれだけ貴重か。約6分の1じゃあどすこい!!

ウルトラマンが怪獣を倒しておつりが来るというものです(その例えもどうだ



残り2話だよね~?どうする気ですかね、本当につめ込むのではなく開き直りに入っているのでしょうか。

もうこうなったらヒロインを深夜0時に殺して火葬してタイムワープして全員を魔法使いにして世界樹で蘇らせても間に合いませんぞ(もちろん皮肉だとも!!



>>「今更だけど、アスランと・・・メイリンの~~」

本当に今更じゃないですか。何残り数話になって聞いてるの!?ルナの頭の中を疑うとか言うレベルじゃない、こえはもはやロゴスタッフの仕業でしかありえな~~い!



●推測してみる

??「脚本。シンとルナのキスシーンに対する講義の手紙が殺到してます。ネットではもっとすごいです」

脚本「え?なんで?」

??「・・・いや、そりゃ妹殺した相手と次の週にキスじゃそりゃあ・・・」

脚本「そうなの?・・・まったく視聴者はワガママだなぁ、わかったわかった。じゃあ今からでもフォロー入れとくよ」

??「・・・・えぇっ!? いやいや話の作成中の分はもうあと5話切ってるじゃないですか!! そんなタイミングでそんな事をしたら余計に・・・」

脚本「チミは黙っていたまえ!! 脚本は僕だ────!!!!」

??「(もうダメだな、このアニメ・・・・)」





■小泉議長のプラン

シャア。トレーズ。そしてギレン・ザビ。ガンダムには様々な敵の指導者がいましたが、当初はトレーズレベルになりえるか? と見ていました。

しかし途中辺りからトレーズなんて全然、ギレン・ザビレベルに。そして今この終盤に至って議長は小泉総理レベルに。

話数と説明が足りない事も手伝って、いきなり反対国を吹き飛ばす暴虐ぶり。

しかも現在の議長は、ブッシュと小泉の悪い所を足して2でかけた存在に。



・・・・ハッ!?ということは、議長を面白おかしく批評している私はマイケル・ムーア?(ぉ





>>「夢と未来を封じられてしまったら・・・」

うーわ、このシーンの作画ヒッデェ。【下級生】中期じゃないんだから。深夜じゃないんだからもうちょっとがんばって下さいませんか。古い絵を使い回しまくって尚こんな絵を出しやがりますか。



>>「え? あ~~・・・・・ああ・・・・え・・ああ・・・」

うむ、立派な脳障害だ(コラ

シロッコに呪われた後のカミーユみたいですね。

ラスト3話になってまだ流される主人公。・・・本当に主人公?(それも今更か!!

ギュネイ・ガスじゃないの?(ぉ

ギュネイみたく死んでももう驚かないよ。いや、むしろそっちを希望(ぇ





●チャララララーでクルクル無し、クレジットのみでのCM入り

オイイイィィィイイ!!!

焦ってるのかサジを投げてるのかどっちだぁぁあああ!!!





>>数ではとても叶わない

この時、【少数精鋭によるゲリラ戦】と思っていたんですが、いやぁまさか真正直に戦艦持ってくるとはねえ、ハッハッハハハハハ・・・・・
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残りの見所として (燕。(管理人))
2005-09-19 06:47:12
>Strike Daggerさんへ

一番乗りありがとうございます(笑)。

レイと議長の関係性については需要と供給がマッチした例だと思うんですよね。

ゆえにデスティニー・プランの一部として組み込まれていたとしても、むしろそれは本望である、みたいな。

自分が生きた証を残せるならそれでも構わない的な感じでしょうかね。ゆえに切ない。

ただその考えは議長が与えたにせよ、レイ自身は自分で考えて判断している、という点がポイントなのかなと。

絶対的な善・悪は存在しない、だから自分で考えて自分の責任で判断する、レイもそういうテーマを担った一人なのかもしれないですね。

>クサナギ級

一隻じゃなくて、たくさんありました(笑)。

やっぱり宇宙に上がっていたサハク家からも供出があったんですかね?

>ドムトルーパー

うお、そんな隠された仕様が!!

ゆえに地上も宇宙もOKってことですな。

#つまりリック・ドムトルーパーは無しってことで。



>H&Kさんへ

シンとレイの関係性がやっぱり最後はポイントなのかなと思います。

#個人的にはその展開を第30話のステラたんを逃がすあたりから想像していたので、そういう方向性でまとめてくれるならかなり嬉しい。

ルナとシンがくっついた遠因としてはメイリンたんを殺そうとしたところから実は始まっている可能性があって、レイの計画がルナ(というか色んなブレ)によて狂ってくるとしたならば、それはかなり遠まわしな因果応報なのかもしれませんね。



>LibertaModifica48さんへ

ペースダウンというかペースアップしすぎてストーリー展開が追いつかないみたいな(笑)。

ここ3話くらいの内容は物語単体として見た場合(デスティニー・プランの展開を除いて)非常に良いだけに、もう少し前に持ってきてくれたらなぁと思うところはあります。

あとは個人レベルでの物語の帰結をどう持ってくるか?

ここに焦点を絞って見て行っても良いのかもしれません。

つか、そこと全体のテーマを最後にどう結びつけるか?というのが最大の見所かもしれません。
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着地ポイント (燕。(管理人))
2005-09-19 06:58:12
>ケイタロウさんへ

シンの物語の着地と、そこから来るであろうラスト出撃は僕も実はものすごく期待しています。

#だってまだデスティニーだけ超燃える展開での出撃がないんですから、これは期待してしまいますよね。

後は個人視点での掘り下げを期待しているんで、次回の「レイ」は僕も非常に楽しみです。

前作では最終話にクルーゼとキラの対話だったんで、その前にレイとキラを持ってくるということは、やはり最後はシンで締める気がするんですけどね。

レイとキラの対決で前作までのテーマを、そしてその後に来るであろうシンでそのテーマを超えて行って欲しいところです。

>艦隊集結

ここは良かったですよね。

僕も放送当初から最後はこうして欲しいと思っていたので。

願わくば、ラスト局面でもっと参入してくると面白いなと思っているのですが、さすがに厳しいかな?



>マイケル・ドミニア・ムーアさんへ

>世界樹

そのネタ引っ張りますね(笑)。

僕も最初はどうやって決着をつけるのかな?と思っていたので、歴史の表舞台に出ないようなゲリラ戦を挑む?とか思っていたのですが、議長は自分とは違う世界に対して宣戦布告をしてしまったので、これはもうビックリでした。

おかげで世界大戦の最終局面を演出する、ということになったんですが、こうなった場合に前作のヤキンを経験しているイザークやディアッカたちがどう反応するのかが楽しみです。

#つか描く時間あるんだろうか(笑)。
返信する
やっぱり道化 (みぎ)
2005-09-19 09:05:48






プロパガンダ用?のSDアニメ



議長に取って代わられたジブやんが、サーカスでピエロをやっていたのには爆笑でした。悪意が感じられますねえ・・・あのアニメ、議長自ら絵コンテ切ってたりして(笑)紫の唇(口紅?)といい、スタッフさんは、最初からジブやんを道化にするつもりだったのかと。



残り二回



あと一時間足らずで、どうやってまとめるのか・・・・まとまらないならまとまらないで、アニメ史に残るくらいのグダグダっぷりを期待しています(ひどい) 

 

次回



メイリンがルナマリアとコンタクトするみたいですね。あ、もしかしてアスランを巡って骨肉の争いが繰り広げられるのかも。



アスラン「闘え、メイリン、ルナマリア、私の手の中で闘いなさい。勝った者を、私が全身全霊をかけて愛してあげるよ!」

メイリン「そんなのおかしいですよアスランさん!!」



てな感じで(笑)



返信する
Unknown (Strike Dagger)
2005-09-19 13:58:16
H&Kさん、私もMIAのStrike Daggerを買いましたが、苦労しましたよ!! まず、MSセレクションの時もそうでしたし、時折見る、委託販売をしている、製作済みのプラモを見てもそうなんですが、シンプルなデザインの割には、或いは、そのせいか、色を塗るのが、非常に難しい様で、コントラストの効いた、カラーリングなだけに、配色の境目がごまかせない(笑)!! 勿論、私としては、御存知の通り、CE世界のMSでは、これ以上思い入れの深いMSは無いだけに、妥協だけは出来ない!! ですから、足を棒にして、日本橋中、私が知る限りの、ありとあらゆるMIAを扱っている店をくまなく渡り歩き(通算8軒)、一番彩色が綺麗なのを買いました。それだけ見て回っても、結極買ったのは、一個だけ(哀)。中には、どれほど見苦しい物を、「幾つも」目にした事か(涙)!! ただ、それでも驚いたのは、どの店でも、売れ行きが、可也良さそうで、ダガーLは、こんなに早く売れてませんでしたからね。ネオのウィンダムや、ダークダガーなんて、まだ相当残ってるというのに。増産するんなら、今度は、もっと綺麗に塗れる工員を手配しろよ!! 喝!! ただ、地獄のヨーロッパ出張強攻行脚から帰るまで、Strike DaggerのMIAはお預けかと思っていたら、思いがけず、もう購入できたのは、嬉かったですけどね(笑)。



では、一息ついて(笑)、そういえば、管理人さん、Great Mechanicsの、ZAFTミレニアムシリーズの裏話の続きですが、UCとは違い、グフもドムも、ザク999直系のデザインらしく、現行のザクと、同時進行的に研究開発されたんですが、正式採用試験で落ちたデザインだそうで、グフイグナイテッドは、その後、ザクが宙間戦闘を意識したウイザード装備をしていたのに対し、主戦場が地球では、ストライカーパックで、空中戦ができるウインダム(ダガーLも?)には不利という事で、飛行可能な近接戦闘用ブレイズザクファントムを意識して、復活させられたというのが、一連の流れだった様です。ただ、主流のザクの生産ラインからは外れる為、生産数は少数で、指揮官クラス用に、主に使われている様子だとか。まあCEの前大戦のシグーみたい。でも、地球での戦闘を意識して造られた、という所が、やはりUCのグフみたいですね。



あと、ドムに関してもう少し。これは、本来、ミラージュコロイドやなんかも搭載予定だった、ホバー機能を備えた、異色MSというデザインだったんですが、ユニウス条約により、多彩な機能も、搭載出来ず、(無論、核動力無しでは、実現も難しいでしょうし)、運営、操縦も、通常MSに比べ、特異という点から、これも、初代グフ共々、ザクに破れて、不採用になったのを、クライン派が手に入れて、ビームシールド等の、新たな機能を付加して作り上げたのが、トルーパーという事だそうです。だから、これは、「ZAFTにして、ZAFTにあらず」の、MSなんですね。ゲイツRさん残念です(笑)。



ところで、どなたもレイとクルーゼの対比をされてますが(当然ながら、笑)、私が今回のエピソードで、一番、気になったのは、レイが苦しみだした時に、気遣おうとしたシンに、「構うな!!」と言う時がありましたよね、そしてあの後、少しして元に戻った時の態度の差、あの辺は、まさしく、クルーゼとフレイのやり取りを思い出してしまいましたよ(笑)。



それから、みぎさんの、メイリンとルナの敵味方に分かれての御対面(メイリンは、恐らく、エターナルでCICをするのかな?)、これ、他にも余りに沢山の事が起こっているんで、それ程大した事に感じられない(私だけかな?笑

)んですが、よく考えれば、酷い悲劇ですよね。というか、それだけの伏線が絡み合う物語りを書ける作者は、本当に偉いと、一言いいたかっただけなんですけど(笑)。

ルナ「あんた、やっぱり生きてたの? そんな所で、何やってんのよ。」

メイリン「あっ、お姉ちゃん?」

ルナ「あっ、お姉ちゃん?じゃ無いわよ、本当に!!心配してたのよ!!」



それはさておき、最近気になりだしたのが、シンの態度なんですが、どうも、議長のやり方に、やはり疑問を感じ始めている様で、私としては、彼には、もう訳が分からなくなったまんまで、このまま戦って、キラかアスランに「ちゃんと」殺されて欲しいんですが...。この様子だと、レイの必死の「刷り込み」にも関わらず、最後の最後に、寝返りそうなのが、嫌で嫌で仕方有りませんねぇ。ましてや、メイリンが生きている事を知ったルナが、寝返ろうとかしたり、迷いを見せた時に、レイが焦ってルナを殺したりなんかしたら、元も子も無くなって、シンがレイに刃向かったりして...。或いは、キラやアスランが、のらりくらりと手間取っている間に、気が変ったシンが、自分が望んだ世界はそんなんじゃ無い、なんて言い出して、身を呈して、刺し違えながら、ギルとDPを阻止してしまう様な、「在り来たりな」、「綺麗な」結末だけは、どうしても避けてもらいたいですなあ。やはり、ミネルバのガンダムチームには、「キチンと」、「醜く」死んでもらわないと。エヘへッ(笑)。期待してますよ、製作サイドの方がた。

返信する
ラストは (燕。(管理人))
2005-09-19 18:55:58
>みぎさんへ

僕も正直あと1時間でどこまで描いてくれるのかは想像がつかないんですが、世界観的には問題を提起したまま、そして個人レベルでは救いを描く、というような終わり方を希望しているんですけどね。どうなるか全く分かりません。

構図的には今の議長対それ以外、という構図が存続した形で終了というのもありかもしれませんけどね。

デスティニー・プランを選ぶ側と選ばない側に分かれて一旦終了。

この先、どうなるかは視聴者サイドで考えて欲しい、とか。

#全く根拠はありませんけど。

>メイリンたんとルナ

是非、争って頂きたい(笑)。

#さすがに尺的には無理かもしれないけれど、そこは妄想で(殴)。



>Strike Daggerさんへ

おお、またまた設定情報ありがとうございます!

なるほど、ミレニアムシリーズの系譜なんですね。

ホバー機能を備えたグフというと、グフフライトタイプを思い出しちゃいますね。

ドムは制式採用流れを持ってくるというのはなるほどって感じですね。

シンのラストについては現時点では何とも言えずってところですかね、僕は。

因果応報だけ考えると・・・って感じですが、生きて贖罪というのも有りかと思うので、そこは小さな救いを描いて欲しいんですけどねぇ。
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