蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

天保異聞 妖奇士 説十六 「機の民(きのたみ)」

2007-01-31 00:30:26 | 天保異聞 妖奇士
今回はどんなミスリードで最後をひっくり返してくれるのか、なんて楽しみを持って見ています。

第1クールではアビと江戸元についてはまだ過去が語られなかったので、第2クールではそろそろ来るかなと思っていたところに丁度良く来た感じです。

奇士のメンバーは皆、それぞれ小笠原さんまで含めて何かしら過去を背負っているので、アビもきっと例外ではないと思いますが、どうも「山の民」としての禁を破っているみたいですね。
それは妖夷を倒す=(彼らの)神を倒す、ということなんでしょうが、今のところその禁を破った&姉を探すために江戸にいて妖士になっていると考えてよいかな。

逆に今回登場したマスラオが何故、里から降りてきているのか?
こっちの方が気になったりしますけど、やっぱり今回の焦点はアビのお姉さんニナイの考えていることでしょうね。

現時点では全く想像ができませんが、ニナイが山崎屋にいる&何故山崎屋が跡部を狙うのか?というのが今回出されたお題ですね。
また山崎屋にいる妖夷、これが何故いるのか?についても絡めて考えないと駄目そう。

いつも序盤はこんな感じでなぞなぞちっくに進むので、素直に次を待つことにいたしましょう。

にしてもアトルと狂斎の絡みはなかなか良い感じ。
あとは宰蔵がツンデレキャラとして目覚めてくれれば申し分なし(えー)。

天保異聞 妖奇士 一 (完全限定生産)



コードギアス 反逆のルルーシュ 第15話『喝采 の マオ』

2007-01-27 08:34:34 | コードギアス
今週も非常に面白くて30分間ずっと目が離せませんでした。
演出も細かいし、何より、一方的から双方向に変わったルルーシュとC.C.の関係、これがやりたかったのか、と思わずラストシーンを何度も観てしまいました。


一方的な女は理解しづらいな


と、C.C.を評してルルーシュは言うわけです。


しかし、そこに至るまでの言動、そこからの行動を見るに、やはりルルーシュはC.C.が色んな意味で気になって仕方ない。

マオからのメッセージの再生に、実はC.C.がルルーシュをかばっていることも理解して、そして助けに行く。

そのラスト。


ルルーシュ

慰めか?哀れみか?
それとも、執着か?



契約だ

今度は

俺からお前への




一方的な女は理解しづらいな、と言っていたルルーシュがここで改めてC.C.からもらった(契約した)ギアスという能力に対して、C.C.の願いも叶える、という契約を交わす。
つまり、一方的な関係から双方向の関係にシフトした、それがあの握手のシーンなんですよね。

ここでは契約という言葉を使っているけれども、あそこには慰め、哀れみ、執着の全てが入っているような気もするし、遠まわしながらもやっぱり(恋愛感情含めた)お互いの距離がまた縮まった、ルルーシュなりの表現なんだろうなぁ、なんて。


マオからの電話でC.C.が一方的だな、と言っていたのも演出が細かくて、C.C.とマオの関係性は厳密には双方向で結ばれることは無く、また遊園地での看板には、


Please hold on small children


とあるように、マオはC.C.が全てだから親としても見ていて、ここでは抱きしめて欲しい、という願いの表れで、その後、C.C.が自分の思い通りにならないと分かると、あの看板を切り倒してしまう=C.C.を自分のモノにするために分別を失ってしまう、という表現になってるんですよね。
マオは小さい子供、そこから成長できなかった、という暗喩で、見ながら上手いなぁ、なんて思いました。


子供であったからこそ、C.C.も非情になりきれない。
というか、C.C.自身が実は非情なフリをしていても、その実、非情になりきれない、いろんなしがらみや、優しさという部分を捨てきれないし、ルルーシュに対しても、その実、薄情なフリをしつつも実はルルーシュを心配していたりもするんですよね。

それってルルーシュも同じで、実はこの二人、非情に良く似た二人なのかも、なんて思いながらラストシーンを何度も見返していました。

だからこそ、慰め、哀れみ、執着、という言葉を使わずに、契約、と言う言葉を使ったのかもしれないですね。分かるからこそ、みたいな。


■マオ
思考を読む、という能力はルルーシュにとって最大の難敵になるはずだったけれども、この2回で退場。

けれどもやったことは2つあって、それはどちらも重要。

1つはルルーシュの日常であるシャーリーをルルーシュから切り捨てなければならなくなったこと。
これはひとつの決意でもあったし、こうなることが今後続く、ということをルルーシュに覚悟させるには十分でした。

もう1つは今回のC.C.とマオの関係性を通じて、ルルーシュとC.C.の関係性が互いの一方通行から、双方向に変化する、その対比表現として用いられた。
ここも何気に重要でしたね。
#今回のルルーシュのC.C.に対する発言の数々は(尊大な)愛の告白としか聞こえないし(笑)。

そういう意味ではC.C.が非情になりきれない部分を見せる意味もあったし、マオ登場で色々と人間ドラマ的には動いたのは確かかも。
#C.C.もマオをああしてしまったのは自分、という自責の念もあったろうし。


ということで、ラストの二人の会話、そして握手、あのシーンを何度も見返してしまうのでした。


■シュナイゼル
何気にナナリーから重要人物の振りが!!
これがやっぱり長兄なんですかね?スザクの部隊の上司、みたいな。
実力的にはコーネリアさまより上!!って感じを匂わせますね。
#僕はコーネリアさま好きですが(聞いてないよ)。

■伯爵
伯爵なの!?

■ミレイ
お家の事情はそれとなく匂わせてますが、今回の目線はルルーシュに何気に助けを求める目線だったのでは?
生徒会も徐々に変わっていくんだろうなぁ(切なさの予感)。

■ヴィレッタさん
か、かわいい……。

記憶喪失予想は的中でしたが、髪は下ろす方向&あの微笑でお願いいたします。

かわいかったでしゅ。


ということで、今回も非情に面白かったコードギアスですが、DVDの1巻も届いたので時間を作ってチェックしたいと思います。
特典いっぱい入ってたな。

■コードギアス 反逆のルルーシュ 1

1巻届いたよ~。

■コードギアス 反逆のルルーシュ 2


2巻の画像が付きました!!

天保異聞 妖奇士 説十五 「羅生門河岸の女(らしょうもんがしのおんな)」

2007-01-26 01:22:33 | 天保異聞 妖奇士
蝶になったら死ぬだけでも


サナギは孵らずにはおれないものなぁ




切ねー。



人が後ろを顧みている姿に心という字が組み合わされた文字だ


それは…


「 愛 」


切ねー。


というわけで、第14話で書いた感想、ドンピシャ。
今回は愛憎という形に近かったけれども、それでもそれでも、アトルに対して示されるのはやはり「愛」だと思うんですよね。
今回はそこに至るまでの苦難の道、まだ先は遠い、という意味での「愛」だったんじゃないかなぁ。
ゆえに逆説的に辿り付くところは人を求め、人に求められる「愛」、なんて思うんですけどね。

夕日に向かって飛び、そして崩れ去っていく蝶を美しいと思い、それでも飛ばずにはいられなかった、それでも、それでも、そんな切なさでございました。

個人的にはこの切なさ、今回ベストエピソード。
#ちょっと万人受けしないエピソードとは思うんですけど、僕はこれ有り。
#たぶんアトル成長物語としての第1歩になるエピソードと見ました。



それは罪か?

別の風景を求めてしまうのは




それは罪にあらず。
なれども、あなたがいたい場所はどこ?
ほんとうにいても良い場所はどこ?


その答えが、アトルにも、そして往壓さんにも分かるときがくるといいな、と思うのです。
きっとそれは「愛」だと思うんですよね……。

【愛】後ろをふりむいて立つ人の形に、心を加えた字。あとに心がひかれるという意味を持つ。


天保異聞 妖奇士 一 (完全限定生産)


天保異聞 妖奇士 説十四 「胡蝶舞(こちょうまい)」

2007-01-26 00:34:27 | 天保異聞 妖奇士
このままでは危うく3週空き、という危機的状態を迎えそうなので、短くとも残します、残しますとも、自分のために(備忘録かよ)。



わたしの行きたいところ……。


そうさ


それは無理




あそこに行きたいのか?


どうしてそう思うんだ?


さあなぁ、なんだかそんな目をしているからさ
ここじゃねぇ、どこか
全く別のどこかへ行っちまいたいって


行くなよ


あそこが地獄だか極楽だか知らねえが
ここにも楽しいもんはいくらでもあるんだぜ



そうは思えない


~中略~


不思議だ
あなたの言葉を聴いていると
なんだか信じてみたい気持ちに



そうかい


この会話の流れって非常に重要というか、ひょっとするとここはある意味この物語のラストに直結する要素がぎっしり詰まってるんじゃないかって思えるんですよ。

どこにでも、誰にでもある、ここではないどこかへ行きたい衝動。
それをこの作品では「異界」であったり「異国」として表現しているのですが、それは極端に表現することでテーマを目立たせるための手法であって、実はその衝動というのは普通に生活している我々の中にも多々あると思うんです。逃げたい、という衝動まで含めて。

それでも人は生きていかないといけない、この場所で。

というのがこれまでに何度か示された作中の答えになっているわけですが、恐らくそれにもう一つプラスされるのが、人への愛であったり、人への優しさであったりする、ここにいてもいいんだ、もしくは、ここにいて欲しい、という答えに落ち着くんじゃないかな、と今回のこの二人の会話を見て思ったんですよね。


引き止める人がいて、その人は相手にここにいて欲しいと思っている、思われている。
そのとき自分もそうなら……。

という展開のとき、これまでネガティブにもここで生きていかないといけないんだ、それでも生きていかないといけないんだ、という答えから、それでもここで生きたいんだ、それでもここで頑張りたいんだ、というポジティブな表現になっていく、そんな気がするんですね。

何となくこの長い物語の最後に、アトルがここではないどこかに行きたい、という気持ちから、ここで生きてみたい、ここで生きていきたい、と思えるようになったとき、それがこの物語の最終回なんじゃないだろうか、と思ったりしました。

やっぱりそこには優しさであったり、愛であったり、そういう温かさが欲しいところです。


それに対して今回は、皮肉にも愛憎劇の様相を呈している部分もあり、アンチテーゼか?とも思わせます。

さあ、これがお得意のミスリードと出るか、それともさらに捻りをきかせてくるか、今から続きを見たいと思います。

つか、さいぞう、君にもロマンスがあることを心からお祈りしております(笑)。

天保異聞 妖奇士 一 (完全限定生産)


僕が一生懸命だった頃

2007-01-24 23:54:15 | Weblog
その昔、僕が一番一生懸命だった頃は『少年ジャンプ』の早売りやってる店を探すのに躍起になっていましたが(って一生懸命をそれに使っていいのだろうかと、今ふとおもったけれどもそんなことは気にしないことにしますん)、そんな僕がこの年になってまた躍起になって探していたのが『少年フェイト』でした。

ようやくゲットできました『少年フェイト』。

いやー、購入できないんだよね~なんて言ってたら、(色んな意味で)良くできた後輩がゲットしてきてくれました。
ほっぅんとに、ありがとう!!!

つか、これ凄いです。

何が凄いって完全に『少年ジャンプ』のノリだよ!!

いやー、掲載作品も素晴らしく愛に溢れた作品ばかりで、そしてみんなジャンプ大好きなのね、という雰囲気をひしひしと伝えながら、でもやっぱりフェイト好きなのですね、とニヤリとするシーンばかりでございました。
#心なしかバゼットと槍の人のカプが(広告含めて)多かったような(笑)。

つか、何が凄いって、あの偽広告ですね(笑)。
いやー、素晴らしい。一番隈なく読んだかもしれない。

堪能させて頂きました。
皆様、ありがとうございます。

* * *

最近は忙しさにかまけて発売日に書籍を購入する、ということが中々出来なくなってきていて、そのせいでいつまでたっても購入できない、という悪循環に陥っていたんですね。
#上述の『少年フェイト』も同じ。

で、フェイトつながりで、こちらもまた読みたいのにゲットできない、という状態が続いていたのが奈須きのこさんの『DDD』。

これもねー、アマゾンで購入するかどうか迷ってたんですよ。
まあ、書店行けばゲットできるかなー、くらいで。
そしたら、なかなか売ってないんですよ。売り切れで。

あはー、しまった~、とか思ってるうちにどんどん日が経っていったんですが、ここでもまたいやー、売ってないんすよ~、なんて言ってたら、先輩のおねいさんがゲットしてきてくれました。

つか、二人ともその話聞いた次の日に。
#しかも二人とも色んな意味でよく分かってる人たちです。素晴らしい。

おねいさん、ほっぅんとうにありがとうございます。

本編の方は『ファウスト』の連載で追いかけていたこともあって、いきなり最後の書き下ろしから読み始めました。


……で、またやられた。


またひっかかった。


あれ?と思ったら、その後すぐ、あっまたやられた、って感じ。


くー、嬉しい(なにそれ)。

今回もまた堪能し、既に2順目に突入しております。


ということで、ここ数日で改めて認識したのが、僕はやっぱりひとりでは生きていけない(本すら買えない)ので、どうか皆さん、こんな僕ですが仲良くしてやっていただけませんでしょうか、いや、むしろ全力で仲良くさせてください、ってことでした。

みなさま、いつもありがとう。


DDD 1

コードギアス 反逆のルルーシュ 第14話『ギアス 対 ギアス』

2007-01-22 00:33:18 | コードギアス
切ねー。・゜・(ノД`)・゜・。


第13話の感想でシャーリーにギアスを使うシーンはかなり切ないシーンになるんじゃないかと、覚悟していたのに、覚悟していたのに、やっぱ切ない。・゜・(ノД`)・゜・。

シャーリーってやっぱり、ルルーシュにとっての生徒会と同じく、日常の象徴だったと思うんですよね。
それをこういう形で決着を着けた。
もう戻れない道を選んだ。
もう戻れない、日常。

切ない。・゜・(ノД`)・゜・。

この最後のシーンは何度も見返してしまいました。


あのー、貴方もご家族を亡くされたんですか?


いえ、家族ではなく……、友達を

たぶん、大事な



そうですか


亡くして(無くして)から初めて分かることってあるんですね

自分がどれだけ彼女の笑顔に救われてきたかって

もう、あんな風に口喧嘩することも、笑いあうこともできないんだなって



。・゜・(ノД`)・゜・。


好きだったんですね、その人のこと


今は……、もう分かりません


朝は来ますよ

私、さっきまで何しにここまで来たのか分からなくなってたんですけど
もしかしたら何か、区切りを付けたかったのかもしれません


そりゃあ、忘れることなんてできっこないし
悲しいことって一杯あるけど

でも、朝は来るじゃないですか

だから……、無理して抑え込んでも



。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。


そうですね……

俺もそう思っています


今まで、ありがとう



。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。


あの「ありがとう」の言葉にかすかに反応するシャーリー、ここがまたルルーシュの背中とかぶって。・゜・(ノД`)・゜・。


そしてここからのエンディングがまた切ない。
このエンディング、先週も切なさが良いな~なんて思っていましたが、今週これ以上無いくらいハマっていました。
もう口ずさんじゃうくらいに。

何も全部記憶消さなくってもいいじゃん、という気もするかもしれませんが、これはルルーシュの優しさであり、決意の現われなんでしょうねぇ……。

ゼロの素顔の記憶だけ消しても、きっとまた同じことが起こるかもしれない。
お父さんを喪った悲しさに任せてルルーシュにすがった自分を責めるかもしれない。

ルルーシュにとっての日常。
普通に笑ったり、喧嘩したりできる相手。

自分が進む道は、これらの大切なものを切り捨てた先にようやく到達できる道。

だから、さようなら。
そして、ありがとう。

。・゜・(ノД`)・゜・。


自責するシャーリー、それを救おうとするルルーシュ、そして決断の瞬間。

このプロセスを先週から含めてここまで丁寧に描きこんだ(&演出した)今回、個人的にはベストエピソードに近いくらい切ない内容でした。
こういう丁寧な作りに本当に弱いんです。

シャーリーがルルーシュを撃った瞬間に飛び散る写真。
そこに映っているのは、自分とルルーシュを含めた生徒会のメンバー。

これって生徒会=日常の象徴になってるんですよね。
その日常がシャーリーの頭をよぎるんですよ。

それまではマオに誘導&洗脳(に近い状態に)されていたところもあって、もう極限状態にあるわけじゃないですか。
その瞬間のシャーリーの表情はハッと変わってるんですよね。

こういう演出も細かくて、余計にその後ルルーシュがシャーリーという大切な日常を覚悟を持って切り離したところにかかってきて、それがまた切ないんですよ。

ふぉー、もうこのシーン何回見たかな……。

きっと、ルルーシュはもう日常には戻れないし、戻らないと決めたし、「王の力はお前を孤独にする」という言葉通り、日常を切り捨て続けないといけないだろうなぁ。
そういう意味でこのエンディング曲は納得です。


でも、朝は来るじゃないですか


切ないけれど、そんな日が来て欲しい、なんて淡く思った第14話でした。

■マオ
ルルーシュ以前のギアス所有者ということで登場したマオですが、C.C.を奪われたと思っているらしく、かなりルルーシュに嫉妬してますね。
つか、シャーリーは、こいつがいなかったらあそこまで追い込まれることはなかったんですが……(おかげでシャーリー自身の懺悔にも繋がっていて、切ないながらも個人的には良かったかな、と思っていますが)。

思考を読んで、相手を誘導&洗脳していくってのはたちが悪いですねぇ。

つか、あのヘッドホンはC.C.の名台詞集リピートのために使ってたのか!!
#僕も欲し(殴)。

■ギアス
ギアスの性質って、その人が欲するところに一番近い能力が授けられるのかもしれない、なんて思ったり。

例えば、今回のマオなんですが、C.C.からはマオが人の群れに出てくるなんて、という言葉からも対人恐怖症であったか何かで、ひょっとすると、相手が何を考えているか分からないから、コミュニケーション不全に陥っていた、とかそんな感じだったのかもしれないなぁ、なんて。
で、ギアスとして、人の心が読めれば相手なんか怖くない、そういう願いをC.C.に具現化してもらったのかも。

ルルーシュの例で言えば、ルルーシュはブリタニアを倒すためには、誰にも負けない力が欲しいと願った。
誰をも服従させることが出来る力が欲しいと。

ゆえに、絶対命令の力を具現化された、なんて。

■C.C.
なんじゃあのコスは!?と思いました(笑)。
#次の瞬間にルルーシュの持ち物なのか…、とか考えました。

それはさておき、マオとの関係も気になるところですが、今回のこの台詞、


本当に失いたくないものは遠ざけておくものだ


それは……、経験か?


いや……、生き方だ


この辺が気になりますよね。
これが一体C.C.のどこにかかってくるのか、何を元に言っているのか、気になります。
#でも経験じゃないなら、語られないかもしれないけど(笑)。

■スザク
今回のセシルさんからの命に対する反応が過剰、というコメント、これも現在のスザクを形成している何か、を指しているんだと思うんですが、ひょっとするとスザクが異常に「結果」に対して忸怩たる想いを持っているのも、「プロセス」やその「手段」に対して思い入れがあるのも、ここにあるんじゃないかなぁ。

ルルーシュがスザクに会った時に「昔は……」的発言をしていますが、やはり日本占領のときに何らかの「結果」を追い求めて、それに対して「それも一つの結果だ」的なことが起こって、その結果、それをトラウマになるほど非常に後悔している、それも父親絡みで、みたいな。

スザクサイドはまだまだ掘り下げが来てないので、ユフィの親衛隊抜擢は多分ガチだと思うので、そこらへんからクローズアップされないかなぁ。
#スザク親衛隊抜擢=ニーナがユフィに接近=スザクに嫉妬=スザクの過去を暴く的な展開とかどうですかね?

■セシルさん
かにさんエプロン!!
#ってそこかよ。

何気に昔の恋人を重ねてるの?重ねてるの?

■ヴィレッタさん
ノォォ、オレンジコンビはどこまでイモを引けばよいのか!?

何となくこのまま記憶を失ってくれれば、しばらく面白いんですけど。
#扇がゼロの正体が気になり、疑い始めるくらいのインパクトがあれば十分。

それで、オレンジさんと一緒に復活して、ゼロに逆王手をかける!!
そんな活躍を期待しております。
#でも、ヴィレッタさんの声を聞くと、ドリグラを先に思い出してしまう今日この頃(うたわれらじお聞きすぎです)。


ふぅー、素晴らしく濃密で、丁寧で、そして切ない第14話でした。

もうすぐDVDも発売なので、そっちも楽しみであります。

■コードギアス 反逆のルルーシュ 1

1月26日発売です。

■コードギアス 反逆のルルーシュ 2

コードギアス 反逆のルルーシュ 第13話『シャーリー と 銃口』

2007-01-18 00:20:21 | コードギアス
大分時間が経ってしまっての感想になっちゃいましたが、自分の中のメモとしても残しておきたいので、短くても残す、残すの。
つか、やっぱり面白くって、毎回毎回あの絶妙の引きは凄いですね。
いつも「そ、そこでっ(終わるの)!?」みたいな。

今回はルルーシュにとっては踏み絵みたいな回で、ほんとに行くの?修羅の道、みたいな、ある意味ターニングポイントなんですよね。
この辺の心情が揺れるところが、僕は凄く好きなんですよね。


間違ったやり方で得た結果なんて、意味はないのに


ここがシャーリーとのキスにかかっているあたりは見ていて上手いなぁ~なんて思っていたんですが、ここも「手段」のスザク、「結果」のルルーシュを上手く表現していて、この後シャワー浴びながら回想シーンを交えた逡巡を経て、それでも「結果」を手に入れないといけない、と決断するわけで、結構丁寧に迷いを描いてますよね。
この辺のルルーシュの人間臭いところが良いなぁ。
#これに対してスザクの言う「手段」も自分がしていることが本当に正しいことではないわけですし、ここはまだまだですね。

また、スザクの言葉はカレンにも波及してて、実はカレンにとっても踏み絵みたいな台詞だったのかもしれないですね。

これでヒロインたちの立ち位置がはっきりしたわけですが、

・ルルーシュの表側=日常:シャーリー
・ルルーシュの裏側=ゼロ:カレン
・ルルーシュの素顔=両方:C.C.

これにちゃんと恋愛フラグが立っているところがまたしびれますね。
#ルルーシュは三重生活、三面性を持っていることになるんですね。

で、最後のあの「引き」でしょ。
これもしびれますよね。

修羅の道を行く、と決意した途端の「結果」。


ゼロ、これも一つの結果だ


そこに転がる銃と、それを拾うシャーリー。

それも(ゼロが引き起こしてきたことに対する)一つの結果なのか?というくらいに。

そこで終わり!!って罪な引きです。

ここで、シャーリーが銃を撃つってことは無いと思うのですが、それでもゼロの素顔を見るかどうか、そこは気になりますね。
素顔を見る=(ルルーシュが気が付いていれば)ギアスを使われるということにもなるかもしれないし。
シャーリーに対してギアスとか使ったらやっぱり罪悪感に駆られるんじゃないか、とか考えちゃいますね。これを使うときがあるならば、決断のときって感じですかね。切ね~。

ここでEDに入るわけですが、何となく切ないですね~。
このEDは結構好きかも、です。
対してOPは微妙かも(笑)。
絵だけ単体なら、とか歌だけ単体なら、とかだったらOKなのかもしれないですけど、何となくバラバラな印象が……。
第1クールのOPが良かっただけにギャップを感じちゃうのかもしれないですけどね。

ということで、書いたらすぐに本編が始まるくらいの時期ですが(笑)、引きも上手くて、早く見たい~!!って感じです。


■コードギアス 反逆のルルーシュ 1

1月26日発売です。

■コードギアス 反逆のルルーシュ 2

危険です

2007-01-16 01:50:21 | Weblog
何か非常に忙しくて全然時間が取れないんですね。
コードギアスも録画したのまでは見たのですが、まだ感想に落とせてませんし、妖奇士はまだ見ることもままならず。

つか、週に一度の楽しみのうたわれるものらじおさえ、聞けていない!!

……うーん、いかんですね。

しかしながら、ラジオCD「うたわれるものらじお」Vol.1は毎日のように通勤電車で聞いていますよ(ニヤニヤして不審者と思われそうですが)。

で、最近こんなことがあったのです。

確か、三宅華也さんがゲストで来た第11回の修学旅行の告白話のような回のことだったと思うのですが、柚姉自身が力也さんを見てると興奮して鼻血が出そう(でいつも我慢してる)って言ってて、ひとしきり話した後に「人って興奮したり感動したりすると鼻血が出るんだなぁって思った」なんてことを言ってたんですよね。

これを電車で聞いた後に、その日の朝は違うオフィスで打ち合わせだったので、ちょっとというか、かなり早く行ってスタバが併設のビルだったので、コーヒー飲みながらこのらじおCDを聞いてたんですよ。

たぶん柚姉と三宅華也さんの修学旅行女子トークにほわほわなりながらきっとニヤニヤしてたと思います(危険です)。

で、スタバに入って一息ついた頃にちょうど第12回(大原さやかさんがゲストで柚姉がいなくて大原さんに力也さんが迫られる回)を聞いてたんですね。

確かちょうど大原さやかさんが「さあやって呼んで」とか、「(さあや)さんはいらないのぉ~」とか仰って力也さんを攻めているところだったと思うのですが、出たんですよ。つー、と。

鼻血が。

僕の。

えー、タイムリー過ぎない!?

いやー、ほんと人って興奮したり感動したりすると鼻血が出るんだなぁと思いました。

つか、非常に危険なのでこのらじおCDは外で聞くときは最新の注意を払って聞くことをお勧めいたします(笑)。
僕は全然懲りてませんが(ヲイ)。

うったわれる~もの~♪

2007-01-11 00:40:52 | Weblog
うたわれるものらじおも数えること27回。

素晴らしい、素晴らしいですね。

つか、何ですかこのストロベリートークは!!
甘い、甘いですぅ。

何と言うか、年が明けて力也さんも落ち着きが出たというか(笑)、柚姉のアタックを受けとめているというか、とにかくネットを通じて色が見えるんじゃないかと思うほどです(もちろん色はピンクです)。

とにかくストロベリーで、聞いてるこっちが幸せになりました。

きっと力也さんは年末に「黒い核鉄」を仕込んで、第三の存在になったのです。

つか、武装錬金で、ヴィクター=力也さん、斗貴子さん=柚姉のキャストって、素晴らし過ぎるですよ(笑)。

今、ちょうど通勤中にラジオCD「うたわれるものらじお」Vol.1を聞くという自殺行為に等しいチャレンジをしているのですが、そこには第1回から第13回までの放送が入っているんですね。
それを聞いた後に今回の第27回を聞いたものですから、本当にこのストロベリートークにはファンとして嬉しくなってしまいますね。

はぁ~、またもう一回聞こうっと。

ラジオCD「うたわれるものらじお」Vol.1



天保異聞 妖奇士 説十三 「地獄極楽風聞書(じごくごくらくふうぶんがき)」

2007-01-09 01:02:25 | 天保異聞 妖奇士
新キャラと第2クールの方向性を少し感じさせつつ、上手いこと織り込んだ実質総集編。
こういう形での総集編なら丁度良い感じです。

冒頭に登場する年配の絵師。
それが発した言葉は「竜を見たことがある」だった。

そして、その後映る少年絵師。
彼が日光でみたもの。
それは往壓が漢神を合体させた駁竜(はくりゅう)だった…。


そう、つまりこの冒頭に登場した年配絵師=河鍋暁斎と、この後登場する少年絵師=河鍋狂斎(後にこう名乗りたいと言った)は同一人物。
第13話はこの時代の40年後からスタートした、ということになります。
#ちなみに河鍋暁斎は実在の人物だそうです。
#つか、この物語に出てくる人は結構実在の人物が多いですからね。


多分同一人物で、冒頭のは過去を顧みる、妖士たちと一緒だった頃、もしくはアトルのことを思い出しているんだろうなと思っていたのですが、公式HP見ても(同一人物で)間違いないですね。

第1クールの最後の方では、もっとアトルや宰蔵をメインに出した方が面白いだろうなぁなんて思っていたので、この展開は少し楽しみです。
#特にEDを見ても、アトルが第2クールのメインになっていくのは間違いないでしょうし。
#EDはエウレカセブンで見た人たちがたくさん参加されてましたね(笑)。

往壓をアトルと宰蔵が取り合っても面白いと思っていたのですが、アトルに少年絵師ですか。これも面白いですね。
宰蔵、頑張れ、宰蔵(笑)。

OP・EDも心機一転、新しくなりましたね。
個人的にはEDがとても好きです(アトルがいっぱいだかr(略))。

ということで第2クールはどんな展開をしてくれるのか。
楽しみにしております。

天保異聞 妖奇士 一 (完全限定生産)