切ねー。・゜・(ノД`)・゜・。
第13話の感想でシャーリーにギアスを使うシーンはかなり切ないシーンになるんじゃないかと、覚悟していたのに、覚悟していたのに、やっぱ切ない。・゜・(ノД`)・゜・。
シャーリーってやっぱり、ルルーシュにとっての生徒会と同じく、日常の象徴だったと思うんですよね。
それをこういう形で決着を着けた。
もう戻れない道を選んだ。
もう戻れない、日常。
切ない。・゜・(ノД`)・゜・。
この最後のシーンは何度も見返してしまいました。
あのー、貴方もご家族を亡くされたんですか?
いえ、家族ではなく……、友達を
たぶん、大事な
そうですか
亡くして(無くして)から初めて分かることってあるんですね
自分がどれだけ彼女の笑顔に救われてきたかって
もう、あんな風に口喧嘩することも、笑いあうこともできないんだなって
。・゜・(ノД`)・゜・。
好きだったんですね、その人のこと
今は……、もう分かりません
朝は来ますよ
私、さっきまで何しにここまで来たのか分からなくなってたんですけど
もしかしたら何か、区切りを付けたかったのかもしれません
そりゃあ、忘れることなんてできっこないし
悲しいことって一杯あるけど
でも、朝は来るじゃないですか
だから……、無理して抑え込んでも
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
そうですね……
俺もそう思っています
今まで、ありがとう
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
あの「ありがとう」の言葉にかすかに反応するシャーリー、ここがまたルルーシュの背中とかぶって。・゜・(ノД`)・゜・。
そしてここからのエンディングがまた切ない。
このエンディング、先週も切なさが良いな~なんて思っていましたが、今週これ以上無いくらいハマっていました。
もう口ずさんじゃうくらいに。
何も全部記憶消さなくってもいいじゃん、という気もするかもしれませんが、これはルルーシュの優しさであり、決意の現われなんでしょうねぇ……。
ゼロの素顔の記憶だけ消しても、きっとまた同じことが起こるかもしれない。
お父さんを喪った悲しさに任せてルルーシュにすがった自分を責めるかもしれない。
ルルーシュにとっての日常。
普通に笑ったり、喧嘩したりできる相手。
自分が進む道は、これらの大切なものを切り捨てた先にようやく到達できる道。
だから、さようなら。
そして、ありがとう。
。・゜・(ノД`)・゜・。
自責するシャーリー、それを救おうとするルルーシュ、そして決断の瞬間。
このプロセスを先週から含めてここまで丁寧に描きこんだ(&演出した)今回、個人的にはベストエピソードに近いくらい切ない内容でした。
こういう丁寧な作りに本当に弱いんです。
シャーリーがルルーシュを撃った瞬間に飛び散る写真。
そこに映っているのは、自分とルルーシュを含めた生徒会のメンバー。
これって生徒会=日常の象徴になってるんですよね。
その日常がシャーリーの頭をよぎるんですよ。
それまではマオに誘導&洗脳(に近い状態に)されていたところもあって、もう極限状態にあるわけじゃないですか。
その瞬間のシャーリーの表情はハッと変わってるんですよね。
こういう演出も細かくて、余計にその後ルルーシュがシャーリーという大切な日常を覚悟を持って切り離したところにかかってきて、それがまた切ないんですよ。
ふぉー、もうこのシーン何回見たかな……。
きっと、ルルーシュはもう日常には戻れないし、戻らないと決めたし、「王の力はお前を孤独にする」という言葉通り、日常を切り捨て続けないといけないだろうなぁ。
そういう意味でこのエンディング曲は納得です。
でも、朝は来るじゃないですか
切ないけれど、そんな日が来て欲しい、なんて淡く思った第14話でした。
■マオ
ルルーシュ以前のギアス所有者ということで登場したマオですが、C.C.を奪われたと思っているらしく、かなりルルーシュに嫉妬してますね。
つか、シャーリーは、こいつがいなかったらあそこまで追い込まれることはなかったんですが……(おかげでシャーリー自身の懺悔にも繋がっていて、切ないながらも個人的には良かったかな、と思っていますが)。
思考を読んで、相手を誘導&洗脳していくってのはたちが悪いですねぇ。
つか、あのヘッドホンはC.C.の名台詞集リピートのために使ってたのか!!
#僕も欲し(殴)。
■ギアス
ギアスの性質って、その人が欲するところに一番近い能力が授けられるのかもしれない、なんて思ったり。
例えば、今回のマオなんですが、C.C.からはマオが人の群れに出てくるなんて、という言葉からも対人恐怖症であったか何かで、ひょっとすると、相手が何を考えているか分からないから、コミュニケーション不全に陥っていた、とかそんな感じだったのかもしれないなぁ、なんて。
で、ギアスとして、人の心が読めれば相手なんか怖くない、そういう願いをC.C.に具現化してもらったのかも。
ルルーシュの例で言えば、ルルーシュはブリタニアを倒すためには、誰にも負けない力が欲しいと願った。
誰をも服従させることが出来る力が欲しいと。
ゆえに、絶対命令の力を具現化された、なんて。
■C.C.
なんじゃあのコスは!?と思いました(笑)。
#次の瞬間にルルーシュの持ち物なのか…、とか考えました。
それはさておき、マオとの関係も気になるところですが、今回のこの台詞、
本当に失いたくないものは遠ざけておくものだ
それは……、経験か?
いや……、生き方だ
この辺が気になりますよね。
これが一体C.C.のどこにかかってくるのか、何を元に言っているのか、気になります。
#でも経験じゃないなら、語られないかもしれないけど(笑)。
■スザク
今回のセシルさんからの命に対する反応が過剰、というコメント、これも現在のスザクを形成している何か、を指しているんだと思うんですが、ひょっとするとスザクが異常に「結果」に対して忸怩たる想いを持っているのも、「プロセス」やその「手段」に対して思い入れがあるのも、ここにあるんじゃないかなぁ。
ルルーシュがスザクに会った時に「昔は……」的発言をしていますが、やはり日本占領のときに何らかの「結果」を追い求めて、それに対して「それも一つの結果だ」的なことが起こって、その結果、それをトラウマになるほど非常に後悔している、それも父親絡みで、みたいな。
スザクサイドはまだまだ掘り下げが来てないので、ユフィの親衛隊抜擢は多分ガチだと思うので、そこらへんからクローズアップされないかなぁ。
#スザク親衛隊抜擢=ニーナがユフィに接近=スザクに嫉妬=スザクの過去を暴く的な展開とかどうですかね?
■セシルさん
かにさんエプロン!!
#ってそこかよ。
何気に昔の恋人を重ねてるの?重ねてるの?
■ヴィレッタさん
ノォォ、オレンジコンビはどこまでイモを引けばよいのか!?
何となくこのまま記憶を失ってくれれば、しばらく面白いんですけど。
#扇がゼロの正体が気になり、疑い始めるくらいのインパクトがあれば十分。
それで、オレンジさんと一緒に復活して、ゼロに逆王手をかける!!
そんな活躍を期待しております。
#でも、ヴィレッタさんの声を聞くと、ドリグラを先に思い出してしまう今日この頃(うたわれらじお聞きすぎです)。
ふぅー、素晴らしく濃密で、丁寧で、そして切ない第14話でした。
もうすぐDVDも発売なので、そっちも楽しみであります。
■コードギアス 反逆のルルーシュ 1
1月26日発売です。
■コードギアス 反逆のルルーシュ 2