これはもうかなり切ない展開になりそうな気配が濃厚になった第30話「刹那の夢」。
Aパートでは伏線の回収を、そしてBパートではこれからの展開へ向けた伏線がかなり織り込まれていましたね。
個人的にはシンとレイの関係性が最終話近くで再びクローズアップされるんではないかと思っています。
それにしても今回、全体的に切なかった・・・。
■オーブという国の自立へ向かって
第28話「残る命散る命」の感想で、前作SEEDでは個人レベルでナタルやイザークなど「軍」というカテゴリからの脱却を描いたけれども、今作DESTINYではそれをオーブ、つまり国単位でカテゴリからの脱却をやるんじゃないか、と考えたいたので、今回作中でそれを表す台詞がそのまま出てきたときは正直奮えましたね。
我らはオーブの理念を信望したからこそ軍に身を置いたオーブの軍人です
ならばその「真実のオーブ」のためにこそ戦いたい
これでこそトダカ一佐も浮かばれようというものです。
第28話で散っていったオーブを代表した二人の「軍人」の死の意味は二つあるんじゃないか、と言っていたのですが、もう一つの馬場一尉が残した言葉もきちんとカガリには届いてようですね。
為政者として国を導く「力」が無ければ、「想い」だけあってもオーブの信念を全うすることなく命を散らせてしまうことになる、これをカガリの口から語らせる、これをやってくれれば今回は個人的には十分満足でした。
オーブという国の信念を「個人」だけでなく「国」として皆が思いながら起ち上がって行く、これが前作では(個人として起つところまでで)果たせなかったテーマだと思いますし、オーブという国を憎んで出て行ったシンに対する答えになってくるんじゃないかと思うんですよね。
SEEDから連綿と続くテーマの一つとしては「ただ状況を無関心に受入れて流されるんじゃなく、自分で感心を持って自分なりの答えを見つけて行こうよ」というところにあって、その中でやはりDESTINYという作品をやる意味の一つは、前作では個人(主要キャラ)までだったその思いや気付きを、集団レベル(オーブのような国)でのカテゴリの脱却というか、そういう人たちが集まっていくことが大事みたいな、ところどころの台詞に「思いを同じくする人を集めて」と出てくるのはやはりそこに収斂させていきたいんじゃないかと思うんですね。
むしろそれはやって欲しいなと思っていて、前作ではたった3隻しか集まらなかった仲間が今回はそれを国単位で集まっていくとしたなら、こんなに熱い展開は無いと思うので。
今回は短い伏線の回収として第27話や第28話あたりの伏線がきっちりと回収された形になったのですが、仲間が集まっていくというプロセスは是非とも長い伏線として描かれ(てい)ることを個人的に期待しております。
#カガリのシンデレラカーブはそろそろ上昇傾向に入るかもしれませんね。楽しみです。
■シンとステラたん
痛々しいステラたんを見るだけで切ないのですが、以前からステラたんを戻すならシンに戻して欲しいと思っていましたし、第29話「FATES」でキラがラクスを戻すエピソードを入れたのもこれがあるからで、そこにネオが出てきたというあたりでも個人的にはかなり満足です。
次にシンとステラたんが出会うことがカタルシスにつながることは覚悟の上なんですが、そこに救いが描かれるかどうか、この辺は非常に気になるところ。
前作SEEDでは因果応報的なところはしっかりと描いていた部分もあるので、全てを「敵」として軍人の行動を取ってきた、そしてかつての母国の軍を全滅させ、知らなかったとは言え恩人にあたるトダカ一佐を殺しているシンなのだから、その因果は戦争に従事する軍人として応報となる可能性は十分にあります。
#キラとフレイの物語は最終的に二人は理解しあおうと惹き合うのに散ってしまう、そういう因果応報というか贖罪的な側面も描いているので。
またステラたん自身も強化人間という戦いの中にしか身の置き場が無い存在であるし、十分に「敵」を倒してしまっている。
色んな展開が考えられるんですが、結果はどうなろうとそのプロセスに救いが描かれることを願ってやみません。
■レイ
今回かなり熱かったのがレイでしたね。
前作SEEDでのサイのポジション(でも個人的には小説版でトールがやった方がしっくり来てて、今もこう書くまでトールだと思い込んでいました)を引き受けているんですが、今作ではそれとはちょっと違っていて、シンの気持ちを汲むレイとレイ自身の気持ちにその行動の原理があった点ですよね。
研究所でのフラッシュバックやクルーゼとの過去からほぼレイはクローンと見て間違いない気がしますが、実験体という観点でステラたんに「どんな命でも、生きられるのなら生きたいだろう」と漏らすのは自分自身に言った言葉のような気がしないでもなく、微妙に切ない。
ここからはかなりの妄想なんですが、シンと最後にMS同士の決戦を迎えるのはレイではないかと思ったりしています。
レイはこれまで何かとシンを気遣っていたりしますし、今回の行動でもシンに力を貸しています。
だけれども彼はやはり議長絶対なわけで、普通なら議長からの離脱とかもあるかもしれませんが、レイの場合はそれでも議長のそばを離れない気がするんですよね。
プロセスはともかく、個人的妄想でミネルバは議長の下を離れるとかなり前から思っているので、最後が議長サイドとの対決になるとするならば、シンとレイの対決というのもあるかもしれないなと。
まあ、個人的妄想だから信じるに値しませんけど(笑)。
■アスラン
この時点でアスランを落としているというのは面白いなと思います。
シンの指摘はステラたんを救えないことに対する自分へのイライラをアスランに八つ当たりしている側面もあると思いますが(前にもあったなカガリでこんなシーン)、アスランの態度は周囲からは「悪いのは全部地球軍なんだ。あんただって、それと戦う為にザフト軍に戻ってきたんでしょ」と思われていることを自覚しちゃうんですよね。
つまり第10話「父の呪縛」で決意した思いとは違うところに「流れて」きてしまっているんですよね。
カガリ、アスランはかなり模索状態を続けていくことになりそうですが、その中でカガリは何となく浮上のきっかけを掴んだようにも思えます。
そんな中、最も中途半端な位置にいるアスランがどうやってインフィニットジャスティスに搭乗していくのか?
このプロセスが非常に興味深いですね。
個人的には是非ともまたラクスに問い詰めて頂きたいところです。
と、色々とテーマに関する伏線が回収されたり、またステラたんが戻ることで新たな(というか悲劇)展開をみせそうな感じですが、個人的には負傷姿のルナが非常に良かったです(ってどんな纏めですか)。
#つか、セイバーは修復不可の烙印を押された気がするんですが・・・。乗り継ぎ無しか・・・可愛そう過ぎセイバー。
#ルナの赤ザクも修復不可ってことはルナがあれに乗り換え決定ですな。
Aパートでは伏線の回収を、そしてBパートではこれからの展開へ向けた伏線がかなり織り込まれていましたね。
個人的にはシンとレイの関係性が最終話近くで再びクローズアップされるんではないかと思っています。
それにしても今回、全体的に切なかった・・・。
■オーブという国の自立へ向かって
第28話「残る命散る命」の感想で、前作SEEDでは個人レベルでナタルやイザークなど「軍」というカテゴリからの脱却を描いたけれども、今作DESTINYではそれをオーブ、つまり国単位でカテゴリからの脱却をやるんじゃないか、と考えたいたので、今回作中でそれを表す台詞がそのまま出てきたときは正直奮えましたね。
我らはオーブの理念を信望したからこそ軍に身を置いたオーブの軍人です
ならばその「真実のオーブ」のためにこそ戦いたい
これでこそトダカ一佐も浮かばれようというものです。
第28話で散っていったオーブを代表した二人の「軍人」の死の意味は二つあるんじゃないか、と言っていたのですが、もう一つの馬場一尉が残した言葉もきちんとカガリには届いてようですね。
為政者として国を導く「力」が無ければ、「想い」だけあってもオーブの信念を全うすることなく命を散らせてしまうことになる、これをカガリの口から語らせる、これをやってくれれば今回は個人的には十分満足でした。
オーブという国の信念を「個人」だけでなく「国」として皆が思いながら起ち上がって行く、これが前作では(個人として起つところまでで)果たせなかったテーマだと思いますし、オーブという国を憎んで出て行ったシンに対する答えになってくるんじゃないかと思うんですよね。
SEEDから連綿と続くテーマの一つとしては「ただ状況を無関心に受入れて流されるんじゃなく、自分で感心を持って自分なりの答えを見つけて行こうよ」というところにあって、その中でやはりDESTINYという作品をやる意味の一つは、前作では個人(主要キャラ)までだったその思いや気付きを、集団レベル(オーブのような国)でのカテゴリの脱却というか、そういう人たちが集まっていくことが大事みたいな、ところどころの台詞に「思いを同じくする人を集めて」と出てくるのはやはりそこに収斂させていきたいんじゃないかと思うんですね。
むしろそれはやって欲しいなと思っていて、前作ではたった3隻しか集まらなかった仲間が今回はそれを国単位で集まっていくとしたなら、こんなに熱い展開は無いと思うので。
今回は短い伏線の回収として第27話や第28話あたりの伏線がきっちりと回収された形になったのですが、仲間が集まっていくというプロセスは是非とも長い伏線として描かれ(てい)ることを個人的に期待しております。
#カガリのシンデレラカーブはそろそろ上昇傾向に入るかもしれませんね。楽しみです。
■シンとステラたん
痛々しいステラたんを見るだけで切ないのですが、以前からステラたんを戻すならシンに戻して欲しいと思っていましたし、第29話「FATES」でキラがラクスを戻すエピソードを入れたのもこれがあるからで、そこにネオが出てきたというあたりでも個人的にはかなり満足です。
次にシンとステラたんが出会うことがカタルシスにつながることは覚悟の上なんですが、そこに救いが描かれるかどうか、この辺は非常に気になるところ。
前作SEEDでは因果応報的なところはしっかりと描いていた部分もあるので、全てを「敵」として軍人の行動を取ってきた、そしてかつての母国の軍を全滅させ、知らなかったとは言え恩人にあたるトダカ一佐を殺しているシンなのだから、その因果は戦争に従事する軍人として応報となる可能性は十分にあります。
#キラとフレイの物語は最終的に二人は理解しあおうと惹き合うのに散ってしまう、そういう因果応報というか贖罪的な側面も描いているので。
またステラたん自身も強化人間という戦いの中にしか身の置き場が無い存在であるし、十分に「敵」を倒してしまっている。
色んな展開が考えられるんですが、結果はどうなろうとそのプロセスに救いが描かれることを願ってやみません。
■レイ
今回かなり熱かったのがレイでしたね。
前作SEEDでのサイのポジション(でも個人的には小説版でトールがやった方がしっくり来てて、今もこう書くまでトールだと思い込んでいました)を引き受けているんですが、今作ではそれとはちょっと違っていて、シンの気持ちを汲むレイとレイ自身の気持ちにその行動の原理があった点ですよね。
研究所でのフラッシュバックやクルーゼとの過去からほぼレイはクローンと見て間違いない気がしますが、実験体という観点でステラたんに「どんな命でも、生きられるのなら生きたいだろう」と漏らすのは自分自身に言った言葉のような気がしないでもなく、微妙に切ない。
ここからはかなりの妄想なんですが、シンと最後にMS同士の決戦を迎えるのはレイではないかと思ったりしています。
レイはこれまで何かとシンを気遣っていたりしますし、今回の行動でもシンに力を貸しています。
だけれども彼はやはり議長絶対なわけで、普通なら議長からの離脱とかもあるかもしれませんが、レイの場合はそれでも議長のそばを離れない気がするんですよね。
プロセスはともかく、個人的妄想でミネルバは議長の下を離れるとかなり前から思っているので、最後が議長サイドとの対決になるとするならば、シンとレイの対決というのもあるかもしれないなと。
まあ、個人的妄想だから信じるに値しませんけど(笑)。
■アスラン
この時点でアスランを落としているというのは面白いなと思います。
シンの指摘はステラたんを救えないことに対する自分へのイライラをアスランに八つ当たりしている側面もあると思いますが(前にもあったなカガリでこんなシーン)、アスランの態度は周囲からは「悪いのは全部地球軍なんだ。あんただって、それと戦う為にザフト軍に戻ってきたんでしょ」と思われていることを自覚しちゃうんですよね。
つまり第10話「父の呪縛」で決意した思いとは違うところに「流れて」きてしまっているんですよね。
カガリ、アスランはかなり模索状態を続けていくことになりそうですが、その中でカガリは何となく浮上のきっかけを掴んだようにも思えます。
そんな中、最も中途半端な位置にいるアスランがどうやってインフィニットジャスティスに搭乗していくのか?
このプロセスが非常に興味深いですね。
個人的には是非ともまたラクスに問い詰めて頂きたいところです。
と、色々とテーマに関する伏線が回収されたり、またステラたんが戻ることで新たな(というか悲劇)展開をみせそうな感じですが、個人的には負傷姿のルナが非常に良かったです(ってどんな纏めですか)。
#つか、セイバーは修復不可の烙印を押された気がするんですが・・・。乗り継ぎ無しか・・・可愛そう過ぎセイバー。
#ルナの赤ザクも修復不可ってことはルナがあれに乗り換え決定ですな。
しかしタチが悪いですね、何がタチが悪いって、強大な力を持ったカツ・コバヤシというのがこんなにタチが悪いとは思わなかったですよ。
気持ちはわかりますがアスランをなじる事でかえって自分の未熟さというか器の無さを露呈する形になりどんどん株を落としてますね。心なしかメンバーも呆れ顔。
キラの時は、仲間を守ろうとすればするほど孤立し、醜い姦計に利用され、どんどんボロボロになっていった事に対し、シンには逆にそういう存在が皆無。この双極は、逆にシンがかわいそうに思えてきます。
『すまね・・・わかってる・・・わかってるんだよ、お前がいなかったらとっくに俺は死んでる。でも・・・怖いんだよ、お前が幻獣異常の化物に見えちまってしょうがないんだ・・・・』(ガンパレードマーチゲーム版。滝川の台詞より)
せっかく滝川みたいなキャラが整備班にいるのに勿体無い。
一方キラは、言いたい事というか感情は分かるもののつまりはもぐら叩きを続けるってコトか・・・う~ん・・・。
ってか合流するの早!!めっちゃ有能じゃないですかこの人達。すぐにでも連邦とザフトにスパイとして送り込め!
>ならばその「真実のオーブ」のためにこそ戦いたい
これってデラーズフリートと同じなのでは?条約違反の機体使用とか共通しますし(DESTINYがロボット大戦に参戦したら、AAをデラーズフリートと対比させるかも)。彼らの行動はティターンズ結成に繋がったので…。オーブは内戦になりそうな予感。
>オーブ兵
サイの親戚っぽい人が。ところでオーブ艦隊の後ろにいた連合はどこに行ったんでしょうね?ネオの機体しか動けないといったことを言っていましたが。
>セイバー
前にも書きましたが、キラに倒されるために渡したとしか思えません。
>ステラ
ネオは約束はしましたが、履行するとは思えませんね。OPで戦ってるし。シンだってわかってるのでしょうが。というか、あのままミネルバに乗っていたら宇宙に上がるときの負担で死んでしまうのでは。
>次回予告
ガズウートはこの番組におけるボールであることを改めて確認した次第。この番組って量産型に冷たいですね。ドムも赤い三騎士のように、パロディで終わってしまうのではと不安です。
>今週の格言
「約束は破るためにある」
悲しみと 切なさ やりきれなさ を感じる第30話でした
>カガリ
「私が愚かだったばっかりに・・・
非力だったばかりに・・・
オーブの大事な『心』ある者達を・・・」
自分自身の現状(無力さ)を理解し なおかつ 散っていった者達の魂と(こんな状態の)自分に忠誠を誓って着いてくる者達の為に流す涙・・・「何も出来なかった」と後悔するカガリが 少しずつ起ち上ってゆく姿に期待します(カガリにつられて トダカ一佐や馬場一尉の事を思い出し 少し泣いてしまったのは内緒です(笑))
>闘う理由
今回は改めて 「何故 闘うのか?」という問い掛けが各所にあったと思います・・・
・・・「ザフトを討ってもダメだし 地球軍を討ってもダメ・・」と語るキラ
・・・自分は何故 闘うのか?誰と?何と?闘わなければ いけないのか? と悩むアスラン
・・・敵(地球軍)は 討って当然!と割り切っている シン
・・・「何のために 闘うのか?・・・そんな事を考え始めたら 終わりだな 俺達は・・・」と呟くネオ
「僕達は迷いながら 辿り着く場所を探し続け・・・」ふと OPが頭を過ぎりました
・・・幸せに暮せる『世界』が欲しいだけなのに・・・
>レイ
今回 シンをアシストするレイ・・・
しかし 議長の指示で動いている様子ですね・・・
はたして 燕。さんの予想通り「友」が「強敵」(とも)となるのでしょうか?
>アスラン
はっきりとしない態度を指摘されたり 戦闘能力を疑われたり・・・と散々な立場ですが 吹っ切れてジャスティスで復活する時は 皆「アスラン やっぱりカッコイイ!」となるんでしょうね 心待ちにします
>シンとステラ
「・・・・・シン・・・」
「忘れないで・・・・・」
切ない・・・ただただ 切ない・・・目の前の少女一人 助けることの出来ない無力な自分を痛感するシン
今回 何故 ステラを地球軍へ戻すのかという理由が描かれたのがよかったと思います 「命を助けたい」ということだけでなく「実験動物」のように扱わせたく無いという シンの気持ちが見えたのが良かったと思います
>アマギ一尉
・・・なんか 「ジパング」に出ていても違和感のない人物だなぁ~と(笑)思ってしまいました(スミマセン)
>ルナザク
プラモデル・・・・せっかく・・・やっと・・・完成(エアブラシで塗装までして・・・)したのに・・・(涙)(ドロロのトラウマモードみたいに・・・)
追伸
燕。さん 僕の体を心配してくださったみたいで・・ありがとうございます 落下時に受身を無意識の内にとっていたので大丈夫でした(柔道をやっていて良かった(笑))っていうか 学生時代の部活の稽古の方がもっと酷かった(剣道なのに蹴られたり・殴られたり)ので今回は怪我のうちに入りません(笑)
・・・それでは・・・また!(これから トレーニングに行ってきます!)
なので前作のキラは非常に上手いなというか肯定的な私です。
今作でもフリーダム以降の姿勢と変わらないのは分かりますが、ちょっと説明不足かなぁと。キラ好きな私としては辛いです。
寒空の中目を閉じていようって感じですね(笑)。
シンの孤立化はキラと真逆のアプローチなんですけど、僕個人としては同じ結果になっているんじゃないかとも思っています。
プロセス自体はドミニアさんの仰るとおりなんですが、砂漠編以降のキラのバーサーカー化は怒りに身を任せている感じで結果としてシンとキラ、同じ道を歩んでいるように思えます。
となるとやはりSEEDでの「閃光の刻」並に怒りすら忘れてしまうようなイベントが用意される可能性が高いんじゃないかと思います。
ガンパレはゲームやったことないのに小説は全部読んだという外道ぶりを発揮している自分ですが、滝川キャラを上手く使って欲しいというのは同感かも。そういうのあるとちょっと人間味が増すんですけどねぇ。もしくは溝を深めてしまうのを印象的にしたりとか。
#そういう意味で今回のメイリンの言葉がそうだったのかもしれないけれど。
>ってか合流するの早!!
神速でしたね(笑)。
>アナテマさんへ
今回のオーブ軍の動きは個人的にはデラーズフリートの動きとは違うかなと思っています。
というのは、もともとデラーズフリートはジオンの信念に基づいて自分たちの要求を通すためにテロに傾倒したのですが、今回のオーブ軍は自分達が軍に入った動機を裏切る命令を受けて、それでも軍人だから遂行しなくてはならないという苦渋の選択を強いられてきたわけですが、その軍人というカテゴリーを越えてオーブという国のために起ち上がるプロセスというのはやはり別物かなと思います。
またそれがオーブの要求を通すために武力で他を排除していくならばそれこそデラーズと同じかもしれませんが、作中それはキラとアマギ一尉の会話から否定されていましたよね。
ただ、こういうオーブの気運に対して、デラーズフリートがティターンズ結成を促したように、オーブを押さえつけるという動きが出てくることはアナテマさんの仰る通りかなと思いますね。
ここが次のポイントに間違いなくなってくると思います。
ネオは「悪いおじさんになった気がする」と以前言っていたのがきちんと伏線になっているので、「約束する」という言葉が実行されることはない、それでもその場はどうにもならない現実を差し置いて双方を治めるというネオらしいやり方だなと思います。
#ただそれが相手を陥れるための甘言ではなく、現実に対する諦念みたいな感じになっているので、この諦念を打破する、そういう展開がポジティブにあると面白いなと思いますね。
>量産型に冷たいですね
たぶんゲイツRさんやStrike Daggerさんあたりがしっかりと感じてくれているはずです(笑)。
実は僕も冒頭オーブ軍の自立を思わせるシーンで涙ぐんでいたことは僕と西郷さんの間だけのことにしておいてください(笑)。
#トダカ一佐、馬場一尉の伏線はきちんと昇華してくれたので、あの二人も草葉の陰から見守ってくれることでしょう。
西郷さんも指摘されているように、OPとEDの歌詞内容は明らかに本編を理解したうえで書かれていると思うんですね。
キラの言葉は僕はOPとED、両方思い浮かびました。
特にEDは聞けば聞くほど良く馴染んできて、今ではかなりお気に入りになっています。
レイについては、今回の脱走劇、これはレイ個人の判断だったと思います、たぶん。
生きることに対する思いいれは静かに強いレイですから、自らの出自を知っているからこそではないかと思うんですね。
#それでも議長を裏切らないというのが僕の予想なんですが・・・。
シンステは本当に切ない。
忘れないで・・・のあたりは泣けますよね。
しかし、シン。その手は血塗られているわけで、そのツケは必ず回ってくる、そういう描き方をSEEDからされているので、そこをどう切り開いていくのか?そこが注目ですね。
>鋼の西郷さん
・・・つか、トレーニングもう再開ですか!?
僕はまだトレーニング中断中ですが、さすが鋼ですね(笑)。
>戦闘勇者さんへ
前作のキラは悩み→解放みたいなプロセスがあったので、非常に良かったんですが、DESTINYでは悟りポジションに入ってるところが個人的にはどうかなと思ってしまいます。
もちっと悩んでくれるとキラっぽくて良いし、悩んだからこそ次のステージが面白くなると思うんですけどね。
セイバーを討ったあたりのキラは悩みを持ちつつも、これだけは守るんだ!みたいなのがあって非常に良かったので、今作ではそういうポジションを貫いてくれても良いかなと思ったりしますね。
ネオの立場は、ネタバレからすると連邦を見限る方向にありそうです。管理人様の考察にあったように「ザフトの敵」とは完全に言えない演出も面白いです(オーブに対する圧力のシーンは、完全に敵対してましたが)。その一方でミネルバは完全に「敵」として見なしている対比の変化も興味深いです。
シンとアスランのやり取りは、ちょっと楽しんじゃいました<殴+蹴。え~何故かというと、必ずアスランが最後の方で一回でも良いから種割れして、シンを見返すだろうと、勝手に決めつけているからです<うはは。でないと、アスラン、必要ないですから・・・(苦笑)
最後に、シンはますますダークロードをばく進するでしょうね<泣。でも、必ず彼は最後には真実を見つけられ、主人公としてラスボスを倒すであろうことを期待してます。ただし、それまでにはもう何回か、彼の悲しい青春の道程を視なくてはならないようですが・・・
アーク・エンジェルに託したトダカ一佐の思い、カガリちゃんが受け止めてくれて本当に良かった。(ううう・・・)
>つまり国単位でカテゴリからの脱却
オーブの理念に本当の意味で国民全体が立ち返る時がきましたね。
実は、私、カガリ姫は二十歳にもなってないのに、毎回、どうしてこんな難しい命題を背負わされるのかなぁと思っていたのですが、若いから、しがらみがないからこそ、やれる命題なんだということに気付きました。
頑張れ、カガリ!夜明けはきっと来る!
さて、燕さんはお気づきでしょうが、毎回、最後にとんでもない発言で括る由梨っちの今週の萌えどころを一言!
・・・・・グラディス艦長のサービス・ショット。シャワー・シーン・・・・・。
アスランが自室でどーんと落ち込んでいるのと対照的に、麗しのバストショットが、どーんと揺れるのを由梨は見逃しませんでした(殴)
ラミアス艦長の胸を拝み奉る私としては、今度は是非「天使湯」でラミアス艦長を・・・・(殴・蹴)
今回は燕。さんの予想されていた通り、シンがステラを返還、というストーリー展開でしたが、そのあたりの描かれ方は、想像していたよりずっと良かった!と思いました。
ステラを連合に返しても、どうせまた戦闘マシンに戻るだけ。ザフトにいて実験動物扱いされるのも悲惨ですが、返したって同じく悲惨。ならばなぜシンはステラを返す気になるのか?と疑問でしたが、彼がネオに言った約束を聞いてやっと心情が理解できました。
シンの少年らしい純粋さが出ていたなぁ、と切なかったです。
でもそんな少年の願いはあっさり裏切られるわけですね…
アスランに対してもずいぶん手厳しいシンでしたが、今の状態ではあんな風に言われても仕方ない、とアスランファンの私でさえ思う次第。
どん底のアスランですが、お願いだからあっさりAAに走ったりしないで!!と、それだけは本当に祈りたい気分です。
今回どうしてもひっかかった台詞が一つだけありました。
「キラ様」(byアマギ一尉)
前々回、キラの強い決意に心動かされた私ですが
、それでもオイオイそんなに崇めるなよ~!と突っ込みたくなってしまいました。