蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

エウレカセブンAO 第15話「ウォー・ヘッド」感想

2012-07-29 23:19:47 | エウレカセブンAO
シークレットと対話が可能になったことで、謎が新たなステージへ入った第15話。

第14話までが第1部とするなら、第15話からが新ステージって感じなんでしょうね。
第1部ではエウレカの登場で話が大きく動いたけれども、第2部は個人的にはレントン登場で話が動いて欲しいところ。

アストラルオーシャンという名前が示すように、この先は宇宙へとつながっていくんだろうね。
※今回のファーストコンタクトプロトコルも宇宙に関連するものだし。

さて、物語は全てが振り出しに戻ったかのように、謎が新たなステージに入りました。
スカブコーラルは再活性化し、シークレットとは人語を介してコンタクトが可能に。

クォーツを再活性化させたのはトゥルースとナルに違いないとして、その目的は何か?

シークレットは敵なのか?そうではないのか?

シークレットは、やはりこの世界における白血球のような存在で、この宇宙を構成するもの以外のもの、つまりスカブコーラル、コーラリアンを排除するために言ってみれば半自動的に排除行動に移るってことですね。

人類にとってみれば外宇宙からの飛来種(しかも本来はもっと未来に遭遇する予定だった)を排除してくれる味方であるものの、その結果起こることは排除に伴う破壊活動とスカブバーストによる大破壊、つまりその周辺に生活している人々(ゴルディロックスの姉妹の両親とか)は巻き添えになって甚大な被害を伴う、という非常に悩ましい状態に陥ってるということですね。

シークレットはただ純粋にコーラリアン(エウレカ含む)を排除したいだけ。
しかし、その結果は人類にも被害が及ぶ。

シークレットは敵なのか?そうではないのか?

これは簡単に答えが出せない問題なんです。

クロエやメイヴにしてみれば、自分たちの両親が危ういわけなので、それを守るために敵としてシークレットを認識する、と分かりやすいのですが、アオの場合、ちょっと事情が違います。

アオの立ち位置は今回非常に複雑で、表情も本当に複雑に描写されていました。

繊細なんだよね、アオは。

スカブコーラル、つまりコーラリアンを排除するためにシークレットが出現するということは、自分の母親であるエウレカやその子供である自分もシークレットにとっては敵、つまり人類視点でいけば招かれざる客、というわけなんです。

それが分かってるから囮になる、なんてコトも言ったりするわけです。
子供なのに(成長することが前提の子供だけれども)。

これまでは、外人の子として沖縄で疎まれてきたのに、チームパイドパイパーのエースとして周囲に受け入れられても、今度は外人とかいう枠を飛び越えて、人類外の子としてひょっとしたら人類から疎まれる可能性があるわけで、これまた大変。

しかも、今まで唯一の理解者だったナルはトゥルースに取られちゃうし。

この辺が積もり積もって寝不足になっちゃってるんだろうね。

あの病院のワンシーン、クロエとアオの立場は逆になっていたけれども、アオが寝不足になると今後も描かれることになるんだろうか。
※3回やったら演出効果として面白いかも・・・。

シークレットは敵でもあるし、味方でもある。

エウレカの言葉も積もって、アオとしては本当は単純に敵として認識してよいのか?迷ってるところなんだろうね。
それを押し殺しての出撃、という感じなんじゃないでしょうか。


あと、気になるのはハンナママとエウレカの会話ですね。
どんな会話が成されたのか?

世界を変えてしまったとしても・・・、

というのが、アオを産むことを決心したエウレカのことだと思いますが、世界を変えるほどのインパクトとはいったい?
アオの出生の秘密的なこともあるんだろうか。

ただ視聴者的にも救いなのは、アオは望まれて生まれてきているということで、それはハンナママも同意。僕も同意(笑)。

この辺、レントン登場とかと絡めて明かされていって欲しいところですね。


あと、前回からのエレナの言動ですが、エレナは連れて行って欲しかったんだろうな、エウレカに。
彼女の出生を考えると、ここではないどこかへ、何者でもない自分が何者かになれる世界へ連れ出して欲しい、それを夢見させたのがエウレカで、彼女一人がその世界へ帰ってしまった、自分は置いていかれた、と思って逆恨みしているんじゃないかと、そんな風に妄想します。


まあ、ちょっと今回、シークレットと会話できる、という反則みたいな展開になったし、次回はこれまで集めてきたクオーツを使った大規模作戦となりそうだし、第2ステージも楽しみにしたいと思います。

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エウレカセブンAO 第14話「スターファイアー」感想

2012-07-22 16:23:31 | エウレカセブンAO
新OP&EDもさることながら、本編の情報量が物凄かった第14話。
飽和しそうー。

それにしても第13話からずっと興奮しっぱなしです。
それくらい凄いね。

前作、交響詩篇エウレカセブンとの接点がどんどんつながってきて、まだまだ謎だらけなんだけど、少しずつ世界観がつながって広がっていく、そんな感じ。
第13/14話でも原画に吉田健一さんがいるように、このあたり、作画の気合も十分乗っていて、物語的にも非常に重要なポイントってことですね。
いやー、興奮しすぎてまとめきれないかも。

物語の謎部分の整理はしていこうと思うんだけれども、Aパートについて言うと、交響詩篇エウレカセブンから見ている人にとっては、エウレカがニルヴァーシュから放り出されて、アオが「エウレカー!」と叫びながら手を伸ばすシーン、これは見逃せないでしょう。

交響詩篇エウレカセブンの感動の名シーンの一つ、第26話モーニング・グローリーを彷彿とさせるシーンに胸が熱くなりました。

また、第2期のOPはFLOWというだけで前作ファンは熱くなろうというもの。
しかも、演出的には前作第1期のOPを彷彿とさせる音楽と構図、サビに入ってくる直前はまさに前作交響詩篇エウレカセブンへのオマージュと言っても過言ではないでしょう。

あれは燃えたね。
熱くなった。

思わず、自分の前作の感想とか読み直すとかしちゃいました。


・・・さて、少し落ち着いて。

Aパートはアオがエウレカを元居た世界へ返すまでを描いたわけですが、個人的に大きな謎を残した点は2つ。

・何とエウレカのお腹の子供は女の子!

これまたびっくりな展開です。
深井のおじいちゃんも知ってる風な感じなので、本当に実在するかもしれん。
#個人的にはまだ別次元、別時空が並列で存在するという考えも捨てきれないところで、エウレカとレントンの子供が女の子だった世界、みたいなのもあるのかも知れないとも考えたりしますが・・・。
#作中、ナカムラさんがスカブは別次元から来た、と言ってるからなぁ・・・。

・骨組みのみになったボロボロのニルヴァーシュ

光の柱の中にいたのはニルヴァーシュ。しかも朽ち果てた姿。
それでもしっかりとエウレカを守るように、抱きかかえます。

これの意味するところは?


・・・・・・、全然分かりません。

これは後の展開を楽しみにするしかありませんね。

たぶん、この13話・14話あたりが物語り全体のキーポイント、ターニングポイントになっていると思っていて、必ずここへ戻ってくる、ああそういうことだったのか、と思えるポイントがこの先出てくると思うので、そのときに立ち返るとするとここなんだろうなって。

そのときを楽しみにしたいと思います。


さて、Bパート。

アオの帰郷と、エウレカの出産シーンで明かされるレントンの思い。
恐らくこれでアオの中のひとつのわだかまり、自分(たち)は捨てられたんじゃない、自分は望まれて生まれてきた、ということを理解して、一区切りかな。

次のアオの心が揺れるところがあるとしたら、恐らく父レントンとの対面でしょう。
新OPに後姿が描かれていたけど、あれがきっと成長したレントンなんだろうね。

ということで、アオの心の成長はレントンまでお預けかな。


ここからはエウレカに変わり、ナルが物語の鍵を握る存在になっていきます。

ナルは第1期OPから想像するに、巫女ポジションになるんじゃないか、なんて以前の感想で書きましたが、アラタナル=新たなる、という感じで、新たなる存在へと進化していっているみたい。

現時点では結構、感情移入しずらいヒロインになっちゃったね(笑)。

ナルが理解した、と言っていたのはどこまでかは分からないけど、前作で描かれた今から1万年後に至る過程とコーラリアンの孤独と対話への欲求、というところなのかな。

自分の記憶もあいまいになってるので、自分の感想読み返したりしたけど(笑)、

・コーラリアンは外来宇宙種(ここは前作ではそこまで明確には言ってない)
・テラフォーミングを目的とした?(←ちょっと自信ない)ナノマシンを搭載した宇宙船エウレカ号と衝突
・地球に落下し、死に掛けている珊瑚と同化
・珊瑚をベースとしてスカブ・コーラルとして成長
・1万年くらいかけて地球再生(レントンとエウレカたちのいる時間)
 ※人間は一度地球を捨てて宇宙に出ている。
 
その辺の感想をまとめたのは交響詩篇エウレカセブン第47話「アクペリエンス・4」感想あたりかな。
あと、DVD第13巻感想あたりかな。

あまり詳しく書くと前作未見の人へのネタばれになるので、前作観てない人は僕の感想も読まないように(笑)。
※今回、ナルがその辺を短く伝えてはいるのだけれども。

コーラリアンが抱えているのは孤独と対話欲求。

その対話をするためにコーラリアンの人型インターフェースとして産み出されたのがエウレカ。

恐らく、だけどコーラリアンが次に考えた対話手法が、自分たちがスカブコーラルとして地球と融合する前の時間軸、エウレカセブンAOの時間軸への扉を開いて(それが光の柱)、対話者を見つけようとしているのかもしれない。

この辺は想像の域を出ないのと、恐らくコーラリアンと人類との間の存在となりつつあるアラタナル存在、ナルが巫女的ポジションとして両者をつないでいくような感じかもしれないですね。

また、そういう意味ではアオはそもそも人類とコーラリアンの子供なわけだから、アオとナル、という二人の物語に最終的にはつながってくるんだろうね。

今は、ナルの考えや行動が視聴者的にも理解が難しいところだけれども、しばらくは新OPで展開されるニルヴァーシュ対ニルヴァーシュの構図のように、アオサイドとナルサイドは対立構造になるかもしれない。

ナカムラさんの、「わたしはそんな友達は願い下げだ」というのが象徴しているように、コーラリアン=敵、という構図がしばらく続くんじゃないかな。

エウレカの思念体が言う「アオはスカブコーラルを滅ぼさなくてはならない」と言っている点も気になります。

この辺を残りの半分で謎詰め込んで、ラストで一気に謎解きですかね。

個人的には前作交響詩篇エウレカセブンの一番好きだった点は、レントンという少年が真っ直ぐにエウレカを追い求めて、それに次第にエウレカが応えて、最後には二人が一緒になっていくというピュアな物語だった点なんですが、エウレカセブンAOでも、アオやナル、エウレカやレントンの心の動きを描き切って欲しいな、と思うところです。

ナルは一緒に飛ぶための翼が欲しかったのであって、アオに乗せて欲しかったわけではない。

そういう個人の想いと、ナルが背負わされる巫女的ポジションの重さ、この辺もやっぱり見所の一つなんじゃないかな。

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エウレカセブンAO 第13話「シーズ・ア・レインボウ」感想

2012-07-16 23:12:54 | エウレカセブンAO
第12話から更に衝撃的な第13話。

どこから感想を書いたらよいか迷うくらい情報量が詰め込まれてました。
ふぅー、30分間ずっとドキドキしながら観てしまいました。
それでまた続く、でしょ。
また1週間待ち遠しいですね。
いやー、参ったね。


今回登場したエウレカは時間軸的にアオが生まれる前の妊娠6ヶ月の状態のエウレカ。

そして作中にはイビチャや遠藤さんの若い頃の会話を見ると、そのときのエウレカは更に違う時間軸で彼らに会ったことがあるらしい。
※多分、その時点より未来なんだろうね。

そして月光号の情報から明らかになったのは、第1話の感想で予想したように今の時間軸から1万年後、前作交響詩篇エウレカセブンから見ると1万年前の世界だということ。
※1万年前か1万年後か、という世界が当たって正直嬉しい!
 1万年というのも前作の世界観で語られたものだから。

大きな流れでの時間軸は同じで、恐らく交響詩篇エウレカセブンの世界観の続編にいるエウレカは、レントンと一緒にスカブ消失の調査をしていたんだね。
その原因を探るために、あのゲッコーステイトが乗っていた月光号を埋めて調査しようとした、と。
ふんふん、なるほど。

恐らくエウレカは同じようにスカブ消失現象に巻き込まれて今作の時間軸へと転移してしまっていると思うけど、その飛び方、時間軸の取りかたは一定じゃなくて、ランダムにジャンプするような感じか、それか、それぞれ別に存在するいくつもの平行世界からジャンプしてきているか、とか色々考えられるけど、これはまた衝撃的というか、もうビックリだね。

単純に考えると、アオを産んだ後のエウレカは10年前の世界にジャンプして、そこで言っていた「来ちゃったことがある」というのが今の時間軸、ということなのかな?
時間軸がクロスしているイメージ?
エウレカが記憶を保持しているなら、違う空間・平行世界というのは無いかもしれないな。

とか、ちょっとこの辺観ながら考えていこうっと。



何気に小ネタなんだけど、アオが月光号で着ているジャージはレントンが着てたやつだよね。
※罰ゲームでRay-outの表紙飾ったときのやつ。

なんという親子のつながりw
※僕の中ではレントン=父親で大分前から勝手に確定していたので今更驚かない、驚かないもんね。

今回はそういうアオの父親、というか両親に対する心の機微が凄く丁寧に表現されていましたね。

やっぱりアオとしては母親のことはもちろん、父親(レントン)のことも気になるわけで、遠まわしに聞いてみたり、父親が最初は泣き虫だったとか聞くと気になるし、エウレカから好き、全部好き、と聞くとほっとしたり。

つか、エウレカの、


好き、全部好き


は、前作のファンからすれば悶絶ものの台詞です。
嬉しいよなぁ、素直に。

あの後、二人がやっぱり幸せに暮らしていると思いたいじゃないですか。
そういうのがぎゅっと詰まった台詞に聞こえるんですよね。
嬉しいなぁ。

そしてレントンが作っているニルヴァーシュ、きっとそれが今アオが乗っているニルヴァーシュなんだろうなぁ。
なんていうか、親から子供へのプレゼント、みたいな。


話を戻すと、エウレカは10年前のスカブバーストのときにあの「羽」のついた姿を開放してもとの時間軸へ戻った、ということかもしれないですね。

残していくアオのことを思いながら。

この辺が結構丁寧に今回は描かれていて、残していくアオを心配するのはもちろん、コーラリアンである自分と人間のレントンとの間の子供がちゃんと育つかどうか、子供に恨まれないか、というのを凄く心配していたり、と子供に対する愛情がバックグラウンドでしっかりと描かれているんですよね。

前作、交響詩篇エウレカセブンもそういうテーマがしっかりと50話かけて描かれていましたが、今作では戦闘描写多目にしているせいか、その辺少し薄かったのだけれども、ブラン社長やイビチャに代表される大人キャラ、今回描かれたエウレカの姿・台詞なんかでもその辺はしっかりと描いてくれています。

何か嬉しいですね。


さあ、物語はこれで終わらず、更に謎が追加されていきます。

シークレットは敵ではない。

では、一体何なのか?

シークレットのような姿を持つトゥルースは?
※エウレカを知っているっぽい。

この後、一体何が起きてしまうのか?

めっちゃ気になりますね。

次週、2つのニルヴァーシュが戦うところを楽しみにしたいと思います。

ああ、面白い。

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エウレカセブンAO 第12話「ステップ・イントゥ・ア・ワールド」感想

2012-07-12 01:01:28 | エウレカセブンAO
個人的に大興奮だった第12話。


いやー、かなりしびれました。
特にスカブコーラルが割れて中から月光号が登場!!


何と月光号だよ、月光号!!


そのハッチから這い上がってきたのはニルヴァーシュ。

しかも、ニルヴァーシュ・スペック2!!


手で合図するシーンなんか、超・しびれるよね。カッコイイ。

ダブル・ニルヴァーシュが月光号をボードにしてランディング!!

エウレカの声で「飛ぶよ」

そこから成層圏突破して地表に降りて、ニルヴァーシュ・スペック2から「エウレカ」が登場するまでの流れは、本当に興奮以外の何者でもないでしょう。


相当しびれた。


先週の月光号登場からテンション上がってたけれども、まさかこういう形で出てくるとは。


エウレカの「私、エウレカと言います、初めまして、あれ・・・その髪の毛・・・」という台詞で終わり。


いやー、ここで終わりかい!と思わず言ってしまうほどでしたよ。


あー、どうなるんだろう。
ちょっと次の展開が待ち遠しいですね。


やっぱり先週の予想通り、物語は起承転結の転に入ったな、という感じですね。

気になることはたくさんあったけれども、それらが小さく思えるほど、今回の月光号からニルヴァーシュ・スペック2、そしてエウレカの登場はインパクトありました。
痺れた。


そのほかにも、アオのピンチにナルが応えるとか、ナルにはスカブが内部で育ってるとか、トゥルースはアオを試しているのか?とか、エウレカとスカブコーラルは同じもの(もしくはシークレットと同じもの)と考えられているの?とか、イビチャさんがかっこよかったりとか、色々気になる点はあったのだけれども、今回は全てエウレカの登場に持っていかれました。

以前からの予想通り、時空を超えて世界がつながっている、というのは何となく合ってそうなんだけど、果たしてその時空とは一つなのか?というのが個人的な新たな疑問。

予告のナレーションを聞く限り、今回登場したエウレカはアオが知っているエウレカ(母親)ではないのかもしれない、どこかまた別の時空(平行世界)から来たとか、色々考えがとまらないところもあったりして。

隣り合う極小の時空から、とか、逆にこちらが極小だったりとか。
※これは宇宙関連の何かの本読んだときに、時空と次元の話に書いてあったような・・・。いくつもの世界が同時に成立している、とか、次元は10次元以上ある、とか、やっぱりエウレカセブンはSF的要素が強い作品だから、そういうエッセンスがあるとより面白いと思う。

はぁ、妄想が膨らみます。

それにしても興奮した第12話でした。

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エウレカセブンAO 第11話「プラトー・オブ・ミラー」感想

2012-07-01 22:48:12 | エウレカセブンAO
起承転結の転に入ったような感じの第11話。

謎の追い討ちをかけてきているようでいて、物語が少しずつ転がり始めた、そんな感じがしてきました。


短い瞬間にめっちゃ情報が詰め込まれてましたね。
あまりに情報密度が濃かったので混乱しそうになりましたw

エレナが何故ミラーになっていたのか、その動機や理由は不明なままなんだけど、一つ明確なことはエレナは幼い頃にエウレカと出会っていて、何かしらの影響を受けているってことですね。

つか、今回一番の衝撃映像は交響詩篇エウレカセブンの最終話で描かれた、レントンとエウレカの名前が入った月が映ったところでしょう。
間違いなく。
※もっと言うと「月光号」まで映ってるし!

これは明らかに前作とのつながりを意味していると思うのですが、どうつながっているか?というのがこのブログでも最初から気になっていたところでした。
第6話の感想で、時間軸上のつながりじゃなくて仮面ライダーディケイド的な時空を超えちゃうようなつながりをしてる可能性もあるよね、みたいなことを書いたのですが、そういうつながり方もありっちゃーあり、な感じになってきましたよ。

日本が映っていたシーンにはこっちの世界でのニルヴァーシュが映っていたので、あれはこっちの世界の映像かなと思いますが、明らかに月光号とあの月はあちらの世界のものだよね。

今回のサブサブタイトルも鏡の世界、ということだから、やはりあちらとこちら、鏡のようになってるんでしょうか。

ゲネラシオン・ブルの地下に続く謎の文明のものと思われる何か、とか、ようやく何かがつながるような情報が出てきましたね~。

いやー、まじで謎だわ。
でも、ゲッコー号とあの月には興奮したわ。


さて、エレナの話に戻すと、結局なんでミラーと入れ替わってたのかは分からずじまいでしたが、

・エレナは幼い頃トラパーの事故に巻き込まれたことがある
・そのトラパー事故でエウレカに助けられている
・本当のエレナは恐らくその事故で死亡している
・エレナはそのときから?エレナを名乗っている
・その後トラパーの影響を受けた子供たちが入る施設に入っていた
 ※IFOが子供しか動かせないのは、トラパーの影響を脳に受けている、ということなのか。
  エウレカが子供じゃなくてもニルヴァーシュを動かせたのはそういうことか、なるほど。
・ひょっとすると事故前の記憶を失ってるかもしれない
 →だからミラーに自分は何者か?と飛び掛った
  ミラー自体はひょっとしたら2ヶ月前にトゥルースの事件で実は死亡していたか、エレナが殺したか?
・最後のシーンの「おやすみミラー、おやすみエレナ」は自分が成りすました相手へのおやすみ(お別れ?)

という感じでしょうか。

いやー、更に視聴者を情報過多に陥らせてきましたけど、今回はそれに動きをつけてきたわけで、やっぱり物語の起承転結で言えば転に入ってきたよな、と思わせる、そんなエピソードでしたね。

次回は宇宙まで行っちゃうみたいだし、楽しみが増えそうです。
今回は興奮しました。色んな意味で。

それにしても月光号、懐かしかった。
月光号が出るってことは、ゲッコーステートのメンバーも出てきたりするんだろうか?
※レントンはやっぱりアオの父親役としてばっちり出てきて欲しいけどね。

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