介護保険制度が20年を迎えたことを記念して？

９月議会が間近に迫っています。
夏の間を通して、議会準備のために共産党が準備した研修会や、私も会員となっている自治体研究所主催の勉強会等で、「子どもの貧困問題」「医療と介護の問題」や「憲法」「教育」から「ごみ問題」など、多くの事柄を学ぶ機会がありましたが、今度の一般質問は「介護」を取り上げます。
介護を家族だけの責任と負担から、「介護を社会的に支える」と言って大きな期待を集めた「介護保険法」が制定されてから、今年はちょうど２０年目の節目を迎えました。
私もこの制度に助けられて、もうすぐ８年が過ぎようとしていますが、介護制度が次から次へとコロコロ変わる目まぐるしさと、保険料もどんどん上がる・利用料もだんだん上がる現実を実感し、このままでは「制度は残るが介護なし」になってしまうのではないだろうか？と言うおそれを実感しています。
すでに要支援の方たちに介護保険は使えない！
注）介護は受けている・受けられるのですが、それは介護保険制度ではなく室蘭市独自の介護総合事業で行われているのです。
つまり介護保険制度からの締め出しです。
ですから、全国一律であるはずの介護保険制度ではなく、「介護総合事業」に替わっていることを知らない人が多いのですから頑張る！