シャラの木

 

　　　　　　　　

　　　　　　　　以前からよそ様の植木が気になっていました

　　　　　　　　西日にも負けないし、　肌の色が面白いので

　　　　　　　　名前を知りたいなぁ～と。

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　

　　　　　　　　久し振りに通りかかると

　　　　　　　　植木屋さんが入って　剪定中でした。

　　　　　　　　「この木は何と云う名前ですか？」

　　　　　　　　「シャラです」

 

　　　　　　　　そうか―　「シャラ」　ね～。

　　　　　　　　。　。　。　．　．

　　　　　　　　あっ！　もしかしたら、

　　　　　　　　シャラ　＝＝＝　沙羅（双樹）かしら？

 

　　　　　　　　聞いたり・読んだりした方は　多いのではありませんか

　　　　　　　　平家物語　

　　　　　　　　大好きで冒頭だけは憶えていました。

 

　　　　　　　　　　祇園精舎の鐘の声、　諸行無常の響きあり。

　　　　　　　　沙羅双樹の花の色、　盛者必衰の理（ことわり）　をあらわす。

 

　　　　　　　　沙羅（双樹）は　これだったの！？

　　　　

　　　　　　　　然し　ネットで調べてみると

　　　　　　　　シャラ と 沙羅（双樹）　は同じではない様です。

　　　　　　　　日本の自然では　沙羅（双樹）は花が咲かないらしい。

 

　　　　　　　　お釈迦さまにゆかりの木として　シャラの木を当てたのは

　　　　　　　　何時のことか？　相当古くからなのでしょう。

　　　　　　　　代用（？）って訳でした。

 

　　　　　　　　ちなみに、シャラの木は別名　夏椿と云って

　　　　　　　　梅雨の頃に　花を咲かせるとか。

　　　　　　　　（夏椿の花なら　旅先で遠目に見た事があったのですが）

　　　　　　　　　　　　 

　　　　　　　　

　　　　　　　　来年は　間近で花を見せて頂けますね

　　　　　　　　忘れないように待ちます　楽しみに。。