及川輝治の政治日記 

及川輝治の政治への挑戦!

日韓対立激化 そして天皇謝罪とは

2019-02-19 | 日記
日韓対立―権力者同士が「言った」「言わない」「謝れ」「謝らない」と意気盛んである。大いにやれと言いたい。国民はそれを聞いて大いに考えるべきである。でもそれを邪魔するのがマスコミである。変な識者を呼んでの無責任な解説は止めてほしい。検討のための材料を提供すればいい。まして、相手に打撃を与える経済制裁ーそんなことを叫ぶバカな政治家もいるようだ。どちらとも言わないが辞めさせるべきである。    安倍総理が怒った一つが天皇明仁対する謝罪要求である。日本国民が怒っているとも。”天皇が元慰安婦に直接謝罪すれば慰安婦問題は解決できる”との韓国国会議長発言である。取り消せとの抗議を議長は拒否する。ここで明らかにされたこと、慰安婦問題はカネではなく謝罪であるという認識と示唆である。そして天皇の名前が出てきたことだ。
 「韓国併合に関する条約」(1910.8.22調印)を貴方は見たであろうか。日本人のどれだけの人が知り、また意識しているか、私には分らない。では、韓国・朝鮮の人々はどうであろうか。そのギャップを恐れる。 。  わずか8条の条約である。     
    第1条 韓国皇帝陛下は韓国全部に関する一切の統治権を完全且永久に日本国皇帝陛下こ譲与す
 譲与を受けた日本天皇の地位は憲法により確固として保障されている(大日本帝国 天皇これを統治 第1条  天皇神聖にして侵すべからず 第3条  天皇 国の元首統治権を総攬 第4条) 
この条約により朝鮮民族の屈辱と辛酸の生活が始まる。武力による植民地政策は日本の敗戦により終止符が打たれる。そして今日まで日韓の間では多くの協約・協定が交わされ友好関係が進められてきたが懸案事項も多く存在する。それが現在 顕在化し対立が深刻化しているが、決して望ましいことではない。しかし、その解決への道は、過去百年の歴史を踏まえ検討されるべきである。特に朝鮮半島の非核化は日本の最大の利益ではないか。日本旅券が通用しない唯一の国が北朝鮮であることも理解しがたい。
 最後に天皇の謝罪問題であるが、言うまでもなく現天皇は象徴天皇である。象徴天皇には政治的発言は認められない。この事を知った上での発言かどうかは分らないが、併合条約、3.1独立運動の弾圧・被害(死者7500、検挙者47,000-岩波小事典)を知る人々の発言をむげに否定することに躊躇を感じることも事実である。