最大野党の民進党が総選挙直前に消滅する。誰もが想像しなかった事かも知れない。しかし、その解体過程,希望の党の成立情況、選挙結果を見れば意外にその根源・本質は明らかになるだろう。
私が住む葛飾選挙区は東京17区である。民進党の予定候補は伊藤まさきであった。そのため彼は1年以上前から街頭演説、ポスター張りなど運動を続けていた。今回希望の党の踏み絵を肯定していたといわれるが、何故か公認は西田主税(元環境相職員)となる。明らかに葛飾とは無縁の落下傘候補である。
「日本のこころ」と言えば超右翼、民族政党とも言われていた。中山恭子代表ら中心幹部が突如希望の党へなだれ込む。その結果 党首の夫の中山成彬は九州比例区第1位順位となり当確保障の厚遇を受ける。
長妻昭は民主党・民進党の大幹部である。しかし希望の党は受け入れず、結果立憲民主党から立候補となる。希望の党はその選挙区に九州から刺殺候補を公認する。
気づいたこの三つの事例だが、全体を見ればもっと多くの問題があろう。この些細な?事例を見ても、選対会議でも議論すれば1時間や2時間ですむ問題ではない。いったい誰が決めたのであろうか。希望の党はいつの間にか結成され党首だけがいる。踏み絵という珍奇な方式、衆院戦の政策も含めその作成過程は闇の中である。たった一人の党首は勿論知っている。しかし実は党首の後ろには、多くのスタッフ、ブレインがいることは想像に難くはない。途中からは民進党を脱走し参加した小者ー細野豪志も口を挟んだかもしれない。でも結果を見れば喜劇の端役にもなっていないようだ。 言うまでもなく民進党解体の主役は小池百合子と前原誠司である。ここで百合子の過去をとやかく言う気はない。しかし、前原誠司は民進党の代表である。小池・前原会談の合意事項は藪の中である。前原は議員団総会で全議員の希望の党への参加と衆院選立候補を提案し承認を受ける。しかし、小池は全員参加を拒否し踏み絵を提示する。
議員団総会が何故満場一致で前原提案を受け入れたのか。選挙直前の会議である。侃々諤々の議論が起きれば間違いなく民進党は分裂する。反対する、出来る条件は皆無の中での前原提案である。全員が希望の党へ参加である。前原誠司は小池に騙されたのか。私は前原はそれほどばかな男ではないと思う。これは将来の政治展望を見据えた前原・小池の合意、合作と考える。
選挙戦は終盤に突入する。最大の特徴は野党の分裂である。結果をここでは予想しない。しかし、前原が主張し続けた「安倍晋三一強を倒す」「野党が躍進する」ことに失敗したならば当然のこと責任を取って政界から去るべきである。小池百合子が総理への夢消えたとき、党首を止めようが、どうしようが彼女の勝手である。一言、「ユリノミクス」なんだこれは、増長するにもほどほどにしなさい。
私が住む葛飾選挙区は東京17区である。民進党の予定候補は伊藤まさきであった。そのため彼は1年以上前から街頭演説、ポスター張りなど運動を続けていた。今回希望の党の踏み絵を肯定していたといわれるが、何故か公認は西田主税(元環境相職員)となる。明らかに葛飾とは無縁の落下傘候補である。
「日本のこころ」と言えば超右翼、民族政党とも言われていた。中山恭子代表ら中心幹部が突如希望の党へなだれ込む。その結果 党首の夫の中山成彬は九州比例区第1位順位となり当確保障の厚遇を受ける。
長妻昭は民主党・民進党の大幹部である。しかし希望の党は受け入れず、結果立憲民主党から立候補となる。希望の党はその選挙区に九州から刺殺候補を公認する。
気づいたこの三つの事例だが、全体を見ればもっと多くの問題があろう。この些細な?事例を見ても、選対会議でも議論すれば1時間や2時間ですむ問題ではない。いったい誰が決めたのであろうか。希望の党はいつの間にか結成され党首だけがいる。踏み絵という珍奇な方式、衆院戦の政策も含めその作成過程は闇の中である。たった一人の党首は勿論知っている。しかし実は党首の後ろには、多くのスタッフ、ブレインがいることは想像に難くはない。途中からは民進党を脱走し参加した小者ー細野豪志も口を挟んだかもしれない。でも結果を見れば喜劇の端役にもなっていないようだ。 言うまでもなく民進党解体の主役は小池百合子と前原誠司である。ここで百合子の過去をとやかく言う気はない。しかし、前原誠司は民進党の代表である。小池・前原会談の合意事項は藪の中である。前原は議員団総会で全議員の希望の党への参加と衆院選立候補を提案し承認を受ける。しかし、小池は全員参加を拒否し踏み絵を提示する。
議員団総会が何故満場一致で前原提案を受け入れたのか。選挙直前の会議である。侃々諤々の議論が起きれば間違いなく民進党は分裂する。反対する、出来る条件は皆無の中での前原提案である。全員が希望の党へ参加である。前原誠司は小池に騙されたのか。私は前原はそれほどばかな男ではないと思う。これは将来の政治展望を見据えた前原・小池の合意、合作と考える。
選挙戦は終盤に突入する。最大の特徴は野党の分裂である。結果をここでは予想しない。しかし、前原が主張し続けた「安倍晋三一強を倒す」「野党が躍進する」ことに失敗したならば当然のこと責任を取って政界から去るべきである。小池百合子が総理への夢消えたとき、党首を止めようが、どうしようが彼女の勝手である。一言、「ユリノミクス」なんだこれは、増長するにもほどほどにしなさい。