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ユコリンのさんぽ日記

山歩き大好きなユコリンの日記です。
※コメントは承認制です。
多少のタイムラグをお許しください。

水晶岳と笠ヶ岳(その3)

2014年10月02日 | 百名山登山
9月13日(土)のち霧

【3日目】 三俣山荘5:00…三俣蓮華岳6:10…双六岳7:40…双六小屋9:10/9:30…弓折乗越10:30…大ノマ乗越…秩父平…笠新道分岐14:45…笠ヶ岳山荘16:20
昨日は水晶岳まで往復でかなり疲れました。
今日も笠ヶ岳まで長い道のりです。
午前5時出発、あたりは明るくなっていてヘッドランプはいりません。
日が上り、三俣蓮華岳に朝日があたります。


1時間ほどで三俣蓮華山(2841m)到着、

少し雲が多めですが、遠くの山までよく見えています。

すぐ横の黒部五郎岳、ここもまだ登っていない百名山です。
来年あたり来たいです。


昨日登った鷲羽岳、


これから歩く双六岳への稜線と、今日の目的地のはるかかなたに、笠ヶ岳です。


双六岳への道は、前方左に槍穂高を、そして右に笠ヶ岳を眺める展望の良い快適な稜線です。


後ろには昨日歩いた裏銀座の稜線が見送ってくれています。


1時間30分ほど稜線歩きを楽しんで、双六岳(2860m)に到着しました。


正面に槍を見ながら40分ほど急降下すると双六小屋です。


小屋のあたりまで来ると、連休の初日ということでだいぶ人が増えてきました。
初日はガスって見えなかった槍穂高もよく見えます。
これが西鎌尾根です。


弓折乗越に到着したころに、槍の穂先にガスが出始めました。

ここで偶然、登ってきた山の会のNさんに出会います。

この後笠ヶ岳方面はガスの中に入り、まったく展望が無くなりました。
山は午前中ですね。笠ヶ岳は特にガスがかかりやすいみたいです。
ガスると、景色をみる楽しみもないし、目標もないので、疲れが倍増します。
そんな時目の前を雷鳥が横切りました。


膝の痛みも出てきて、予定よりだいぶ遅れて笠ヶ岳山荘に到着しました。
久しぶりのお天気と連休が重なって、山荘は満員です。
この日は154人宿泊したそうですが、明日は予約だけで180人だとか・・・

9月14日(日)
【4日目】 笠ヶ岳山荘5:00…笠ヶ岳山頂5:20/5:55…笠ヶ岳山荘6:30…笠新道分岐8:00…杓子平9:30…2000mの草付…笠新道登山口13:00…新穂高温泉14:30
今日は笠ヶ岳山頂でご来光を迎えます。
小屋を午前5時出発、小屋の前ですでに穂高連峰のシルエットがくっきり浮かんでいます。


ご来光も期待できそうです。
午前5時35分、槍と保高の間、大キレットのあたりから日が上ります。


ご来光を受けながら山頂写真を撮ってもらいました


山頂でご来光を拝む人たち


遠く南アルプスの向こうに富士山も見えます。


一生のうちにそう何度も出会えない素晴らしいご来光でした。

名残惜しいですが、今日は下山です。真下にテント場が見えます


笠新道分岐まで何度も笠ヶ岳を振り返りながら歩きます。
昨日はガスで全く見えなかった笠ヶ岳の姿、堂々として風格があります。




杓子平から見える最後の笠ヶ岳、この後は尾根に隠れて見えなくなります。


槍穂高周辺はずっとヘリコプターが救助にせんかいしていました。
連休また事故があったのでしょうか?


予定よりも1時間ほど遅れて笠新道登山口到着。もう膝は限界にきていました。


ここで笠ヶ岳山荘に泊まっていた男性に出会いましたが、その人は
「笠新道は膝を痛めるから小池新道から回ってきた」と話していました。

ここからも林道が1時間ほどありましが辛かったです。

帰ってから、膝パンパンに腫れ、水20cc抜きました。
よく自力で下山できたものでした。

しばらく山はお休みになりそうですが、
素晴らしい山行ができて、大満足です。

水晶岳と笠ヶ岳(その1)
水晶岳と笠ヶ岳(その2)

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