Kind of Good

私の好きなもの

枝豆の季節

2018-10-18 19:38:37 | Weblog
丹波の黒豆の枝付き豆が解禁になって、今年はまだ豆が小さいと1週間遅れでようやく手に入った。
少しでも早く調理したほうが良いかと引き取りに出かけると、机一杯に荷造りの枝豆、栗。
おいしいものは皆に分けて、食べてもらいたいからと東京方面から名古屋、関西まで宅急便の手配にはただただ脱帽のみ。

黒豆の枝付きを鋏で外しフライパンで少しの水で蒸し煮にする。
たっぷりの水でゆでると甘味が抜けるし、時間もかかる。
この方法を実践してからは枝豆はこれに限るとおいしく頂いている。

ご飯も食べずに枝豆を食べ満足満足。
連れ合いも大好物だったので仏さんにお供えしてそのあとまだ温かいうちに又食べることに。

友達から頂いたり、ご近所さんから丹波に行ってきたとお土産に頂いたり今年は栗も枝豆も大当たり。
栗の甘露煮をサツマイモとあんこで栗羊羹に、茶巾絞りに。
枝豆はシュウマイや豆ごはん。
美味しいものをおいしく食べるのは作った人、頂いた人への感謝の気持ち。
渋皮煮を届けて、自分では作れないと喜んでもらったり。
このところ台所に立つことが多くてつい味見をしたりたくさん作りすぎたり、
そしてまた体重が増えて食欲の秋、盛ん。

吉沢久子さんの「自分のままで暮らす」という本を読んで、
「おいしく食べて元気に死ぬ」という言葉がありました。
適度に力を抜いて日々を自分らしく、楽しく生きることが一番の病気予防。
いくら気をつけていてもなるときはなるのなら好きに生きよう。
朝寝をしたいときは雨戸をあけてから又寝たらいい。
いつまでも雨戸が閉まっていたら心配してくれる方がいては申し訳ないと。

お金をかけない贅沢を楽しむのも独り身の特権。
地震の後、お薄を飲むお茶碗で炊き立てのご飯を食べ、我が家にとっては上等の塗りのお椀でお味噌汁を飲む。
大事に取っておいても宝の持ち腐れ。

枝豆も栗も一番おいしい季節に一番おいしい方法で手間暇を惜しまず楽しみたい。

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