Kind of Good

私の好きなもの

東山浄苑に

2018-03-31 21:06:45 | Weblog




帽子、マスクで完全武装?して長い御無沙汰をしていた東山浄苑にお参りに行った。
小さい時から「おいでおいで」ということのないお墓参りは自分から心して行かないとと教えられた。
バス電車タクシーと乗り継いで久しぶりに行った。
桜が満開。
ずらっと並んだ仏壇式のお墓の場所は私の代を過ぎると忘れられていくのだろうか。
四国の松山のお墓にはもう長いこと行けないでいるし・・・。

京都の姉が老人ホームに入った。
甥の家から遠い場所に入っていたのが運よく住いの近くのホームに替わることが出来た。
思いのほか元気そうで何よりであった。
どんどん姉妹が皆歳を取り、私ですら身軽に出かけられないようになりつつある。
撮った写真を編集してはがきを作り皆に送ってあげよう。
87歳の姉の笑顔の写真を皆喜んでくれることだろう。
車いすより歩かないとと姉に言いながら、ついタクシーに乗ってしまう自分があり、
花粉症がこれ以上ひどくならないように早々に京都を後にした。

桜が咲きました

2018-03-26 15:24:34 | Weblog






花粉症がきつくなってあまり表に出なかったら知らぬ間にあちこちの桜が咲いています。
「様々なこと思い出すサクラかな」です。
先日孫娘が大学の卒業式、小さな孫息子が早や小学生。
お稽古カバンや体操服、靴入れなどの袋を頼まれて、ぼつぼつゆっくりというのは至難の業。
つい時間の過ぎるのを忘れ早々と作ってしまいました。

やっぱりお医者さんに行って正解。
花粉症の目薬や鼻の薬を処方していただいてずいぶん楽になりました。
待つ時間の長いのがかえって怖くて迷っていたけれどもっと早く行けば早く楽になったのに。
春の陽気になって今年は花を愛でに行こうかと思えるようになったものの・・・・。
いっぺんに咲いて入学式まで咲いているかどうか。
皆それぞれにあたらしい出発、楽しい毎日でありますように。

春名残の梅

2018-03-20 12:03:56 | Weblog
春名残の梅


あっという間にもうお彼岸。
花粉症や風邪が怖くて帽子とマスクで完全武装をして散歩に出かけた。
紫のモクレンは既に散り八重咲のなごりの梅。
そしてもうすぐ咲きそうなさくらのつぼみ。
雨の後暖かくなればパッと咲くことだろう。
是といったこともしないうちに連れ合いの満3年の祥月命日が過ぎようやく春めいてきた。
3か月定期検査の結果も異常なし、肺も順調に膨らんでいるのがX線の画像で見せてもらえてほっとしている。
又6月の検査の予約も済ませ、これからも病気と仲良くお付き合いしないとならないようだ。

ようやくお稽古事も順調に復活してぼちぼち外出も増えてきた。
4月から年度が替わり、周りを見ると若い人が多くて自分が年を重ねてきたのが良くわかる。
いつまで出来るのだろう。引き際も大切。
気分は若いつもりでも病気をして余計歳を感じる。
先のことは心配しないでゆっくり、ゆっくりスローライフを楽しもう。

一年が過ぎました

2018-03-09 09:05:17 | Weblog
去年の3月8日「肺塞栓」で救急車で入院というハプニングがありました。
あっという間の一年でもあり長い長い一年でもありました。

今思い返すと心臓疾患の集中治療室(CCU)に1週間も入っていたのは結構重篤であったのですが、その時は自分自身では元気だと思い込んでいたふしがありました。19日間の入院後の筋力の衰えを初めて体験して歩くことの大切さを実感したものでした。

今年は連れ合いの丸3年の祥月命日(3月7日)も滞りなく済み、去年の11月に肺の手術をした割にはごく普通に暮らしていることに感謝するばかり。
3月に入院していなかったら小さな影も見つからなかったし、たぶん何も知らないで過ごしているだろうと思います。
早期発見は本当にラッキーだったのかも。
もう後はおまけの人生。好きなこと、したいことだけをしようと思いながら、1歩を踏み出すのにけっこう勇気が必要です。
もうすぐ定期検診を受け、何か悪い兆しが出ていないか少し心配ですが、なるようになるでしょう。
ポジティブにポジティブに。

「キクコさんのつぶやき」という本を読んで、83歳の一人暮らしのおばあさんの本音のつぶやきが笑えて。
おばあさんというのは失礼か。どこから見てもおばあさんの私も気持ちだけは若くありたいな。
「年寄りを敬えなんて冗談じゃありません」「いるだけで周りの人は気を遣うもの。年寄りこそ周りの人に感謝の念を持つべき。そこまで生きてこられたことにも」「ものを学んでいない人には何事も難しく感じられるもの。あれも難しい是も難しいという人、問題が難しいのではなく自分には難しいのだときづいてほしい。」なるほど!!

お能「羽衣」をみて

2018-03-03 20:39:32 | Weblog
友人が誘ってくださって久しぶりの狂言と能の会に。

「たかつき市民能」たかつき能楽に親しむ会の主催で催された。
高槻市長も顧問をなさっているそうで挨拶に来ておられた。
江戸時代の高槻藩主 永井直清公が能楽に造詣が深く秀忠、家光などの前で演じたこともあるそうな。
能と高槻のかかわりを改めて知った。
たまたま観世流二十六世宗家 観世清和さんの記事が今朝の新聞にあり、立ち姿のきりっとした写真にさすがと思った。

笛がピーっと鳴り、鼓が小気味の良いリズムを奏でて始まる。。
「羽衣」の世界に入り込んで、静かな動きの中に気迫を感じ、ぴんとした姿勢に今朝の新聞の写真を思った。

天女に衣を返せばそのまま舞をしないで天に帰ると人間は疑うけれど天は偽りはないと。
偽りごとばかりの昨今の人間の世の中。能の中の釣り人のように「あら恥ずかしや」と思ってほしいもの。

今日はひな祭り。五人ばやしの音曲もさもありなんと、笛、鼓、太鼓の音曲に聞き入った。
ユネスコ無形文化遺産となった伝統芸能を絶やさぬよう関係者の皆さんの力はすごい。
観世清和さん曰く。「世阿弥の説く、真面目、真摯であること、慢心をいさめる」
又世阿弥を読み直してみたくなった。

何年も前に生玉さんの薪能謡いに行ったこと、酒蔵でまじかに聞いた謡いの会を思い出した。。
古典は良い。良いものは良いのだ。

春一番も来て、ひな祭りも過ぎてようやく春が。
出かけよう出かけよう!!