アホ社長のブログ

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一級ファイナンシャル・プランニング技能士。

2004年05月31日 | 資格・検定

本日(5月31日・日)は、「資格試験合格体験記」の第9弾の登場です(私の会社HPの「資格の部屋」を参照して下さい)。http://www.kobayashihome.co.jp/sikaku/sikaku.php 少々、堅い話題(会社HPを利用しているので当り前なのですが)に疲れて来ましたので、その内「趣味関係」ばかりになる可能性も大ですけど...(笑)。

第9弾は「一級ファイナンシャル・プランニング技能士(通称・「一級FP技能士」)」試験(資格)です。顧客・会社等の資産運用設計提案・相談業務等(金融・不動産・年金・ローン・保険・税務・相続、他)を行う者を対象として行う検定試験です。今後受験を考えている方々の参考になれば良いなぁ~と思いますけど。
この資格は「職業能力開発促進法」という法律(昭和44年制定・現在137職種技能士)に基いて行われる「名称独占型」の国家試験(資格)です(早い試験(資格)は昭和34年から実施)。「名称独占型」資格ですから、名称を使用しなければ無資格者が業務を行っても全く問題ありません。元々は「ブルーカラー(技術系)」を対象にして来た「技能士」試験(資格)に、新たに「ホワイトカラー(事務系)」用の「技能士」が今回追加されました。それまでは民間試験(資格)の「AFP(国内ファイナンシャル・プランナー)」等しかありませんでしたが、昨年国家試験(資格)へと「格上げ」になりました。私(KOBA)が取得した「一級ファイナンシャル・プランニング技能士」は日本FP協会が行う委託試験(資産設計提案業務2次(実技)試験)ですので御了解して下さい。「CFP(上級)」=「一級」、「AFP(普通)」=「二級」と例えると分かり易いと思います。因みに、「一級2次(実技)」試験は平成15年3月に第1回目の試験が行われました(日本FP協会実施分)。難易度順により、「一級~三級」まであります(「三級」は金財研究所のみ実施)。

私がこの「一級ファイナンシャル・プランニング技能士」試験(資格)を取得したのは平成15年6月の事でした。前年11月には民間資格の「AFP(国内ファイナンシャル・プランナー)」等資格保有者(既得権)のための「特例講習試験(2択一マークシート方式)」によって「二級ファイナンシャル・プランニング技能士」を取得(家内のKOBA♀も同年12月、弟の蛇メタも翌年3月取得)しました。ところが、私の場合、前年11月に行われた「米国CFP(上級ファイナンシャル・プランナー)」試験に合格(12月末合格発表)したため、「一級ファイナンシャル・プランニング技能士」の「特例講習試験(2択一マークシート方式)」も同様に受講出来る様になったのです(ラッキー!特例講習期限ギリギリの合格でした)。
受験資格は、「CFP」試験合格者、金財研究所が行う一級1次(学科)試験合格者等と、かなり複雑な仕組みになっていますので、各委託試験団体(日本FP協会・金財研究所)のHPで直接確認をして下さい。日本FP協会の方では「一級」の場合、2次(実技)試験しか実施しておりません。「CFP」試験(全6科目・科目合格制あり)が1次(学科)試験の代わりとなっています。「CFP」試験合格者は1次(学科)試験免除となります。
因みに、2次(実技)試験は年2回(春と秋)行われ、2次(実技)試験科目は4科目(倫理・データ収集・分析評価・検討提示)合計2問(記述式・制限時間2時間)出題されます。合格点は100点満点で60点(60%)です。絶対評価試験ですので60%以上の正解率で全員合格です。

最近の合格率は約30~80%前後です(2次(実技)試験合格率)。まだ数回しか試験が実施されていませんので、合格率は流動的です。今後は下がる事も予想されます。現在、受験者急増の人気資格?ですので早めの受験を勧めます。

私の場合は運良く「一級ファイナンシャル・プランニング技能士」特例講習試験に無事合格する事が出来ました。事前の勉強対策は「特例講習試験」でしたので何も準備しませんでした。
因みに、「一級技能検定合格証書」は厚生労働大臣名で交付(A3横型)され、「二級技能検定合格証書」は日本FP協会&金財研究所理事長名で交付(A4横型)されます。私の場合は、その後、金財研究所の「ファイナンシャル・プランニング技能士センター」に入会登録(任意です)をしました(家内、蛇メタも同じく入会登録)。登録されると「ファイナンシャル・プランニング技能士登録証」(携帯カード型・2年更新)が交付されます。独立開業される場合は営業許可というものが存在しませんので、自由に開業出来ます。しかしながら、この資格単体(1未満?)では相当の営業力と人格等が備わっていなければ開業は難しい(食えないかも)と思います。関連する「業務独占型」資格や保険代理店等との組合せ(兼業)によっては、[1+0.5=2~3]になる可能性は否定出来ません。要は使い方(利用)次第です。
道程は遠いですが、「人生をかける」つもりで頑張れば「何とかなる」もんですわぁ。

第10弾は「米国CFP(上級ファイナンシャル・プランナー)」試験(資格)の予定です。

続きは次回に。


管理業務主任者。

2004年05月30日 | 資格・検定

本日(5月30日・日)は「資格試験合格体験記」の第8弾の登場です(私の会社HPの「資格の部屋」を参照して下さい)。http://www.kobayashihome.co.jp/sikaku/sikaku.php 因みに、今日は長女(中2)の「体育祭」です。

第8弾は「管理業務主任者」試験(資格)です。この業界(マンション管理業等)を目指す方には絶対に避けて通る事が出来ない登竜門です。今後受験を考えている方々の参考になれば良いなぁ~と思いますけど。
この資格は「マンションの管理の適正化の推進に関する法律(略称・マン管法)」という法律(平成12年制定)に基いて行われる「企業必置型」の国家試験(資格)です。平成13年12月に第1回目の試験が行われました。分譲マンション管理業を行う場合、企業には管理組合30に対して最低1人以上の有資格者を置かなければなりません。有資格者には「一部独占業務」もあります。「宅地建物取引主任者」=「玄関の外まで(売買)」、「管理業務主任者」=「部屋の中まで(管理)」と例えると違いが分かり易いと思います。因みに、同法に基いて平成13年12月(1週間前)に第1回目の「マンション管理士」試験も行われました。「マンション管理士」=「管理組合側」、「管理業務主任者」=「業者側」と例えると違いが分かり易いと思います。

私(KOBA)がこの「管理業務主任者」試験(資格)を受験し、合格したのは平成15年1月の事(家内のKOBA♀と弟の蛇メタは平成16年1月合格)でした(登録は同年4月)。
受験資格は、年齢・性別・学歴・職歴等に関わらず誰でも受験する事が出来ます。それでも、合格前後の実務経験等が2年以上無ければ登録する事が出来ませんし、業務上必要な「管理業務主任者証」の交付もしてもらえません。登録自体がネックになるという方は「実務講習」という「2日間のスクリーング」に修了合格する事で、登録する事が出来ます。私はこの方法で登録をしました。先日、家内と蛇メタも「実務講習」を受講して来ました。
試験は5科目(管理法令・管理組合・会計・建物及び設備・マン管法)合計50問(4択一マークシート方式・制限時間2時間)出題されました。合格点は50点満点で35点(70%)前後です(合格点は毎年変動します)。相対試験ですので上位から何%が合格という一種の競争試験です。1時間以内で終了出来たならば、合格圏内です。実技試験は現在のところありません。因みに、「マンション管理士」試験合格者は5問免除となります。

最近の合格率は約20~30%前後のようです。年々合格率が落ちて来ています。数年後には約10~15%前後で落ち着くのではないかと思います。誰でも受験出来ますが、業務経験の無い一般人で2年以内で合格出来れば早い方だと思います。一般の受験者は「建物及び設備」科目(キラー科目です)の出来次第で他の受験者との差が付くと思われますので、少しでも苦手意識を排除した方が良いと思います。

私の場合は運良く1回目の受験で「管理業務主任者」試験に無事合格する事が出来ました(合格証書はA4横型です)。私の勉強期間は約2ヶ月間(独学・模試利用)でした。前年に「マンション管理士」試験に合格していたので5問免除(マン管法)でした(ラッキー!)。受験される方のバックグラウンド次第ですが、最低でも4ヶ月以上の勉強期間は必要と思われます。
因みに、「管理業務主任者」試験合格後の登録費用として国土交通大臣へ4250円の手数料を納付すると「登録通知書」(葉書横型)が送付されて来ました。他に「管理業務主任者証」(携帯カード型・5年更新)交付手数料の納付も必要です。更に、独立開業(マンション管理業等)される場合は「マンション管理業」の申請書+登録手数料を国土交通大臣に納め、営業登録をする必要があります。
道程は遠いですが、「人生をかける」つもりで頑張れば「何とかなる」もんですわぁ。

第9弾は「一級ファイナンシャル・プランニング技能士」試験(資格)の予定です。

続きは次回に。


一級造園施工管理技士。

2004年05月29日 | 資格・検定

本日(5月29日・土)第2話目の「資格試験合格体験記」の第7弾の登場です(私の会社HPの「資格の部屋」を参照して下さい)。http://www.kobayashihome.co.jp/sikaku/sikaku.php

第7弾は「一級造園施工管理技士」試験(資格)です。この業界(造園工事業等)を目指す方には避けて通る事が出来ない登竜門です。これから受験を考えている方々の参考になれば良いなぁ~と思いますけど。
この資格は「建設業法」という法律(昭和24年制定・28業種、土木、建築、造園、管工事、電気、舗装、他)に基いて行われる「名称独占型」の国家試験(資格)です。しかし、公共事業等に置かれる現場監督等は「監理技術者資格者証」の交付を受けた者(「一級造園施工管理技士」等)が法律上義務付けられているため、この場合は「企業必置型」の資格に変身します。また、「特定建設業」等の営業許可の人的基準(専任技術者)にこの資格が該当します。「一級造園施工管理技士」=「特定建設業(造園工事業)」、「二級造園施工管理技士」=「一般建設業(造園工事業)」(難易度順)と憶えた方が分かり易いと思います。

私(KOBA)がこの「一級造園施工管理技士」試験を受験し、合格したのは平成11年2月の事でした(登録は同年3月)。
受験するには大学卒業後(4年制指定学科の場合)、3年以上(この年数のうち1年以上の指導監督的実務経験が必要)の実務経験が必要です。短大、高専等の指定学科も詳細に卒業後の実務経験年数が決められています。一般の方(指定学歴無し)の場合は、先ず「二級造園施工管理技士」試験から挑戦しなければなりません。実務経験のみでの受験の場合は8年以上の経験が必要です。これも学歴等により実務経験年数が短縮されます。このルートの場合、「一級造園施工管理技士」試験は「二級造園施工管理技士」試験合格後、5年以上の実務経験か、最近法改正により緩和された実務経験年数が必要となります。私は大卒の受験資格で受験しました。因みに、「技術士(関係部門に限る)」試験合格者は1次(学科)試験が免除されます。
1次(学科)試験は大きく分けて3科目(土木工学等・施工管理法・法規)で合計65問(4択一式・制限時間は土木工学等で2時間30分36問、施工管理法+法規で2時間29問の合計4時間30分)出題されました。トータル(総合)での合格点は65点満点で39点(60%)前後です。絶対評価試験ですので60%以上の正解率で全員合格です。1次(学科)試験合格は翌年まで有効です。解答時間の半分で終了出来たならば、合格圏内です。1次(学科)試験合格後、約1.5ヶ月程で2次(実地)試験があります。これは制限時間2時間45分で施工管理法(経験記述・他4問中2問選択解答)合計3問について記述式で行う試験です。この中では経験記述(自分の施工体験記述)対策が重要で、あらゆる設問(施工計画・工程管理・品質管理・安全管理・原価管理等)に対応出来る様にしておきましょう。

最近の合格率は約30~50%前後(最終合格率)のようです。プロ用試験ですので2年以内の合格で標準と考えられます。試験内容は「土木」+「建築」です。業務関連(公園・遊戯施設・運動施設・ランドスケープ等)で受験する方もいますが、趣味関連(ガーデニング・エクステリア・茶室・花樹木・盆栽等)で受験する方もいる様です。試験の難易度は、技術系資格の中では比較的易しい方だと思います。

私の場合は運良く1回目の受験で「一級造園施工管理技士」試験に無事合格する事が出来ました(合格通知書は1次封書・2次葉書です)。私の勉強期間は1次(学科)試験対策で約2ヶ月間、2次(実地)試験対策で約1ヶ月間の合計3ヶ月間(1次独学・2次通信教育利用)でした。実務経験の中身にもよりますが、後学者の方には最低でも4ヶ月以上(1次・2次合計)の勉強期間を確保して欲しいと思います。
因みに、「一級造園施工管理技士」試験合格後の合格証明書交付費用として国土交通大臣(当時は建設大臣)に2300円の手数料を納付すると「1級技術検定合格証明書」(B5横型)が送付されて来ました。他に「監理技術者講習」を受講すると「監理技術者資格者証」(携帯カード型・5年更新)が交付されます。更に、独立開業(造園工事業等)される場合は経験年数5年以上の「経営責任者」が必要で、先ずは「一般建設業(造園工事業)」許可申請書+手数料を都道府県知事(会社支店等により国土交通大臣の場合あり)に納める必要があります。その後「2年以上の大型工事実績経験+会社資本(資産)等」をクリアーすると、「特定建設業(造園工事業)」許可を受ける事が出来ますが、厳しい書類審査等があり、易々と「特定建設業」許可は受ける事が出来ませんので覚悟が必要です。
道程は遠いですが、「人生をかける」つもりで頑張れば「何とかなる」もんですわぁ。

第8弾は「管理業務主任者」試験(資格)の予定です。

続きは次回に。


一級建築施工管理技士。

2004年05月29日 | 資格・検定

本日(5月29日・土)は「資格試験合格体験記」の第6弾の登場です(私の会社HPの「資格の部屋」を参照して下さい)。http://www.kobayashihome.co.jp/sikaku/sikaku.php

第6弾は「一級建築施工管理技士」試験(資格)です。この業界(建築工事業等)を目指す方には避けて通る事が出来ない登竜門です。これから受験を考えている方々の参考になれば良いなぁ~と思いますけど。
この資格は「建設業法」という法律(昭和24年制定・28業種、土木、建築、造園、管工事、電気、舗装、他)に基いて行われる「名称独占型」の国家試験(資格)です。しかし、公共事業等に置かれる現場監督等は「監理技術者資格者証」の交付を受けた者(「一級建築施工管理技士」等)が法律上義務付けられているため、この場合は「企業必置型」の資格に変身します。また、「特定建設業」等の営業許可の人的基準(専任技術者)にこの有資格者が該当します。「一級建築施工管理技士」=「特定建設業(建築工事業)」、「二級建築施工管理技士」=「一般建設業(建築工事業)」(難易度順)と憶えた方が分かり易いと思います。

私(KOBA)がこの「一級建築施工管理技士」試験を受験し、合格したのは平成4年1月の事(家内のKOBA♀は平成12年2月合格)でした(登録は同年3月)。
受験するには大学卒業後(4年制指定学科の場合)、3年以上(この年数のうち1年以上の指導監督的実務経験が必要)の実務経験が必要です。短大、高専等の指定学科も詳細に卒業後の実務経験年数が決められています。一般の方(指定学歴等無し)の場合には、先ず「二級建築施工管理技士」試験から挑戦しなければなりません。実務経験のみでの受験の場合は8年以上の経験が必要です。これも学歴等により実務経験年数が短縮されます。このルートの場合、「一級建築施工管理技士」試験は「二級建築施工管理技士」試験合格後、、5年以上の実務経験か、最近法改正により緩和された実務経験年数が必要となります。「一級建築士」試験合格者は1次(学科)試験が免除されますので、私はこのルートを利用して受験しました。因みに、同年10月(3週間前)に「二級建築施工管理技士」試験も模試代わりに受験して平成4年1月に無事合格(家内は平成5年1月合格、私の母親は平成7年10月合格、弟の蛇メタは平成16年2月合格)しました。
1次(学科)試験は大きく分けて3科目(建築学等・施工管理法・法規)で合計82問中60問解答(4択一式・制限時間は建築学等で2時間20分45問中27問選択解答、施工管理法+法規で2時間10分37問中33問選択解答の合計4時間30分)出題されます。トータル(総合)での合格点は60点満点で36点(60%)前後です。絶対評価試験ですので60%以上の正解率で全員合格です。1次(学科)合格は翌年まで有効です。解答時間の半分で終了出来たならば、合格圏内です。1次(学科)試験合格後、約3ヶ月程で2次(実地)試験があります。これは制限時間3時間で施工管理法(経験記述・他4問解答)合計5問について記述式で行う試験です。この中では経験記述が(自分の施工体験記述)対策が重要で、あらゆる設問(施工計画・工程管理・品質管理・安全管理・原価管理等)に対応出来る様にしておきましょう。

最近の合格率は約10~20%前後(最終合格率)のようです。プロ用試験ですので3年以内の合格で標準と考えられます。試験の難易度は他部門の「一級○○施工管理技士」試験の中では1番難しい試験です。

私の場合は運良く1回目の受験で「一級建築施工管理技士」試験に無事合格する事が出来ました(合格通知書は1次免除・2次葉書です)。私の勉強時間は2次(実地)試験対策で約1ヶ月間(通信教育利用)でした。1次(学科)試験は「一級建築士」保有者のため免除でした(ラッキー!)。実務経験の中身にもよりますが、後学者の方には最低でも6ヶ月以上(1次・2次合計)の勉強期間を確保して欲しいと思います。
因みに、「一級建築施工管理技士」試験合格後の合格証明書交付費用として国土交通大臣(当時は建設大臣)に1800円の手数料を納付すると「1級技術検定合格証明書」(B5横型)が送付されて来ました。他に「監理技術者講習」を受講すると「監理技術者資格者証」(携帯カード型・5年更新)が交付されます。更に、独立開業(建築工事業等)される場合は経験年数5年以上の「経営責任者」が必要で、まずは「一般建設業(建築工事業)」許可申請書+手数料を都道府県知事(会社支店等により国土交通大臣の場合あり)に納める必要があります。その後「2年以上の大型工事実績経験+会社資本(資産)等」をクリアーすると、「特定建設業(建築工事業)」許可を受ける事が出来ますが、厳しい書類審査等があり、易々と「特定建設業」許可は受ける事が出来ませんので覚悟が必要です。
道程は遠いですが、「人生をかける」つもりで頑張れば「何とかなる」もんですわぁ。

第7弾は「一級造園施工管理技士」試験(資格)の予定です。

続きは次回に。


一級土木施工管理技士。

2004年05月28日 | 資格・検定

本日(5月28日・金)は、「資格試験合格体験記」の第5弾の登場です(私の会社HPの「資格の部屋」を参照して下さい)。http://www.kobayashihome.co.jp/sikaku/sikaku.php

第5弾は「一級土木施工管理技士」試験(資格)です。この業界(土木工事業等)を目指す方には避けて通る事が出来ない登竜門です。これから受験を考えている方々の参考になれば良いなぁ~と思いますけど。
この資格は「建設業法」という法律(昭和24年制定・28業種、土木、建築、造園、管工事、電気、舗装、他)に基いて行われる「名称独占型」の国家試験(資格)です。しかし、公共事業等に置かれる現場監督等は「監理技術者資格者証」の交付を受けた者(「一級土木施工管理技士」等)が法律上義務付けられているため、この場合は「企業必置型」の資格に変身します。また、「特定建設業」等の営業許可の人的基準(専任技術者)にこの有資格者が該当します。「一級土木施工管理技士」=「特定建設業(土木工事業)」、「二級土木施工管理技士」=「一般建設業(土木工事業)」(難易度順)と憶えた方が分かり易いと思います。

私(KOBA)がこの「一級土木施工管理技士」試験を受験し、合格したのは平成9年1月の事でした(登録は同年3月)。
受験するには大学卒業後(4年制指定学科の場合)、3年以上(この年数のうち1年以上の指導監督的実務経験が必要)の実務経験が必要です。短大、高専等の指定学科も詳細に卒業後の実務経験年数が決められています。一般の方(指定学歴等無し)の場合には、先ず「二級土木施工管理技士」試験から挑戦しなければなりません。実務経験のみでの受験の場合は8年以上の経験が必要です。これも学歴等により実務経験年数が短縮されます。このルートの場合、「一級土木施工管理技士」試験は「二級土木施工管理技士」試験合格後、5年以上の実務経験か、最近法改正により緩和された実務経験年数が必要となります。私の場合は、平成7年10月に、「二級土木施工管理技士」試験に合格しておりましたが、大卒の受験資格の方で受験しました(2年間短縮です)。実務経験年数の長い方には、最近まで「講習」で「二級土木施工管理技士」を取得できる逃道(特典)がありました(現在は分かりませんが)。因みに、「技術士(関係部門に限る)」試験合格者は1次(学科)試験が免除されます。
1次(学科)試験は大きく分けて3科目(土木工学等・施工管理法・法規)で合計96問中64問解答(4択一式・制限時間は土木工学等で2時間30分62問中30問選択解答、施工管理法+法規で2時間34問の合計4時間30分)出題されました。トータル(総合)での合格点は64点満点で39点(60%)前後です。絶対評価試験ですので60%以上の正解率で全員合格です。1次(学科)合格は翌年まで有効です。解答時間の半分で終了出来たならば、合格圏内です。1次(学科)試験合格後、約1.5ヶ月程で2次(実地)試験があります。これは制限時間2時間45分で施工管理法(経験記述・他4問中2問選択解答)合計3問について記述式で行う試験です。この中では経験記述(自分の施工体験記述)対策が重要で、あらゆる設問(施工計画・工程管理・品質管理・安全管理・原価管理等)に対応出来る様にしておきましょう。

最近の合格率は約20~40%前後(最終合格率)のようです。プロ用試験ですので2年以内の合格で標準と考えられます。この試験の特徴は専門技術者が色々な分野(河川・道路・橋梁・鉄道・港湾・空港・ダム・トンネル・宅造等)で活躍している事から、不公平感排除のために試験問題の解答に選択解答式を採用しているところです。試験の難易度は、技術系資格の中では比較的易しい方だと思います。

私の場合は運良く1回目の受験で「一級土木施工管理技士」試験に無事合格する事が出来ました(合格通知書は1次封書・2次葉書です)。私の勉強期間は1次(学科)試験対策で約2ヶ月間、2次(実地)試験対策で約1ヶ月間の合計3ヶ月間(1次独学・2次通信教育利用)でした。実務経験の中身にもよりますが、後学者の方には最低でも4ヶ月以上(1次・2次合計)の勉強期間を確保して欲しいと思います。
因みに、「一級土木施工管理技士」試験合格後の合格証明書交付費用として国土交通大臣(当時は建設大臣)に2150円の手数料を納付すると「1級技術検定合格証明書」(B5横型)が送付されて来ました。他に「監理技術者講習」を受講すると「監理技術者資格者証」(携帯カード型・5年更新)が交付されます。更に、独立開業(土木工事業等)される場合は経験年数5年以上の「経営責任者」が必要で、先ずは「一般建設業(土木工事業)」許可申請書+手数料を都道府県知事(会社支店等により国土交通大臣の場合あり)に納める必要があります。その後「2年以上の大型工事実績経験+会社資本(資産)等」をクリアーすると、「特定建設業(土木工事業)」許可を受ける事が出来ますが、厳しい書類審査等があり、易々と「特定建設業」許可は受ける事が出来ませんので覚悟が必要です。
道程は遠いですが、「人生をかける」つもりで頑張れば「何とかなる」もんですわぁ。

第6弾は「一級建築施工管理技士」試験(資格)の予定です。

続きは次回に。


建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)。

2004年05月27日 | 資格・検定

本日(5月27日・木)は、「資格試験合格体験記」の第4弾の登場です(私の会社HPの「資格の部屋」を参照して下さい)。http://www.kobayashihome.co.jp/sikaku/sikaku.php

第4弾は「建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)」試験(資格)です。この業界(ビル管理業等)を目指す方には是非取得しておきたい資格です。色々な分野で活躍が出来る資格でもあります。今後受験を考えている方々の参考になれば良いなぁ~と思いますけど。
この資格は「建築物における衛生的環境の確保に関する法律(略称・ビル管法)」という法律(昭和45年制定)に基いて行われる「企業必置型」の国家試験(資格)です。特定建築物の所有者は、用途・規模によって有資格者の選任が法律上義務付けられています。また、「建築物清掃業」等他(数種類あります)の営業登録をする場合は人的基準にこの有資格者が該当します。

私(KOBA)がこの「建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)」試験(資格)を受験し、合格したのは平成12年11月の事でした(登録は同年12月)。
この資格は、「試験」又は「指定講習」のどちらでも取得が可能です。「試験」の場合の受験資格は、2年以上の実務経験があれば学歴・免許(資格)等は不問です。「指定講習」を受講の場合は、一定の免許(資格)+実務経験等が詳細に決められていますので注意が必要です。「講習」の期間は約1ヶ月間(100時間)ですので、会社等の業務命令でもなければ無理があると思います。因みに、「医師」、「一級建築士」、「技術士(関係部門に限る)」の資格保有者に関しては実務経験無しで受講(取得)する事が出来ます。私の場合は、「一級建築士」保有者でしたが、仕事を約1ヶ月間も休めないので「試験」の方を選択しました。
試験は7科目(行政概要・建築構造・室内衛生・給排水管理・室内管理・清掃・害虫防除)合計180問(5択一マークシート方式・制限時間は行政概要+建築構造+室内衛生+給排水管理で3時間90問、室内管理+清掃+害虫防除で3時間90問の合計6時間)出題されました。各科目ごとの合格点があり、トータル(総合)での合格点(180点満点で120点(67%)前後)もあります(合格点は毎年変動します)。相対試験ですので上位から何%が合格という一種の競争試験です。解答時間の半分で終了出来たならば、合格圏内です。技術系資格なのですが、実技試験は現在のところありません。

最近の合格率は約11~18%前後のようです。プロ用試験ですので3年以内の合格で標準と考えられます。合格率の変動が結構ありますので、各年度の試験問題の難易度又は、受験者層によって左右されている様な気がします。計算問題が結構ありますし、問題数の少ない午前中の「建築構造」科目と午後の「害虫防除」科目は「キラー科目」と言われていますので気を付けましょう。いずれ(数年先)、私の弟(蛇メタ)も受験する事になると思います。

私の場合は運良く1回目の受験で「建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)」試験に無事合格する事が出来ました(合格通知書は封書です)。私の勉強期間は約6ヶ月間(通信教育・模試利用)でした。私が今までに取得した資格の中では長い勉強期間の方だと思います。実務経験の中身にもよりますが、後学者の方には最低でも6ヶ月以上の勉強期間を確保して欲しいと思います。
因みに、「建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)」試験合格後の免状交付費用として厚生労働大臣(当時は厚生大臣)に2250円の手数料を納付すると「建築物環境衛生管理技術者免状」(A4縦型)が送付されて来ました。更に、独立開業(ビル管理業等)される場合は「監督者資格等指定講習」を受講(修了試験あり)して「修了証書」等の交付を受ける必要があります。私の場合は、平成13年6月に同法指定の「清掃作業監督者指定講習(2日間)」を受講(修了試験あり)して来ました。同年7月に無事「修了証書」(A4縦型・6年更新)が送付されて来ました。その後、「建築物清掃業」等他(数種類あります)の申請書+登録手数料を都道府県知事に納めて営業登録(6年更新)を取得する事になります。基本的に営業登録は自由(任意)ですので、営業登録を取得しなくても仕事は出来ます。しかし、公共機関等の仕事を受託される場合は必要となる場合がありますので注意が必要です。
道程は遠いですが、「人生をかける」つもりで頑張れば「何とかなる」もんですわぁ。

第5弾は「一級土木施工管理技士」試験(資格)の予定です。

続きは次回に。


マンション管理士。

2004年05月26日 | 資格・検定

本日(5月26日・水)は、「資格試験合格体験記」の第3弾の登場です(私の会社HPの「資格の部屋」を参照して下さい)。http://www.kobayashihome.co.jp/sikaku/sikaku.php

第3弾は「マンション管理士」試験(資格)です。分譲マンションの管理組合等に対して、相談・助言・指導・援助等を業とする者を対象として行う試験です。今後受験を考えている方々の参考になれば良いなぁ~と思いますけど。
この資格は「マンションの管理の適正化の推進に関する法律(略称・マン管法)」という法律(平成12年制定)に基いて行われる「名称独占型」の国家試験(資格)です。平成13年12月に第1回目の試験が行われました。当時は、「一級建築士(技術部分)」+「弁護士(法律部分)」に相当する「高度の応用能力を要する」、という国土交通省の謳い文句に踊らされた受験者がかなり存在したと思います。社会的ステータスは「不動産鑑定士」に次ぐとまで噂されていました。現に第1回試験には約12万人以上の受験申込があった程の熱狂振りでした。余りの合格率の低さのためか、将来性?のためか、現在は減少傾向にあります。「名称独占型」資格ですから、「マンション管理士」の名称を使用しなければ、無資格者が業務を行っても全く問題ありません。因みに、同法に基いて平成13年12月(1週間後)に第1回目の「管理業務主任者」試験も行われました。

私(KOBA)がこの「マンション管理士」試験(資格)を受験し、合格したのは平成14年1月の事でした(登録は同年4月)。
受験資格は、年齢・性別・学歴・職歴等に関わらず誰でも受験する事が出来ます。
試験は大きく分けて4科目(管理法令・管理組合・建物及び設備・マン管法)合計で50問(4択一マークシート方式・制限時間2時間)出題されました。合格点は50点満点で38点(76%)前後です(合格点は毎年変動します)。相対試験ですので上位から何%が合格という一種の競争試験です。1時間以内で終了出来たならば、合格圏内です。実技試験は現在のところありません。因みに、「管理業務主任者」試験合格者は5問免除となります。

最近の合格率は約7~8%前後のようです。誰でも受験する事が出来ますが、業務経験の無い一般人で3年以内で合格出来れば早い方だと思います。一般の受験者は「建物及び設備」科目(キラー科目です)の出来次第で他の受験者との差が付くと思われますので、少しでも苦手意識を排除した方が良いと思います。私の知人の1人はこの資格取得後、本社栄転になりました(ビックリ!)。今年の試験(12月予定)に家内(KOBA♀)と私の弟(蛇メタ)が挑戦する予定です。

私の場合は運良く1回目の受験で「マンション管理士」試験に無事合格する事が出来ました(合格証書はA4縦型です)。
私の勉強期間は、約0.5ヶ月間(独学・模試利用)でした。同年11月末の「米国CFP(上級ファイナンシャル・プランナー)」試験終了後の受験でしたので約0.5ヶ月間しかありませんでした(無理が祟ってか?親不知2本抜歯しました)。第1回目の試験でしたので、何を勉強して良いのか情報が錯乱していて検討が付きませんでした。とりあえず挑戦してみたら、内容は「建築士」+「建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)」+「宅地建物取引主任者」+「AFP(ファイナンシャル・プランナー)」+「管理業務主任者」等を混合した様な試験でした。上記の資格保有者や業務経験のある方にはラッキーだったと思います。私もその中の1人でした。初学者の方は、間口が広くて中深い試験なので、先に上記の試験又は関連資格取得後のステップアップの方が良いと思います。受験される方のバックグラウンド次第ですが、最低でも6ヶ月以上の勉強期間は必要と思われます。
因みに、「マンション管理士」試験合格後の登録費用として国土交通大臣へ登録免許税9000円と、試験団体への登録手数料として4250円を納付すると、「マンション管理士登録証」(A4縦型・5年更新)が送付されて来ました。他に手数料を支払えば試験団体から「マンション管理士証」(携帯用カード型・5年更新)を交付(希望者のみ)してもらう事が出来ます。独立開業される場合は営業許可というものが存在しませんので、自由に開業出来ます。しかしながら、この資格単体(1未満?)では相当の営業努力と人格等が備わっていなければ開業は難しい(食えないかも)と思います。関連する「業務独占型」資格との組合せ(兼業)によっては、[1+0.5=2~3]になる可能性は否定出来ません。この点は法律系資格の「行政書士」と似ているかもしれません。要は使い方(利用)次第です。将来は「業務独占型」資格になる可能性も充分考えられますが、時間がかかると思います。
道程は遠いですが、「人生をかける」つもりで頑張れば「何とかなる」もんですわぁ。

第4弾は「建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)」試験(資格)の予定です。

続きは次回に。


宅地建物取引主任者。

2004年05月25日 | 資格・検定

早速ですが、「資格試験合格体験記」の第2弾の登場です。この「資格コーナー」も結構数がありますので、「早く出し切りたい」と考えています(私の会社HPの「資格の部屋」を参照して下さい)。http://www.kobayashihome.co.jp/sikaku/sikaku.php

第2弾は「宅地建物取引主任者」試験(資格)です。これもまた、この業界(不動産業等)を目指す方には絶対に避けて通る事が出来ない登竜門です。今後受験を考えている方々の参考になれば良いなぁ~と思いますけど。
この資格は「宅地建物取引業法」という法律(昭和27年制定)に基いて行われる「企業必置型」の国家試験(資格)です。不動産取引をする場合、企業には社員5人の内最低1人は有資格者を置かなければなりません(将来は士業になる可能性もあります)。有資格者には「一部独占業務」もあり、国家試験(資格)の中では1番受験者の多い資格でもあります。

私(KOBA)がこの「宅地建物取引主任者」試験(資格)を受験し、合格したのは平成元年11月の事(家内のKOBA♀は平成5年12月合格、弟の蛇メタは平成12年11月合格)でした(登録は翌年6月)。前年は技術職(大工)で、この年は事務職(経理)でしたので、この法律(事務)系の試験(資格)は一石二鳥の受験でした。
数年前から受験資格は、年齢・性別・学歴・職歴に関わらず誰でも受験する事が出来ます(最年少合格者は中学1年生)。因みに、私が受験した頃は高卒以上か、関連他資格保有者等しか受験出来なかったと思います。それでも、合格前後の実務経験等が2年以上無ければ登録する事が出来ませんし、業務上必要な「宅地建物取引主任者証」の交付もしてもらえません。登録自体がネックになるという方は「実務講習」という「通信教育+3日間のスクリーング」に修了合格する事で、登録する事が出来ます。私はこの方法で登録をしました。
試験は大きく分けて4科目(権利関係・法令上の制限・宅建業法・その他法令)合計で50問(4択一マークシート方式・制限時間2時間)出題されました。合格点は50点満点で35点(70%)前後です(合格点は毎年変動します)。相対試験ですので上位から何%が合格という一種の競争試験です。とにかく解答時間(2時間)がありませんので、確実な知識が要求されます。1時間以内で終了出来たならば、合格圏内です。実技試験は現在のところありません。

最近の合格率は約10~15%前後のようです。誰でも受験する事が出来ますが、業務経験の無い一般人で3年以内の合格で標準と言われている様ですよ。一般の受験者は「法令上の制限」科目(キラー科目です)の出来次第で他の受験者との差が付きますので、少しでも苦手意識を排除した方が良いと思います。うちの会社担当だった某金融機関の社員は一流大学卒という肩書きがありましたが、5回(5年)以上受験しても合格出来ないので諦めたらしいです(他の社員談)。勿論、向き不向きもあるかと思いますが、彼は最初から舐めていましたねぇ(私に大口を叩いていました!)。私の知人も数名、今年度受験する予定ですが、「受け易い」と「受かり易い」では大違いですので注意(覚悟)が必要です。

私の場合は運良く1回目の受験で「宅地建物取引主任者」試験に無事合格する事が出来ました(合格証書はB5横型、現在はA4横型です)。私の勉強期間は、約2ヶ月間(通信教育・模試利用)でした。受験される方のバックグラウンド次第ですが、最低でも6ヶ月以上の勉強期間は必要と思われます(経験のある業界人には3年間5問免除という逃道(特典)もあります)。
因みに、「宅地建物取引主任者」試験合格後の登録費用として都道府県知事に3万円以上の手数料を納付すると「登録通知書」(B5縦型、現在はA4縦型、都道府県ごとに異なる)が送付されて来ました。他に「宅地建物取引主任者証」(携帯用カード型・5年更新)交付手数料の納付も必要です。更に、独立開業(不動産業等)される場合は「宅地建物取引業免許」の申請書+免許手数料を都道府県知事(会社支店等により国土交通大臣の場合あり)に納め+営業保証金1000万円(又は、関連協会に入会して弁財業務分担金+入会金等を支払う)を供託して、営業免許の「宅地建物取引業者免許証」(A4横型、都道府県ごとに異なる・5年更新)の交付を受ける必要があります。
道程は遠いですが、「人生をかける」つもりで頑張れば「何とかなる」もんですわぁ。

第3弾は「マンション管理士」試験(資格)の予定です。

続きは次回に。


一級建築士。

2004年05月25日 | 資格・検定

たま~に真面目な日記も投稿しなければと思い、今回からは私(KOBA)が取得している「資格試験合格体験記」をランダムに登場させて行きます(私の会社HPの「資格の部屋」を参照して下さい)。http://www.kobayashihome.co.jp/sikaku/sikaku.php

第1弾は「一級建築士」試験(資格)です。この業界(設計監理業等)を目指す方には避けて通る事が出来ない登竜門です。これから受験を考えている方々の参考になれば良いなぁ~と思いますけど。
この資格は「建築士法」という法律(昭和25年制定)に基いて行われる「業務独占型」の国家試験(資格)です。建築物の規模・構造・用途等によって「一級建築士」、「二級建築士」、「木造建築士」の3種類(難易度順)の資格者に分けられています。

私がこの「一級建築士」試験(資格)を受験し、合格したのは平成2年12月の事でした(登録は翌年2月)。この頃の私は営業職でした。余談ですが、この頃、家内(KOBA♀)のお腹の中には長女が入っていました(現在、中学2年生です)。
受験するには大学卒業後(4年制指定学科の場合)、2年以上の実務経験が必要です。短大、高専等の指定学科も詳細に卒業後の実務経験年数が決められています。一般の方(指定学歴等無し)の場合は、先ず「二級建築士」試験から挑戦しなければなりません。実務経験のみでの受験の場合は7年以上の経験が必要です。これも学歴等により実務経験年数が短縮されます。このルートの場合、「一級建築士」試験は「二級建築士」試験合格登録後4年以上の実務経験が必要となります。私の場合は昭和63年12月に、「二級建築士」試験に合格(家内は平成7年12月合格)しておりましたが、大卒の受験資格の方で受験しました(2年間短縮です)。
1次(学科)試験は4科目(計画・法規・構造・施工)合計で100問(5択一マークシート方式・制限時間は計画+法規で3時間50問、構造+施工で3時間50問の合計6時間)出題されました。各科目ごとの合格点があり、トータル(総合)での合格点(100点満点で70点前後)もあります(合格点は毎年変動します)。相対試験ですので上位から何%が合格という一種の競争試験です。1次(学科)合格は翌年まで有効です。解答時間の半分で終了出来たならば、合格圏内です。1次(学科)試験合格後、2週間程で2次(実技)試験の設計製図試験があります。これは制限時間5時間30分で要求された図面(配置図、平面図、断面図、他)を書き上げるものです。私は時計を2つ用意して、1つは10分早く設定し卓上に置きました。御陰で5時間40分(10分多く)ある(つもりに)事になりますので、最終チェックが楽になりました。それでも「サバイバルゲーム」という緊張状態(プロ中のプロ)になりますので冷静を保つ事が大事だと思います。私も試験終了後の翌日に具合が悪くなって病院へ行ったら「胃潰瘍」と診断されましたわぁ。

最近の合格率は約6~8%前後のようです。素人の受験出来ない試験(プロ用)なのに、この合格率ではハード過ぎます。1回の受験で合格する方の合格率は約0.3%らしいです。指定学科大卒の方で5年以内の合格で標準と言われている様ですよ。1次(学科)試験対策は「構造」科目(キラー科目です)の計算問題の出来次第だと思います。得意科目(苦手意識の排除)になるまで頑張るしかありません。2次(実技)試験対策は「エスキース」に時間をかけるべきだと思います。試験直前(10日前位)は1日1枚の「本書き図面」を時間を計って30分以上の余裕が出来るまで挑戦する事です。仕事をしながらの2次(実技)試験対策は「死ぬ思い」かもしれませんが、諦めたらそれまでです。私の知人の1人に13回目(13年)の挑戦で合格された凄い人もいます。最後まで諦めなかった根性と努力は大変素晴らしいと思います。現在では彼も「一級建築士」として第一線で活躍しております。

私の場合は運良く1回目の受験で「一級建築士」1次(学科)・2次(実技)試験共に無事合格する事が出来ました(合格通知書は1次・2次共、葉書です)。私の勉強期間は1次(学科)試験対策で約5ヶ月間、2次(実技)試験対策で約1ヶ月間の合計6ヶ月間(通信教育・模試利用)でした。実務経験の中身にもよりますが、後学者の方には最低でも1年以上(1次・2次合計)の勉強期間を確保して欲しいと思います。
因みに、「一級建築士」試験合格後の登録費用として国土交通大臣(当時は建設大臣)へ登録免許税6万円を納付しました。高いですねぇ。納付すると「一級建築士免許証」(A4縦型)が交付されました。他に「指定講習」を受講すると「受講修了証」(携帯用カード型・5年更新)が交付されます。更に、独立開業(設計監理業等)される場合は「一級建築士事務所」の申請書+登録手数料を都道府県知事に納めて営業登録の「一級建築士事務所登録証」(A4縦型・5年更新)を取得する必要があります。
道程は遠いですが、「人生をかける」つもりで頑張れば「何とかなる」もんですわぁ。

第2段は「宅地建物取引主任者」試験(資格)の予定です。

続きは次回に。


「オニタマオヤモリ」が欲しい!

2004年05月24日 | 生物・昆虫・環境
昨日(5月23日・日)、「某爬虫類フェスティバル」に参加するために九州へ「家族旅行」に行っている別海のかずさんから、何度と無く連絡がありました。種類的にも、量的にも素晴らしい様で、会場の雰囲気が、電話口から伝わって来ました。
私(KOBA)が以前から欲しかった「オニタマオヤモリ」も売っていた様ですが、価格を聞いて断念する事になりました。もう少し時間(流通量)が経たなければ安価にはならないと思います。因みに弟の蛇メタは、かずさんに頼んで「何か」を買った様です。

「オニタマオヤモリ」は通称「雷小僧」と呼ばれていて、オ-ストラリアの砂漠系に生息する地上歩行性の「ヤモリ(ゲッコー属)」です。最大でも15cm前後の大きさの様です。頭が大きくて愛嬌たっぷりで、短い尻尾の先端には玉が付いています。体には小さなトゲが一杯付いていて、いかにも悪戯しそうな大きな目がまた良いです。名前の通り「鬼玉尾」ですね。私には「子猫」の様な雰囲気に感じられます。

私が昨年11月から飼育している可愛い「ヘルメット・ゲッコー(ヤモリ)」(通称「瓜坊」・現在約8cm)と共に、後はこの「雷小僧」が手に入れば、「爬虫類」は卒業予定なのですが...いつも寂しい顔(目)をしている「ノブテール・ゲッコー(ヤモリ)」も魅力的ですが、「雷小僧」より高価です。どうも私の好きな「爬虫類」は「子猫」の様に頭でっかちなのが基準になっているみたいですわぁ。だって、「瓜坊」や「雷小僧」という通称(別名)ですよ。何か想像が付きますでしょう??
彼(かずさん)曰く、「来年は「某爬虫類フェスティバル」に一緒に行きましょう!」と、誘われてしまいました。うーん、「行ってみたい!」です。

続きは次回に。


幻の全日記タイトル集。

2004年05月23日 | 日記・雑感
今回は、データが全て消えてしまった過去(2001年12月~2004年5月)の「全日記タイトル」152話を列挙しておきます。読んでみたい「日記タイトル」があれば、メールで連絡して頂ければ「内容」をFAXで送付します(そんな人はいないだろうなぁ...苦笑)。

001、蛇ィメタルとクワガタ(でもメタリフェルは?)。002、謹賀新年。羽化・蛹化ラッシュでござる。003、ルーツ。004、クワ友K。005、仕事始め。006、ホラーマニア。007、愛猫?エース君登場!008、通称タフマン。009、ガッツだぜぇ~いっ。010、学校訪問&新年会。011、ファミリー会員について。012、ライセンス取得。013、最近の出来事。014、ギターの話。015、目指せ!家族サービスマン。016、新聞掲載とラジオ出演依頼の件。017、命名・電波ジャッカー!!!018、パーティの巻。019、CDコレクター。020、朝からTBF。021、最近の出来事Ⅱ。022、送別会。023、春一番。024、離島採集記録Ⅰ~長崎県対馬。025、離島採集記録Ⅱ~鹿児島県徳之島。026、離島採集記録Ⅲ~鹿児島県沖永良部島。027、離島採集記録Ⅳ~鹿児島県奄美大島。028、ゴールデンウィーク総集編。029、芽室”ふるさと森づくり事業”始動。030、試験勉強開始(ブリードセットも含む?)。031、今年度のクワガタ採集始まる!!032、開放されたよっ!033、ブリードギネスと採集ギネス。034、缶コーヒー物語。035、TBF総会。036、厚沢部への旅。037、遊びの会。038、離島採集記録Ⅴ~沖縄県石垣島。039、雑感...。040、とかち環境フェスティバル。041、クワガタ・カブトムシ飼育記録。042、受験生(世捨人)。043、別海町のカブトハウス!044、最近の出来事Ⅲ。045、途中経過。046、完全復活?047、クリスマス&モア。048、2002年度最終日記だろうなぁ?049、明けましておめでとう。050、ガム事件。051、落ち着かない!?052、2003年度・TBF新年会。053、コミック本を探し続けて。054、天然記念物。055、ミーティング持ち回り制度!?056、TBF食事会&遊びの会。057、資格ゲッタ~?058、お笑いビデオ鑑賞。059、TBF送別会関連報告。060、ゲーム馬鹿。061、廃盤中古CD巡りツアー。062、新成虫割出し作業。063、ネタの提供者達。064、卒業できん!065、クワカブ本。066、ゴールデンウィーク総集編Ⅱ(2003年度)。067、いろいろ...。068、原点への回帰。069、虫好人日記の危機。070、改訂版ギネスコーナー。071、灯火採集Ⅰ。072、灯火採集Ⅱ。073、勝ち組(居残り組?)。074、2003・いけだ体験フェスティバル。075、稚内への旅。076、離島採集旅行。077、でもメタリフェルは?078、映画鑑賞。079、家族のチカラ。080、離島採集記録Ⅵ~沖縄県本島。081、クワガタ・カブトムシ飼育記録Ⅱ。082、2003・西帯広ニュータウン連合町内会夏祭り。083、クワガタ・カブトムシ採集記録Ⅰ。084、北海道採集記録Ⅰ~道南編。085、「へヴィ・メタル」を愛し続けて(ZEP風に)。086、愛称「メガネ○゛ー△゛」(謙ちゃん風に)。087、「ようこそ先輩」~講演・交流会。088、「芽室の森・飼育場」~菌床廃材処理作業。089、女性軍団参上!090、平成15年十勝沖地震。091、最近の出来事Ⅳ。092、歓迎会。093、「オカメインコ」がやって来た!094、団体活動。095、念願の「ヘルメットゲッコー」!096、音響ルーム。097、最後の「お遊戯会」。098、記念撮影。099、デジタル・サラウンド・コードレスヘッドホン・システム。100、国家試験は「生き地獄」!101、2ちゃんねらー?102、「人間型ヒーロー」vs「怪獣」。103、病歴。104、切手収集。105、2003年度・TBF忘年会。106、髪が語る時代。107、愛猫「♂エース君」バースデイ。108、格闘技ファン。109、「性格・適性」占い。110、「ゾンビ」の定義。111、DVDデジタル・シアターシステム。112、「太陽にほえろ!」に憧れて。113、財テク&サイドビジネス。114、地獄の「オーケストラ」。115、「和名・学名」の考察・第一弾!116、異業種の集い。117、絶叫マシーン。118、海賊盤(ブートレッグ)。119、兄弟の絆。120、2003・最終ミーティング。121、忘れ去られた「プロフィール」。122、恐怖の「楳図漫画」。123、「皇居奉仕」での体験。124、「クリスマス」の想い出。125、花の応援団。126、趣味の作業。127、続・趣味の作業。128、年賀状の提出。129、仕事の選択。130、2003年度「総決算」!131、2004・迎春。132、正月休み総集編Ⅰ(2004年度)。133、「大雪」に関連して。134、2004年度・TBF新年会。135、家内が戻って来た!...(爆)。136、笑ってくれよぉ~っ!!137、13日の金曜日。138、お笑い系家族。139、「2004・春の住宅特集号」記事。140、会社HP更新作業。141、タイム・スケジュール。142、3月ミーティング。143、卒園式。144、自宅リフォーム工事終了。145、洋楽「廃盤DVDソフト」。146、北海道採集記録Ⅱ~北見編。147、「エゾサンショウウオ」採集記。148、○×写真集。149、根室への旅。150、材割採集。151、レベルアップ(経験値)。152、ゴールデンウィーク総集編Ⅲ(2004年度)。

多過ぎて、読むだけで具合が悪くなって来ますねぇ(笑)。でも、当然なのですが、私(KOBA)の場合はその時々の懐かしい情景が浮かんで来ますわぁ。

続きは次回に。


リニューアル・オープン!

2004年05月23日 | クワガタ・カブトムシ・TBF

久し振りの日記???です(笑)。
実は、私(HN・KOBA)の御世話になっている「十勝ビートルファクトリー(略してTBF)」のHP「虫好人日記」に今月(5月)中旬頃、大アクシデントがあり、ここのHPを利用しているメンバーの方の過去日記データが「全て消去」という事態が発生してしまいました。本当に申訳ありません。無くなってしまったものは仕方が無いので、「前向きに進んで行こう!」との事で、以前(2001年12月~2004年5月までの全152話)の日記タイトル「蛇ィメタルとクワガタ(でもメタリフェルは?)」から「リニューアル」して、私専用の「専務の日記」というタイトルで「再出発」する事になりました。今回からは、私の「会社HP」と趣味交流&ボランティア団体の「TBF・HP」とが相互にリンクするように当HP管理人のKZTさんが設定をしてくれました。彼(KZTさん)なりの努力と誠意がひしひしと伝わります。どうも有難うございました。今後の日記は一般の方々が読む事を想定して、なるべく具体的(分かり易く)に注釈等を交えながら書こうと思っています(今までの日記もそうしたつもりなのですが...かなり「マニアック」な話題等も登場しますから)。残念ながら、過去に登場した日記内容・タイトル等の使い回しはしません...一応、過去の全ての日記(全152話+ボランティア&メディア関係)は「文書化(プリント)」して保存してありますので我家(KOBA宅)でならば閲覧する事が出来ます(笑)。

家内(HN・KOBA♀、設計部・経理部担当役員)と私の弟(HN・蛇メタ、不動産部・管理部担当職員)は、21日(金)から本日23日(日)の夜まで「管理業務主任者実務講習・試験」のため「札幌出張」です(私は既に取得済みです)。今夜(23時頃到着予定)は私が「JR」まで迎えに行く事になっています。因みに、朝から母親(常務)は「パチンコ」、長女(中2)は「テニス練習試合」、次女(小5)は「町民バドミントン大会」出場、長男(小1)は友達宅へ出掛けています。自宅には父親(社長、建築部・土木部担当役員)と私(専務、コンサルティング部・全部門担当役員)しか残っておりません。とても静かな一日です(苦笑)。

さて、「リニューアル・オープン!」の第一話(通算153話目)は、昨日(5月22日・土)の20時から帯広のKINさん宅(初)で行われたTBF「5月ミーティング」の模様を簡略して報告する事にしました。帯広市郊外の田舎町?にあるKINさん宅は、数年前新築の立派な戸建住宅です。難点は携帯電話の電波が非常に弱いため、連絡するのが辛い状態の所であります(笑)。まぁ、連絡手段は色々とありますので、それなりに対処は出来ますが。到着後早速、2階の「クワガタ・カブトムシ飼育ルーム」へ視察に行くと、まだ単身赴任先(釧路)からの引越整理作業が進んでいない様子で、かなり?凄い状態になっていました(笑)。数年前のFMさん宅や別海のかずさん宅(カブトハウスだった!)、私の自宅(クワガタ・カブトムシが約130種・計2000匹以上いた!)...etcより凄い状態になっていましたねぇ。きちんと「整理整頓」すればスッキリするのかもしれませんが(笑)。今回のミーティングでは、6月の「イベント参加(3年連続)」の件、「TBF・HP全面改訂(リニューアル)」の件、今年度(2004年度)の「会費」の件、毎年恒例の「ボランティア作業」の件、7月の「ファミリー親睦会」の件、8月の「夏祭り参加(2年連続)」の件等が議題に上がりました。その後は、いつもの如く「トレード」や「ワイワイ・ガヤガヤ」等で楽しい一時を過ごしました(4月末の「材割採集会」のビデオ上映もしました)。今回の行き帰りは、青ちんさんの車に同乗させて頂きました(私も「仕事関係」では運転しますが、「趣味関係」の時は結構楽させて貰ってます)。毎度どうもです。最終散会は夜中の1時30分過ぎでした。会場提供をしてくれたKINさん、どうも有難うございました。

「5月ミーティング」参加者の皆々様です。
KINさん、中標津のDEMさん、KZTさん、青ちんさん、moriさん、Kさん、きにらさん、こたにさん、グルコースMさん、FMさん、キリンさん、私(KOBA)。
来月の「6月ミーティング」はキリンさん宅の予定(6月10日・木・20時~)です。今回参加出来なかった方は、議題報告等がありますので是非参加して頂けると有難いです。

今後も、「家庭」、「仕事」、「勉強」、「資格」、「趣味」、「親睦」、「旅行」、「メディア」、「体験談」、「その他」等のバランスを考えながら、日記を投稿する予定ですので、読者の皆様応援ヨロシクですぅ。

続きは次回に。