昨日は冷たい風が吹いて寒かったですが、今日は晴天。風が無く暖かです。
Wさんの知り合いのお茶の先生のお宅で、裏千家の初釜の催しがあり、茶道初級者ながら参加させてもらいました。
一時間前に着物を着だしたにもかかわらず、納得がいかず時間ぎりぎりなってしまい焦りましたが、なんとか間に合いました。
これを「つくばい」と言うそうです。
手を洗い口をすすいで、茶席へ通ります。
席に入るとまず床の間の掛物や窯を拝見し、厳かな「炭手前」から始まりました。
炉に炭をつぐ作法も見させてもらいました。
炭の置き方も芸術的、とてもこだわりがありました。
そして懐石へ続きます。
ここで一旦私達は露地に出て、内露地の腰掛でしばらく休息してから二度目の席入りをします。
続いて濃茶のお点前。口に含んだ濃茶はまったりとなめらかでいい味でした。
最後に薄茶を頂いて、お茶会は終了です。
お道具の拝見など時間を含め、約3時間半、ゆったりしたひと時を過ごさせてもらいました。
そうそう、茶道口にある縁のないこのふすま、「坊主ふすま」と言うそうです。
心配した着物も着崩れる事無くやれやれでした。