かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

折花神社と折花姫伝説(相模原市青根)

2016年08月04日 | 神奈川の神社仏閣

折花神社は、山北藤野線(神奈川県道76号)の神ノ川沿いにあります。

鳥居


鳥居と神社の看板

看板には「戦国武田氏武将乃姫折花を祀る」とあります。

折花姫にはいくつか言い伝えがあり、
武田勝頼公の家臣の小山田六右衛門が武田家滅亡時にこの地に逃れ住んでいたものの、
追手に見つかり自害したというものや、平家落武者の娘だったなどです。

鳥居から先、河に突き出た部分に祠があります。





祠の奥は立ち入り禁止の看板があります。


折花神社の解説板

折花姫の父は「小山田六右衛門」となっています。


ちなみに、神ノ川ヒュッテや日陰沢橋のある地名は「長者舎」というそうですが、
落ちのびてきた武家一家の住まいがあったことから、そう呼ばれるようになった。
という言い伝えもあるようです。


さて、折花姫と一緒に逃げた乳母と爺が追手に討たれたといわれ、
それぞれお宮が祀られています。

神之川キャンプ場の入り口の向かいにある「ジジイ宮」




音久和集落の道路沿いにある「バアバア宮(ウバ神)」



ともに、折花姫を逃がすために討たれたといいます。
ジイジ宮、バアバア宮の看板には、折花姫の父は「小山田六左衛門」となっています。


折花姫は、小山田八左衛門の娘という説もあります。
小山田八左衛門は、武田勝頼を最後に裏切った小山田信茂のいとこと言われています。
武田信玄のムカデ衆、勝頼の重臣だったといわれ、武田家滅亡後の残党狩りで
道志川で討死したといわれています。

小山田八左衛門のお墓が、青野原地区の道志みちから少し入ったところにあります。
看板

草に覆われていますが、お墓があります。


神ノ川林道の入り口の青根地区から東に約6kmほど行った青野原地区の、
青野原西野々交差点そばから道志川に向かう細い道の途中にあります。


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