渡辺竜王に佐藤二冠が挑戦する竜王戦七番勝負第5局は佐藤先生の勝利、これで渡辺先生の3勝2敗となりました。佐藤先生のカド番となったこの対局ですが、中継ブログの解説によると穴熊に構えた渡辺先生が中盤はむしろ優勢だった様です。しかし佐藤玉は渡辺先生の攻めを凌いで上部に脱出、解説によると『負けはなく、勝ちか引き分け』と言う状況に。最終的に、渡辺先生の投了となりました。
とてもプロ棋士の先生の棋風を評価できる立場ではありませんが、佐藤先生の入玉は初めて見た気がします。竜王ブログに寄せられたファンのコメントを見ても、渡辺先生のファンが集まるサイトにも関わらず『この勝負をもう少し長く見れる喜び』が多く書き込まれています。どちらのファンにとっても、このカードは本当に魅力的な勝負なのでしょう。僕自身は世代的に近い佐藤先生のファンなのですか、その事を離れてもこのキリキリする様な勝負をあと2局見てみたいと思います。
さて、その他の棋戦を少し。
棋王戦本戦では、ベスト4のうち羽生二冠VS木村八段の対局がありました。結果は羽生先生の勝ちで、羽生先生はすでに決勝進出を決めている深浦王位との対局となります。言うまでもなく先の王位戦ではフルセットの激戦のうえ深浦先生が羽生先生からタイトルを奪っていますので、この1局はそのリベンジ戦として注目されそうです。一方の深浦先生は前期の棋王戦トーナメントでトーナメント優勝を飾りながら、配車復活組の佐藤棋聖に敗れて挑戦者の座を逃しています(佐藤先生は五番勝負で森内棋王を破り、二冠目を獲得)。今回の決勝には格別の思いがあるでしょう。
また、羽生先生に敗れた木村先生は、深浦先生に敗れて敗者復活組に回った阿部八段と対戦します。敗者復活戦もありますので、挑戦権の行方はまだまだわかりませんね。
王将戦はもう1局進み、久保八段が丸山九段を下しました。これで3勝1敗となった久保先生は、佐藤先生と並んでのリーグトップとなりました。これに3勝2敗の森内先生、2勝2敗の谷川九段と深浦先生が続いています。今後の勝負で、必ず4勝以上の棋士が出ますので現時点で0勝4敗の藤井九段、2勝3敗の丸山先生は優勝の目がなくなっています。佐藤・久保・森内・谷川・深浦の各先生は全員優勝の可能性がありますが、特に3勝1敗でトップの佐藤先生・久保先生の直接対決が終わってますのでこのお二人での潰し合いがなく、最後まで激戦が続きそうです。王将戦は6回戦は12月3日・5日・6日に、最終7回戦は抜け番の森内先生を除いた一斉対局が12月10日に行われます。
とてもプロ棋士の先生の棋風を評価できる立場ではありませんが、佐藤先生の入玉は初めて見た気がします。竜王ブログに寄せられたファンのコメントを見ても、渡辺先生のファンが集まるサイトにも関わらず『この勝負をもう少し長く見れる喜び』が多く書き込まれています。どちらのファンにとっても、このカードは本当に魅力的な勝負なのでしょう。僕自身は世代的に近い佐藤先生のファンなのですか、その事を離れてもこのキリキリする様な勝負をあと2局見てみたいと思います。
さて、その他の棋戦を少し。
棋王戦本戦では、ベスト4のうち羽生二冠VS木村八段の対局がありました。結果は羽生先生の勝ちで、羽生先生はすでに決勝進出を決めている深浦王位との対局となります。言うまでもなく先の王位戦ではフルセットの激戦のうえ深浦先生が羽生先生からタイトルを奪っていますので、この1局はそのリベンジ戦として注目されそうです。一方の深浦先生は前期の棋王戦トーナメントでトーナメント優勝を飾りながら、配車復活組の佐藤棋聖に敗れて挑戦者の座を逃しています(佐藤先生は五番勝負で森内棋王を破り、二冠目を獲得)。今回の決勝には格別の思いがあるでしょう。
また、羽生先生に敗れた木村先生は、深浦先生に敗れて敗者復活組に回った阿部八段と対戦します。敗者復活戦もありますので、挑戦権の行方はまだまだわかりませんね。
王将戦はもう1局進み、久保八段が丸山九段を下しました。これで3勝1敗となった久保先生は、佐藤先生と並んでのリーグトップとなりました。これに3勝2敗の森内先生、2勝2敗の谷川九段と深浦先生が続いています。今後の勝負で、必ず4勝以上の棋士が出ますので現時点で0勝4敗の藤井九段、2勝3敗の丸山先生は優勝の目がなくなっています。佐藤・久保・森内・谷川・深浦の各先生は全員優勝の可能性がありますが、特に3勝1敗でトップの佐藤先生・久保先生の直接対決が終わってますのでこのお二人での潰し合いがなく、最後まで激戦が続きそうです。王将戦は6回戦は12月3日・5日・6日に、最終7回戦は抜け番の森内先生を除いた一斉対局が12月10日に行われます。