おきらく子育て日記  ☆怒涛の単身赴任編☆

男の子ふたりとその両親の、平凡な日常を綴ります。

竜王戦と、棋戦いろいろ

2007年11月30日 21時10分57秒 | 将棋の話題
渡辺竜王に佐藤二冠が挑戦する竜王戦七番勝負第5局は佐藤先生の勝利、これで渡辺先生の3勝2敗となりました。佐藤先生のカド番となったこの対局ですが、中継ブログの解説によると穴熊に構えた渡辺先生が中盤はむしろ優勢だった様です。しかし佐藤玉は渡辺先生の攻めを凌いで上部に脱出、解説によると『負けはなく、勝ちか引き分け』と言う状況に。最終的に、渡辺先生の投了となりました。

とてもプロ棋士の先生の棋風を評価できる立場ではありませんが、佐藤先生の入玉は初めて見た気がします。竜王ブログに寄せられたファンのコメントを見ても、渡辺先生のファンが集まるサイトにも関わらず『この勝負をもう少し長く見れる喜び』が多く書き込まれています。どちらのファンにとっても、このカードは本当に魅力的な勝負なのでしょう。僕自身は世代的に近い佐藤先生のファンなのですか、その事を離れてもこのキリキリする様な勝負をあと2局見てみたいと思います。

さて、その他の棋戦を少し。
棋王戦本戦では、ベスト4のうち羽生二冠VS木村八段の対局がありました。結果は羽生先生の勝ちで、羽生先生はすでに決勝進出を決めている深浦王位との対局となります。言うまでもなく先の王位戦ではフルセットの激戦のうえ深浦先生が羽生先生からタイトルを奪っていますので、この1局はそのリベンジ戦として注目されそうです。一方の深浦先生は前期の棋王戦トーナメントでトーナメント優勝を飾りながら、配車復活組の佐藤棋聖に敗れて挑戦者の座を逃しています(佐藤先生は五番勝負で森内棋王を破り、二冠目を獲得)。今回の決勝には格別の思いがあるでしょう。
また、羽生先生に敗れた木村先生は、深浦先生に敗れて敗者復活組に回った阿部八段と対戦します。敗者復活戦もありますので、挑戦権の行方はまだまだわかりませんね。

王将戦はもう1局進み、久保八段が丸山九段を下しました。これで3勝1敗となった久保先生は、佐藤先生と並んでのリーグトップとなりました。これに3勝2敗の森内先生、2勝2敗の谷川九段と深浦先生が続いています。今後の勝負で、必ず4勝以上の棋士が出ますので現時点で0勝4敗の藤井九段、2勝3敗の丸山先生は優勝の目がなくなっています。佐藤・久保・森内・谷川・深浦の各先生は全員優勝の可能性がありますが、特に3勝1敗でトップの佐藤先生・久保先生の直接対決が終わってますのでこのお二人での潰し合いがなく、最後まで激戦が続きそうです。王将戦は6回戦は12月3日・5日・6日に、最終7回戦は抜け番の森内先生を除いた一斉対局が12月10日に行われます。




関西見出し録

2007年11月28日 08時50分26秒 | おきらく日常生活
大阪版の新聞の見出しから。

『マクド、調理日張替え』

マクドとは、言わずとしれたマクドナルドのこと。
関東ではマックと略しますが、関西ではマクドと言われるのはわりに有名ですね。

しかし、新聞の見出し(しかも1面)で『マクド』ってのは…。
どんなもんでしょうね?(笑)

棋戦いろいろ

2007年11月27日 08時54分28秒 | 将棋の話題
渡辺竜王に佐藤二冠が挑戦する竜王戦七番勝負は第4局を終えて3勝1敗、渡辺先生が防衛に王手をかけています。先に行われた王位戦七番勝負では当時の羽生王位が1勝3敗と土俵際に追い詰められてから3勝3敗のタイに戻しましたが、今回の竜王戦はいかがなものでしょうか(ちなみに王位戦は最終局を挑戦者の深浦八段が制してタイトル奪取)。
その竜王戦第5局は明日から行われます。しかしあの思いタイトル戦をほぼウイークリーで続けている訳ですから、お二方とも信じられない様な精神力なんでしょうね。

その佐藤先生は、王将戦リーグで森内名人を破って3勝1敗とし現時点でのリーグトップとなりました。抜け番や他棋戦との兼ね合いもあって対局数の差はありますが、森内名人が3勝2敗、久保八段が2勝1敗となっています。ただ星数も接近していますのでまだまだ挑戦権の行方はわかりませんが。

A級順位戦では木村八段が昨年の名人戦挑戦者である郷田九段を倒し、初のA級入りから5連勝となりました。これでトップは木村先生、そして郷田先生・羽生先生と三浦八段が4勝1敗で追いかける展開です。無敗・1敗で4人になりますので、2敗以上の棋士は優勝はかなり難しくなったのではないでしょうか。
一方の降格争いも5敗と4敗が合わせて4人となり、こちらも激戦となっています。外野からの野次馬に取っては、最後まで面白いリーグとなりそうですね!




地区セン将棋

2007年11月26日 22時20分49秒 | 将棋の話題
先週末に、長男たろすけは久しぶりに地区センターの将棋教室に行ってきました。
結果は連盟支部長の先生に1勝1敗、お手伝い頂いている先生に0勝1敗。最近まったく将棋の勉強をしていないので、1勝は相当緩めて頂いたのでしょうか。

この日は教室の運営の事で嫁さんが他のお母さんと色々話してきました。将棋教室と言っても地区センターの一室を借りて先生には実費と若干のお礼をお渡しするのみでほぼボランティアで見て頂いているので、保護者のお手伝いも必要です。僕がいれば少しはお役に立ちたい所なのですが、こればかりはどうしようもありません。
そんな事もあって次男じろすけも一緒に地区センへ行ったのですが、畳の部屋で終始『ぐにゃぐにゃしていた』そうです(苦笑)。次男はまだまだ将棋盤には迎えそ
うもありませんね。

なお、長男と学校の同級生であるBくんが前週にJTの大会に行ってきたとの事。どうやら予選は通過したらしく、長男も「行きたかった」と。でも子供大会は土曜ですから通塾のため行けなかったのですが。
今後、12~2月には例年であればU-18将棋スタジアム、三崎マグロ、そして地元の大会もあります。普段まったく勉強していないので上位入賞を望むべくもありませんが、ぜひどこかで参加できれば良いなと思っています。



職住接近?

2007年11月20日 18時49分53秒 | おきらく日常生活
大阪に来て、通勤時間は劇的に短くなりました。自宅から職場までドアトゥドアで30分強です。これが東京では通勤は1時間半以上かかっていましたから、半分どころか3分の1近くまで短くなっています。

と言うのは普通に考えればありがたい事ではあるのですが、弊害もあります。東京時代は始発電車で座っていましたので、朝の通勤時には本を読んだり、居眠りをしたり、新聞を読んだり、うたた寝をしたり、メールを打ったり、睡眠不足を補ったりしてました(って、ほとんど寝てました・笑)。それが現在は通勤30分強のうち実際に社内にいるのは10分足らずですので、乗ったらいきなり着いてしまうので何と言うか気分転換にならないんですね。

まあ、思えば贅沢な悩みなんですが…。


和歌山へ。

2007年11月19日 08時44分16秒 | おきらく日常生活
週末は、社内旅行で和歌山方面へ。就業後にチャーターバスで行ったのですが、移動は2時間ほどでした。海なら和歌山、山なら六甲や生駒、湖なら琵琶湖とそちこちに名所があるのが大阪の魅力ですね。
1泊のあとみかん狩りに行きました。もぎたてのみかんは確かに新鮮でしたが、取り放題なのはその場で食べる分だけで持ち帰りは別精算なのですね。かと言って何十個も食べられるはずもなく、悩ましい所でした(笑)

テレビのない生活になってもうすぐ一ヶ月、囲碁将棋ジャーナルもNHK杯も観れない事に気付きました(って、来る前からわかってた訳ですが…)。
昨日の対局結果はPCサイトでもわかりますが、NHK杯はしばらく結果がわからないのですね…。うーん、PCじゃなくてテレビを買おうかな。


棋戦いろいろ

2007年11月17日 17時30分47秒 | 将棋の話題
昨日は順位戦B級2組が一斉に行われました。記事でも紹介した屋敷九段VS山崎七段の対局は、山崎先生の勝ちとなっています。
昇級争いとしては、1敗で並んでいた上記の屋敷先生と佐藤秀六段が破れ一歩後退。一敗を守っているのは神谷七段と松尾七段ですが、お二方とも順位が中盤以下ですので優勝の行方はまだまだわかりません。二敗組は屋敷先生・佐藤先生の他に4人、合計6人です。

A級は第5局で谷川九段が久保八段との関西対決を制し、ようやく1勝目を上げました。これでこのお二方に行方八段を加えた3人が1勝4敗で並びました(ちなみに『谷川が久保に勝ち、久保が行方に勝ち、行方が谷川に勝つ』と言う三すくみ状態です)。この他に佐藤二冠が0勝5敗ですので、谷川先生に取っては順位の良さが最後に利いてくるかもしれません。今期も『将棋界の一番長い日』が注目されそうです。A級の第5局は郷田九段VS木村八段、丸山九段VS三浦八段が残っていますが、これらはそれぞれ4勝0敗同士、3勝1敗同士と優勝争いに直結する対局です。熱戦が期待できそうですね。

王将戦リーグはこの一週間で2局が行われ、丸山先生が藤井九段を、深浦八段が佐藤康先生を破っています。抜け番や他タイトル戦との兼ね合いがあり棋士によって進行はまちまちなのですが、勝ち星が選考しているのは森内名人が勝1敗、佐藤康先生と谷川先生がそれぞれ2勝1敗となっています。また、藤井先生は0勝3敗と厳しい結果になっています。こちらもまだまだ優勝の行方はわかりません。

女流名人位戦のA級リーグでは、トップを走る清水女流二冠が島井女流初段に敗れました。島井先生は残念ながらB級への陥落が決まっていますが、優勝争いの上ではポイントとなる勝ち星を上げました。次局の最終第9局では6勝2敗で並走する清水先生と斎田倉敷藤花の直接対決があり、勝者が2敗維持で最低プレイオフの権利を得ます。ここで現在5勝2敗の甲斐女流二段が勝利を上げればプレイオフ進出、負ければ清水VS斎田の勝者がそのまま矢内女流名人への挑戦権を得ます。
女流名人位戦A級も最終局は一斉対局でしょうか?であれば、『女流棋界の一番長い日』になりそうですね。



棋士を発見!

2007年11月16日 17時42分12秒 | 将棋の話題
大阪での勤務先はJR大阪駅と、福島駅の間位にあります。その福島駅は、関西将棋会館の最寄駅。

で、今朝会社に近くでどこかで見た様な顔を見つけました。確か将棋講座で…。
僕の見間違えでなければ、屋敷九段でした。連盟HPで大局予定を見ると、関西将棋会館でB2順位戦、山崎七段戦があります。
屋敷先生と言えば長男たろすけが将棋に興味を持ち始めた時、NHKで将棋講座の講師をされてました。たしかアシスタントは鈴木環那女流初段だった様な…。

屋敷九段と言えば、最年少でのタイトル奪取記録保持者だそうですね(当時の事をリアルタイムでは知りませんでしたが…)。将棋講座では優しそうな語り口が印象的でしたが、ぜひ対局の方でももうひと暴れふた暴れして頂きたいと思います!

(他人の空似でしたら、ごめんなさい・笑)


We are REDS!

2007年11月15日 08時58分19秒 | 観るだけスポーツ日記
なんと!
昨日のアクセスは、一昨日を上回りました。
うーん、あの滅茶苦茶な見出しのせいとしか思えない…。

では。
『ボクシングの亀○、奨励会編入試験受験へ!
 「将棋は盤上の格闘技や!」』
(すいません、これくらいにします・笑)

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サッカーJ1の浦和レッズがアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で優勝、同大会では日本勢として初優勝を飾りました。
この大会はアジア各国のサッカーリーグの優勝・準優勝チームが集まるものですが、日本からはJリーグのリーグや天皇杯の優勝・準優勝チームということで浦和レッズと川崎フロンターレが参加していました。サッカー界ではヨーロッパおよび南米に代表・クラブともに競合が揃い、正直アジアは弱小地域と言わざるを得ません。しかし、日本は長らくそのアジアを制する事もできませんでした。そう言う意味でこの優勝は日本サッカー界にとって大変価値のあるものです。NET上の掲示板を見ても浦和以外のサポーターからも優勝を祝するメッセージがあり、大変に嬉しく思います。
その浦和も、ぶっちぎり(懐かしい表現ですね・笑)でACLを制した訳ではなく、各国を代表するクラブとしのぎを削っての頂点となりました。もちろん今後も日本からのチームの活躍を期待しますが、それ以上にACLのレベルが上がってアジア全体が世界から一目置かれる様になって欲しいと思います。
なお、優勝した浦和はクラブ・ワールドカップに出場、さらに高いレベルで戦います!